『三春の春、みぃーつけた!』

春になると梅・桃・桜が一度に咲き競う福島県三春町
小さな城下町「三春」の四季の移り変わりや季節の話題をお届けします♪

滝桜にまつわる歌

2006年03月02日 | 三春滝桜
 
 春になると『梅・桃・桜』が同時に咲き競う小さな城下町『三春(みはる)
 そんな福島県三春町をのんびり散策してみませんか?



お待たせしました
江戸時代に京の都の人々が、「滝桜」を詠んだ歌を探してきました
しばしの間、三春の滝桜を思い浮かべながら、歌に詠まれた滝桜の世界を堪能してみて下さいね


  「都まで音に聞こえし滝桜 いろ香を誘え花の春風」

  「名に高き三春のさとの滝桜 そらにもつづく花の白波」

  「春毎に落ちて匂へる滝桜 をとなきものの音にこそ聞け」

  「滝つ瀬の名に流れたる滝桜 とほき耳にもとどろきにけり」

  「流れての世々に其名もいははしる たきつ桜の花はしらしも」
      (全国に名が知れ渡っているのに、滝桜自身は判らないだろう)
  
  「陸奥にみちたるのみか四方八方に ひびき渡れる滝さくらかも」

  「萬世の春も三春の名に高く ひびき渡らん花の滝つ瀬」

  「音高き滝の里なる滝桜 ちさとの外に名さへひびきづ」

  「滝桜白かねさへと思ふかな こがね花さく此国にして」


遥か三春の地を思い浮かべながら、まだ見ぬ桜について京の人々が詠んだ歌・・・
「滝桜」の美しさは、京の都にもしっかりと届いていて、こんなにも評判だったんですね

これらの歌は、もちろん「万葉仮名」で記されていたので 
解読にあたり、ボスのお友達(元校長のまこちゃん先生)にご協力いただきました
コメント (3)
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