つれづれなるままに落書き

オタクの毎日は実に刺激的で彩りゆたかなのであります。せっかくなので、おもしろかったこととか記録しとこうかな…とか。

グロリア少年合唱団2013メサイア公演♪

2013-12-25 08:05:12 | グロリア少年合唱団

12月23日(祝)、げんさんの所属する『グロリア少年合唱団』の年末恒例メサイア公演が開催されました!!!

午前中のどんよりとした曇り空も、3時の整理券配布前にすっきり晴れあがり、

なんという天使日和か!(笑)

11時半に息子を雪ノ下教会に送りとどけると、プロのオケ奏者の方やソリストの方が続々集合。

すでにラッパの高らかな音色がお御堂に響きわたっており、親もウキウキです♪

おどろいたのは3時の整理券配布に長蛇の列ができたこと。

みんなやっぱり天使を前のほうで見たいのね(笑)

オケの音は後ろか二階のほうがよく響きあっていいと思うんだけど・・・・・自分も今回は息子の初全曲演奏なので前のほうへ(^^;)

やっぱりね、音は後ろのほうがよかったかなとおもいました(^^;)

(前のほうすぎて、弦楽器の音がちょいとナマだった(笑))

でも、白いカソックを着たおちびさんたちのかわいいことかわいいこと!!!

オタクとして、今回は前で正解だったなと(笑)

来年はオケ奏者としてじっくり二階で鑑賞したいとおもいます。(大人だからね!)

演奏はすばらしいのひとことでした。

オケ奏者もソリストももちろん指揮者も一流揃いで、

コンマスの人はなんか有名なオケのコンマスとかやってる人だ。この人知ってる。ものすごいいい音だった。

テノールのソリストさんの声がすばらしく、ちょっとふるえた。

そしてなんといってもラッパ!!!ヘンデルはやっぱりラッパだよね!天から降ってくるような高音が、まさに鳥肌もんでした。

 

オケの仲間からは「ハレルヤ鳥肌たっちまいましたよ!ものすごくうまいじゃないですか!」と、

オタクの仲間からは「リアル天使ぃぃぃぃぃぃ♪」と、喜びの声をいただきましたよ!

よかった、マニアにもオタクにもウケて!(^o^)/

 

念を押しておきますが、おちびさんたちはドシロウトからはじめているんです。ただの小学生です。うちに帰れば即ポケモンです。

それが、毎週3時間のプロによる集中レッスンと、まわりをぜんぶ超一流でかためるというお膳立てによって(笑)ここまで仕上がってしまうんだなあと・・・・

クリスマスの奇跡というか、これこそ神サマの力が働いてるとしか思えないです。

 

げんさん本人は、「ティンパニの足が木だった!!!!!」ことに大興奮。

なんか、戦国時代のかがり火みたいな構造だった!と、熱く語ってるんですが、ちっとも意味がわからないわ。

なにしろ、一年で二番目に楽しい日だったらしいので、よかったです。(ちなみに一番は合宿・・・・)

 

ところで、わたくし大失態をしでかしてしまいまして!!

なんと、侍者服わすれたんですよ /(^o^)てへぺろ!!

物販の係りだったもんで、朝からそっちのほうで気をとられてまして!!

(だって前日に急に絵葉書たくさん作ってきてとか電話かかってくるし!)

息子、役員のお母さんにだいぶお説教されたそうです。

そのせいか?歌う姿も前回にくらべて精彩を欠いてました(^^;)

いや、猛反省です。

来年は係はやらないで、息子のお世話に専念させていただきます。

このトラウマをクリアしてから、ふたたびお手伝いさせていただきますよ(^^;)

ああ~~~~やっぱりそそっかしいな~~~~二つのことを一度に気遣えないんだよな~~~~(^^;)

やれやれ。

とりあえず、がんばって3種類つくってった絵葉書は大好評だったみたいでよかったです♪

(写真はその一枚です♪)

 

 

 

 

 


こちらがわの戦争、あちらがわの戦争。…『本泥棒』と『第八森のこどもたち』

2013-12-16 16:15:23 | 

この秋、海外の戦争児童文学を2冊読みました。

ひとつは『本泥棒』 第二次大戦下のドイツのおはなし。

敗戦間近の郊外都市で、身寄りのない女の子が養子縁組先の両親や近所の家族、友人、隠れユダヤ人らとともに終戦を迎えるまでの物語。

舞 台がドイツなので、日本の終戦間近の頃のように空襲でめっためったにやられ、主人公とユダヤ人以外はリアルに全滅。

児童書なのに身もフタもない内容でした(^^;)

一方、『第八森の子供たち』こちらはドイツとの国境付近のオランダが舞台。

ドイツに侵攻されたり軍隊の通り道になったりはするものの、物語の舞台が田舎の農村なため、どこか「対岸の火事」的。

作者の体験をもとに書かれたものだそうで、描写はかなりリアルだけれど、

たまに流れ玉が飛んできたりドイツ兵が食べ物を要求してきたりする程度で、かくまっていたユダヤ人一家以外は、終戦まで家族全員無事。

児童書らしく、おだやかにかつ正面から戦争をとらえた(敢えて泣かせ文学にしてないところがいい。)良書でした。

戦争文学、戦争映画というとやはりドイツを舞台にしたものに触れる機会が多く、

主人公がドイツ人にしろユダヤ人にしろただただ悲惨で・・・という印象ばかり残るんだけれど、

(『本泥棒』のほうはそういうかんじ。お涙頂戴的ではあ る。)

同じ戦争の同じ時期、国境をはさむだけでこうも見方が変わるのか…と。

屋根にのぼるとかすかに見えるドイツの、見えないし手で触れられない戦争が、ひたひたと森の奥から近づいてくる感覚…

この「静かな不安」が伝わるような語り口は実に秀逸だとおもいました。

オランダは地理的にドイツとイギリスにはさまれており、 ドイツが開発途中だった大陸弾道弾(テポみたいなやつ???)がイギリスに到達せず落ちてくることがあったとか!

V1ミサイルというのだそうだけれど、そんなのぜんぜんしらなかった。

そういえば「戦場のピアニスト」でめためたにされたのはポーランド。

いろいろな国の立場からあの戦争を眺めてみると、またちがった発見があるんあるんだろうなぁ…とおもいました。

うっかりすると我々は、今もどこかで戦争が続いてることを忘れてしまうよね。

それを忘れないでいること、いつも気にしていること、あの戦争を子供たちにつたえていくこと、大切だなあとおもいます。

・・・まあ、できることなんかそんなにないけどさ。

どちらもとてもいい本ですのでおすすめです(^o^)/

『本泥棒』はそうとう重たいので、再起動に時間がかかりますよ~~ねんのため!!(^^;)


鎌倉の天使、演奏会のおしらせ♪

2013-12-09 21:01:49 | 教会
げんさん(うちの小学生)の入ってる少年合唱団の演奏会がありまーす!!

『グロリア少年合唱団 第25回 メサイア演奏会』

小3から高校生までの男子が白いカソックを着てヘンデルのメサイア全曲歌います!!
会場はカトリック雪ノ下教会!!伴奏はプロオケとパイプオルガン!!ソリストは芸大卒業生!!
なんてぜいたく!!シアワセな子供たち(^o^)

『グロリア少年合唱団』・・・・・・おそらく日本で唯一とおもわれる、ソプラノからバスまでをすべて男子のみで歌う少年合唱団です!!
ウィーン少年合唱団というよりは聖トーマスみたいなかんじかしら♪(よくいうw)

●オタク
●腐女子
●男子の母
●カトリックの信者さん
●クラシック音楽または歴史マニア

以上のいずれかのカテゴリーに属する方は、ものすごくお楽しみいただけること間違いなしですので
23日の夕方はぜひぜひ鎌倉へおはこびください♪
字幕が出るので、キリストの誕生から受難、復活までがリアルに体験できます!!
ヘンデルさんがあまりの美しさに涙を流しながら作曲したといわれるメサイア(何たる自己陶酔!!(笑))、ぜひぜひ一度ナマで体験してみてください♪
まさかと思ったけど、ハレルヤはほんとに終わった瞬間立ち上がって「ブラボー!」言いたくなるよ(^o^)

こちらからチケット予約もできます♪
http://gbc.jp/   (グロリア少年合唱団公式サイト)

当日会場にて、ワタシの作品(天使絵葉書き・クリスマスカード)も販売よていです!
商売じゃないよ!!奉仕だよ奉仕!!(笑)

初告解!!・・・・クラリネットとチェロ、そして手話???

2013-12-09 15:02:21 | 教会
きょう、初告解でした!!

告解というのは、カトリックの行事のひとつで、
一年間の罪を神父さまにこっそり告白して神様に許していただくという、とても便利なものです(笑)
神父は何をきいてももちろん秘密にしなくてはいけないので、
神父の頭の中には膨大な秘密がうずをまいておるわけです・・・・。

で、ワタシははじめての告解・・・・・

毎年やってるまじめな信徒さんは、一年分の罪をおもいつくだけ告白すればいいわけなんだけれども、
初告解のワタシなんかこれまでの罪をあげつらねたらきりがないよ!!(笑)

というわけで・・・・・

自分なりにワタシが犯す罪の大半をしめているだろうと思われる要素を抜粋・・・・・

すると、昔から自分がおもしろそうだと思ったことに速攻クビをつっこむ性質があり、
そのせいでずいぶんまわりを振り回し犠牲にしているということを思い出した。

学生の頃はよく親や教師に「あんたがおもしろい!!とか、いい!!とかと思っていることをみんなが同じように思うわけではないんだよ」と諭されたものですが、このトシになるといまさら諫めてくれる人もなく(^^;)すっかりわすれてましたよ!!!
そうだったそうだった。告解のおかげでおもいだした。神サマありがとう。

で、早速きのう心当たりが・・・・・
今度の定演でジュピター降り番だからって、チャンス!とばかりにウキウキとチェロを持っていったら(たのしかった!弾けないけど!(^o^))、本業のクラリネットがぜんぜん吹けてませんでした(ToT)
四字熟語でいうと、本末転倒!!!まさに本末転倒を絵に描いたような!!
たのしいことばかり優先して、きちんとやらなきゃいけないことに目をつぶっている!!
そしてまわりのみなさんに大迷惑になっている!!
(ホルンの視線が痛かった!!)

ああああああ~~~~~~~(ToT)

一本しかないクラがあんな音だしてたらガッカリだよね。
合奏あと10回しかないのにね。
ここのところ、黒船さんでは「ぎゃんぎゃん」いうような曲が続いていたので、油断していたところもあり・・・・・
運命<ベト7<ドボ8・・・・・  と、ぐあ~~~~~っと吹く曲のあとで、
ふっとベト8みたいな層の薄い丸はだかの曲をやることになったのは・・・・・思い知れということなのかしら・・・・・

とまあ、そんなことを思いながら神父サマに罪を告白して、祈りをささげていただいて、いっちょ楽しいことをがまんしてでも今回は修行するべ・・・・とスッキリ退出しようとしたところ・・・・・
神父が「でさぁ、話は違うんだけどー。ちょっとあなたに提案があってさー」
「・・・・・はい?(ていうか、告解部屋でそういうのありなのか?という疑問。)」
「うちの教会で今度、手話の奉仕のチームを立ち上げるから。あなた中心メンバーになって奉仕しなさい。」
「・・・・・はい。・・・・・はい~~~~~~~?!」・・・・・何の話?手話?知らないよ?未経験よ?
「教えてくださる方がいるから。大丈夫。そのトシからやれば充分使えるようになる。・・・・ああ、たった今いろいろがまんするって告解したばっかりなのにごめんなさいね(笑)でも一瞬おもしろそうと思わなかった?(笑)」

ええ~~~~~・・・・もう、どうしよぅ~~~~~~(ToT)