春になると『梅・桃・桜』が同時に咲き競う小さな城下町『三春(みはる)』
そんな福島県三春町をのんびり散策してみませんか?
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江戸時代に京の都の人々が、「滝桜」を詠んだ歌を探してきました
しばしの間、三春の滝桜を思い浮かべながら、歌に詠まれた滝桜の世界を堪能してみて下さいね
「都まで音に聞こえし滝桜 いろ香を誘え花の春風」
「名に高き三春のさとの滝桜 そらにもつづく花の白波」
「春毎に落ちて匂へる滝桜 をとなきものの音にこそ聞け」
「滝つ瀬の名に流れたる滝桜 とほき耳にもとどろきにけり」
「流れての世々に其名もいははしる たきつ桜の花はしらしも」
(全国に名が知れ渡っているのに、滝桜自身は判らないだろう)
「陸奥にみちたるのみか四方八方に ひびき渡れる滝さくらかも」
「萬世の春も三春の名に高く ひびき渡らん花の滝つ瀬」
「音高き滝の里なる滝桜 ちさとの外に名さへひびきづ」
「滝桜白かねさへと思ふかな こがね花さく此国にして」
遥か三春の地を思い浮かべながら、まだ見ぬ桜について京の人々が詠んだ歌・・・
「滝桜」の美しさは、京の都にもしっかりと届いていて、こんなにも評判だったんですね
これらの歌は、もちろん「万葉仮名」で記されていたので
解読にあたり、ボスのお友達(元校長のまこちゃん先生)にご協力いただきました