昨年も書いたヒメギフチョウのニュースが入って来ていました。
なんていうか・・・このブログで取り上げて、影響とか心配ないかなと思ったぐらいでしたが、私のブログはそれほどちまたには広まってないと思われるので、応援の意味で、書いてみようと思いました。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASS5V42YPS5VUHNB001M
去年の記事はこちらでした。ギフチョウとの違い、食草のこと、境界線のこと。
うちに半年いたナガサキアゲハはもう、羽化して1か月ですから、もうこの世にはいなくなってしまったと思われます。
しかし、またうちにもやって来ていまして、あの子の子孫?と思われるものがいくつか。(イモムシは食べられるので、アップするのは止めておきます)
たぶん、あのいた子が卵を産み残して言ってくれたから、と思います。(と思っておきます)
今いる、イモムシたちもほぼ、食べられるでしょう。
ですが、その分、大量にあちこち産み残しておいてくれるので、ずっとあの子らの子孫はまた続いてくれるのです。
うちに半年居候した子のことを思うと、こうした自然の天然更新は、本当に貴重だなと思いました。
アゲハの寿命は長くて1か月程。
1か月で死んでいたら、すぐに死に絶えてしまうと思われます。
あの子も子孫を残してなかったら、もう二度と会えなかったでしょう。
この一か月で死に絶えてしまうもの、これを人間が維持するとなると、これは相当厳しいと思いますし、大変だろうなと思うのです。
うちの周りでは、アゲハの場合、あちこちに柑橘類が植えられているので、卵の産卵場はたくさんあって、そこは心配ない状態です。
花も花壇とか、まあ、これも外来種だらけですが、蜜の源となるのは、今は芽吹きと花盛りの季節なので、まずまず道端とかにも、咲いています。アゲハは蜜を吸うと1か月、吸わないと1週間ぐらいで死んでしまうと言います。
田舎なので小山も林縁もまあまだあるので、寝たり、休憩したり、ネグラ入りしたりする休む場もある。
越冬地もその点で、安心できる場があります。
ですので、うちの周りのアゲハは大丈夫なのだろうなと。たぶん、このどれかが不足しているとか、いなくなるだろうなとも。
また、天敵が多いですから、他の生き物もいないと、捕食者や寄生者に集中砲火を浴びてしまいます。
この他の昆虫たちも一年で死んでしまい、越冬したりするものがほとんど。
こうしたバランスの崩れも、何かを大量に発生させたり、減らしたりするでしょうから、やはり、他の生き物がたくさん住む、そういう大きな範囲の生息地の環境も大事でしょうね。
今は、カメムシのことが今有名ですが、地球なんて大きなくくりまで、なんてことになります。
他にも、ヒメギフチョウの現場のことは推測するしか分かりませんが、開発、採集、密猟などまでいろいろあるようです。
シカだけではないと前は書きましたが、シカも原因でしょう・・・
そういう要因を上げていたら、何か難しいようにも思いますが、昔はいたものですから、可能性はまだまだ残っていると思うのですよね。
今後、数を増やし、絶滅の恐れがない状態になって、自然にいつでも、いくらでもいる状態になるようになって欲しいですね。
そうなったら、人間も見れて幸せになれるでしょうし、心配も減ります。
また、この美しい蝶がもう一度、たくさん溢れて、飛んで行く。そういう姿にまた戻って欲しいですね。
また、試しにイラストを描いてみました。
どうかまた、増えますように。
昆虫を増やそう、自然で
お読みいただき、ありがとうございました。