フランス北西部「Basse-Normandie(ノルマンディー地域圏)」の首府で、「Guerre de Cent Ans(百年戦争)」のヒロイン「Jeanne d’Arc(ジャンヌ・ダルク)」が焚刑に処せられた地「Rouen(ルーアン)」は、パリ「Gare Saint-Lazare(サン・ラザール駅)」から、SNCF(フランス国鉄)Intercités(アンテルシテ/在来線特急列車)約1時間20分で、「Cathédrale Notre-Dame de Rouen(ルーアン大聖堂)」は、「Gare de Rouen(ルーアン駅)」から徒歩約15分の距離にある。
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11世紀に建設が始まったという「大聖堂」は、1544年の完成まで増改築が重ねられ、初期から後期までの「Architecture Gothique(ゴシック様式)」を併せ持つという。
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第二次世界大戦の戦禍で著しく損傷し、1956年に修復が終わったというが、19世紀に完成した尖塔は151メートルの高さで、フランスで最も高いという。
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「Chartres(シャルトル)」「Amiens(アミアン)」とともに、北フランス三大ノートルダム大聖堂と言われるが、印象派を代表する「Claude Monet(クロード・モネ)」が、1892年から1894年に、光の移り変わりによる変化をとらえた連作30点を描いたことでも、広く知られている。
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屹立してカメラで全景を撮りきれない大聖堂は、「Notre-Dame(ノートル・ダム/聖母マリア)」の名前を持つものの、訪問者を優しく迎え入れるというより、近づきがたい威圧感を放って聳え立つ印象を残す大聖堂だ。
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