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上諏訪温泉 ホテル鷺乃湯😐😐😐諏訪湖に面したロケーションのよい温泉宿泊施設

2020-07-17 10:21:35 | 宿泊施設

「ホテル鷺乃湯(Hotel SAGINOYU)」は、JR中央本線「上諏訪駅」から徒歩約7分、中央自動車道「諏訪インターチェンジ」から車約15分、「諏訪大社上社本宮」「諏訪大社下社秋宮」へそれぞれ車約15~20分で、「諏訪市湖岸通り」でも「諏訪湖」に面したロケーションのよい温泉宿泊施設のひとつだ。
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明治初期の「諏訪湖」は現在のほぼ倍の面積があり、湖畔は水田と湖に続く葦原が広がっていたというが、中央本線が開通した1905(明治38)年、その水田から湧き出る温泉を利用して、初代館主が野天の浴場をつくったのが同ホテルの始まりで、1911(明治44)年に湖畔で初めての宿泊施設として「含鐵硫黄温泉さぎのゆ」を創業したという。
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湧き出る温泉は、1923(大正12)年の「関東大震災」まで「多量の硫黄を含み白色を呈して浴槽に付着すれば、あたかも白き鳥の羽の如き美観を為すために、人々はこの温泉を『鷺乃湯』と呼」んだという。その後泉質は変化して、現在は薄い茶褐色(HPでは「琥珀色」)の自家源泉で入浴を愉しむことが出来る。1991(平成3)年、創立80周年を機に「ホテル鷺乃湯」に改称したという。
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客室など館内施設について新しいとは言えないが、行き届いた管理で不備を感じさせることはない。しかし、都市型のホテルに慣れている利用者の場合、旧来の温泉宿の和室では、必ずしも快適な滞在とならないかもしれない。
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提供される食事については、現下に繰り広げられる低価格競争にあることを感じないわけにはいかないが、食材や調理でコストカットして量による満腹感を提供するのではなく、量を抑えても食材や調理でのコストカットを出来るだけ避ける手法を選んでいることが嬉しい。全体にやや濃いめの調味だが、少なめの量でも食事の満足感を引き出すためと考えれば、納得することが出来るだろう。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kitabayn)
2020-07-17 21:56:14
いつもありがとうございます。竜宮丸と白鳥丸は残念ながら惜しまれて引退しましたね。
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Unknown (yamakiya)
2020-07-19 14:23:24
岡本太郎が歓喜した「竜宮丸」(東洋観光)は、2020年2月で引退しましたが、「白鳥丸」(諏訪湖観光汽船)も引退したのでしょうか。
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Unknown (kitabayn)
2020-07-21 08:28:02
お写真をよく確かめずに間違ったコメントをお送りしてしまいました。申し訳ございません。🙇引退したのは「おやこはくちょうまる」で、こちらはまだ現役ですね。2
艘のこんなステキな写真ははじめて見て感激しました(^^)♪
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