本日観た映画。
「エイプリルフールズ」(日本映画専門チャンネル)
暑いから、外出ない!!
録画してる映画やフィギュア観たり、本読んだり。
大学時代に揃えた谷崎潤一郎の全集を最初から読み直していて、全三十巻中、十四巻まで来たところ。
随筆集の巻で、当時ほやほやに新しい娯楽だった映画(当時は活動写真)のことを、彼はお抱えの脚本家としてどっぷりはまり込んでいたから、その考察も凄く面白い。
映画が芸術たるなんて、今だったら当たり前のことだけど、芸術どころか娯楽としても軽んじられていたのを、ゆくゆくは必ずそうなるだろうと断言するって、自信と確信がないと出来なかったと思う。フィルムの脆弱性も未来には改善されて、恒久のものになるだろうということだって、そんなん想像できないもん、言いきるのは相当の勇気がなければ出来ない。まさに今、そうなってるもんね!!
でも当時はモノクロでサイレント。演劇と比して色彩がなくて音響がないという欠点は、彫刻や音楽といった芸術に近づく可能性がある、最近のキネマカラーは好まない、と言っているのが面白くて。今の映画の位置を見たら、谷崎はどう思うんだろう。
てか、まさにそーゆーテーマで卒論に取り組んだのに、全集頑張って読破した筈なのに、全然覚えてない。へー!!とか今更驚いてる。当時のコピー用紙の切れ端がはさまってたりとか、ピンクの蛍光ペンでマーカーしてたりとか、なんか、胸アツになったわー
手羽元と里芋の煮物、そして、キャベツのごま酢和え、ヒネりなし二品。
里芋はだいぶ前に下茹でして冷凍ストックしてたものだから、いま出してきちゃ季節感ゼロだったわ。
まどろみのえち