自然のメモ

(雑記)そろそろ年末、我らは越冬中


もうそろそろ年末。

日本全国、年末の用意をしている頃でしょう。

私も忙しくなって来たので、早めに年末に入ることにします。

 

このあと、まとめ記事や出し損ねた記事、フリーイラストの記事を出して、その後、年末に入ろうかなと思います。


とりあえず、うちの状況ですが、今回、柑橘系の木を増やしたこともあってか、イモムシが二つ、越冬中でした。


一つはナガサキアゲハで、でかい。これはナミアゲハの5倍はあります。うちでは珍しい種なんですが・・・


もう一つはナミアゲハで、これは季節外れの子で、苦しんで、耐え忍んで、蛹になりました。
温度が下がってなかなか、成長せず、蛹にもうまくなれず、形がいびつになってしまいました。
そして、温度は下がるけど、温暖化で温かいので、どこかで残っていた寄生蜂にやられたようで、死んだようです。
まずは冬を越すことが出来たら、と思っていましたが、冬になる前に、やられてしまいました。

 


秋、冬になり、温度が下がると、これほど生物たちは、生きづらくなるのだなと思いました。
死んでいき、生き残れず、死ぬ前に苦しみ、生き残れもせず・・・。

この秋、クマのニュースが多く出ましたが、エサがなく、どれほど辛く苦しい思いをして、エサを探し、冬眠へ入る体になったでしょう。そして、いかに寒さや気温変化でままならぬ体で、冬眠へ入ったかと、思いました。


夏に比べ、育つのも遅く、体も小さく、蛹になることも出来ず、あがいて苦しんで、死んだイモムシを見て、秋冬へ移行する野生の動物たちの大変さを感じました。


私もまだアゲハ初心者ですが、こういう寄生蜂にやられる個体は、病気や何かしら持っていると思います。ので、自然の営みはただしい。良く出来ていて、むしろ、自然の営みが残っていて、有難いとは思います。
ただ、どこでどう生きていたか、しぶとい寄生蜂もいたものだと、激しく憎たらしく、複雑な心境ではあります。

 

9月、10月も日中は温かく、アシナガバチらが来なくなり、イモムシ天国になっていましたが、全部越冬するのかな?と思っていたら、温かいので起き出して来たアマガエルにほぼ食われました。


そういうことで、一つが越冬中。
その他は食われ、庭からイモムシが消えてしまい、なんだか、寂しくなりました。

 

写真は越冬蛹で、普通よりも色が濃い、ナガサキアゲハの蛹。10月末。日照時間が減る頃に、ちゃんと越冬蛹になりました。賢い。

 

越冬蛹は、私が草刈りでトラブルに合わせてしまった個体で、またニラの花茎についていたので、まわりも露出しており、人に踏まれやすい場所なので、責任取って、移植して見守ることにしたものです。

基本、イモムシは野外観察で放置しますが、そのため、このように今年は越冬蛹を観察することになりました。

 

そういうことで、我らは温暖化で生ぬるい中を越冬中です。

 

あと、少々、私の作ったものを披露しますと・・・

こちら、ハツユキカズラで作った何か・・・鳥の巣?

庭でツタを引き抜いたので、フジヅルでカゴなどを作れると聞き、私もモズの林縁の記事を書いたし、林縁の植物の有用なことを試してみようと思って、自己流で作ったものです。

田舎ですがあまり手の届くところに自然がないので、家のハツユキカズラでやることに。

 

ちょっと端に、犬の足入ってしまってますね。

 

 

林縁のツルって、昔はこうして人に利用されてた。ということろを見せたかったのですが、何しろ、素人なので、ゆるゆる、ずるずる、ぼろぼろ。何これ?と、うん、鳥の巣?としか返答しようがないものに。

本来のフジヅルでやったらもっと良い物が作れたかもしれないですが(素材のせい?)・・・

 

しかし、ツル系はこのような細いツタでも頑丈で、人に利用されていて有用なものだと思いました。

こういうツルをリースにするのも流行っているようですし、皆さんも刈り取って、編んでみてはいかがでしょうか?

 

今年は、年末に来て、米がなくなる話などを知り、何も知らないうちに、こんなことになってたんだなと驚くことがありました。

まだまだ、辿り着いてないですが、海の状態も悪いようです。


また、日本も全自然を回復する計画を立てねばなりませんが(私が勝手に言ってますが)、環境省がやっているイーダスで見てみると、コアエリアとうい考えすら吹き飛ぶような、植林の世界。日本中、植林だらけです。
これでは、スギの植林エリアがコアエリアでないでしょうかね・・・

 

東北のクマも実際、どういう状況かは分かりませんが、ただ、このイーダスの状況を見ると、そもそも「クマが出て来た!人間エリアなのに」と言われる場所は、相当多いのでないかと思われます。

 

これは私の推測ですが、かろうじてわずかに残っているエリアにクマが生きている状態で、そのエリアに何ゆえかのドングリの不作により、そのかろうじてのエリアですら生きていけなくなり、出て来たのでないかと。
もし、増えているなら、いきなり一気に出て来ないと思うのです。
もっと前からどんどん出て来るはず。
もし、今年、普通のドングリの結実があったら、出て来たかどうかと思います。

 

まあ、クマの点は置いておいても、このような植林で埋められた自然の森ばかりでは、動物も植物もいなくなっていってもおかしくありません。

 

ただ、食糧計画もそうですが、安全保障の面において、木材もいざとなるに備えておかねばならないとは思います。

 

まず、日本の全土をどう回復していくのか?どうコアエリアを取って行くか?等、計画ですね。

こういう日本をどうするのか。また色々、今後、私も考えてみたいと思います。

 

さて、もう年末で、私もまとまらないので、こういう話はまた今後、また折に触れてやっていきたいと思っています。

皆様も年末でお忙しいことと思います。お体に気をつけて、良い年末をお過ごしくださいね。

そろそろ、年末。冬ですから、越冬中ですから。私もそろそろ、年末体制に入ろうと思います。

しかし、生ぬるいことです。今日は特に。

 


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