英彦山 へ

6月20日（土）終日曇り～と午後後半から薄日射す天気。　通　３３回目

今日は　のっけから私的にはレアな野草との出会いに期待して向かいましたが望みどうりに、初見で感激ひとしおでのスタートとなりました。

＜富岳鈴虫・フガクスズムシ・フガクスズムシソウ＞　

「フガク」は富士山周辺が産地と思われたことによる。
生態と形態 ブナ林樹帯のブナ、モミなどの古木にコケ類とともに着生する。冬はコケの中の球茎（バルブ）のみが残り、毎年更新する。
新しい球茎（バルブ）に２枚の葉がつき、１０cmほどの高さとなり、淡紅紫色の花を２～６個咲かす。花期 ５月～６月





いや～何と目新しい野草でしょうか、以前から是非出会いたいと思っていたのですが今日はラッキーでした。

それでは順を追って登山編を続きます。今日は取り付きの関係から　英彦山青年の家からスタートです
心地いい　杉植林の遊歩道を豊前坊の高住神社へ向けて登山開始です・





道沿いには　＜二人静＞



15分余りで高住神社、参道に到着



＜ミズタビラコ＞



さあいよいよ　本格的な登山開始となります



少し歩き始めると、＜ヤマアジサイ＞に出会います









＜キヨスミウツボ＞





＜サルナシ＞少し見ごろを過ぎつつありました。





＜タカネマンネングサ（高嶺万年草）　　　＞？？ と判明しました　ベンケイソウ科
山地の岩上や樹幹に生育する多年草。草丈10 - 25 cmで茎は赤みを帯びる。花茎は直立し，茎の先に直径約1 cmの黄色の５弁花を多数咲かせる。花期：6 - 8月





＜タンナサワフタギ＞かなり時期は過ぎていました





北岳近くの巨岩上に着床している、コバノギボウシ



熊ゲラ？・赤ゲラ？・などの　突いた穴？





雰囲気がいい　鞍部の山ガスに包まれたブナなどの樹林





北岳付近から見える　主峰　中岳、濃いガスが走って見え隠れしています



古木に着生した　ギボウシ



オオヤマレンゲはもう残り少ない花です。わずか一輪の花を確認しただけでした





＜ヒカゲノカズラ＞　シダ植物、今まで何度もみてきましたが　今回やっとその存在名を確認いたしました



今日はよく　英彦山シカに出会います、だんだん　その頭数が増えて？きているのでしょうかね







びっくりするような見事な　＜ツチアケビ＞



そして　クモキリソウ



クモキリソウの足元にピンクの小花　＜ヒナラン＞だそうです



心配された　天気も山ガスは深いものの、雨にも会わず、むしろ日差しがない分かえって涼しい英彦山登山編でした、