今日は錦糸町で、新・午前十時の映画祭「幕末太陽傳 デジタル修復版」
月末も近いんで、間違いなく楽しめる映画を観てリラックスしようと!
もう一度スクリーンで見たかった(まんまコレの宣伝文句やね)。私のオールタイムベスト、1位か2位か、という映画!
ピアノの上でひなたぼっこ
しかし久方ぶりに二回目観ると、いろいろ印象が違ってビックリ
私、幕末的なところ、全然頭に入ってなかった。佐平次のインパクトが強すぎて(そしてあば金の!)。
がっつり幕末の話だったんだね……(当たり前だ!)
改めて見返すと、犬の死体が水際で打ち寄せられているカットとか、女郎に突き落とされて巻き込まれた、可愛がっていた猫の水死体の首根っこ掴んでギャッと言ったりとか、突き落とされても死に損ねたあば金、もとより佐平次自身の病身とか、死の匂いがダークに漂っていることに、今更ながら気づいてゾクリとする。判ってなかったんだなあ。
ラスト、佐平次がすたこらさっさと逃げる場面も、広い通路を砂ぼこりを上げて走っていくイメージだった。なんでそんな記憶違いが(爆)。何かと混同しているのかなあ
間違いなく面白いのは間違いないんだけど。人によって時期によって回数によって。映画ってそこが不思議で面白いなあ