春になると『梅・桃・桜』が同時に咲き競う小さな城下町『三春(みはる)』
そんな福島県三春町をのんびり散策してみませんか?
三春町のほぼ中心部に位置する「三春交流館まほら」
そのまほらホールの緞帳は、晩年を三春で過ごした水墨画家「雪村(せっそん)」の作品
「奔馬図(ほんばず)」をモチーフにしています。
「奔馬図」とは、広野をかるがると駆けゆく馬の一瞬の動きを描いた作品。
墨で描かれた馬の部分にボリュームを持たせたり、鬣(たてがみ)の流れるラインに筆の勢いを出すなど、
織り方にも様々な技法が用いられた迫力ある緞帳です。
きょうも三春は、早春とは思えないほど寒い一日でした・・・
でも、三寒四温の言葉通り、あしたからは少し暖かくなり、本格的な春に一歩近づきそうです