A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

リラックスしたクラブでのジャムセッションは格別だ

2011-09-12 | MY FAVORITE ALBUM
Monday nights at birdland / Hank Mobley & Lee Morgan

ジャズの醍醐味のひとつはジャムセッション。普段一緒にやらないメンバーが他流試合ならぬバトルを繰り広げるのは何が起るか分からない楽しみもある。ジャズを聴き始めてしばらくしてサドメルに出会い、同じSolid Stateレーベルから出た、Jazz for a Sunday afternoonというアルバムに出会いすごく感激したものだ。

ジャズの本場のニューヨーク、ビレッジバンガードだけでなく、多くのクラブでジャムセッションの場を提供していた。1958年、ジャズに活気が溢れていた時代だ。この頃はどこのクラブでも熱演が聴けたに違いない。同じ老舗のバードランドでも月曜日にジャムセッションの場を提供して新人の登竜門にしていた。
JATPのように大舞台での顔見世興行よりも、このようなクラブでのリラックスしたジャムセッションは格別だ。

このバードランドは当時と場所は変わっても今でも健在だ。10年近く前に行った時は確か、TOSHIKO-TABAKINのBIGBANDを聴いた。入ってすぐのバーカウンターで聴けば大したチャージも無く聴ける店だ。ビレッジバンガードはVJOで有名だが、今、このバードランドは金曜の夕方のTommy Igoe率いるThe Birdland Big Bandの毎週ホットな演奏が聴けるようだ。一度このバンドを聴きに行ってみたいが最近は残念ながら機会がない。



さて、1958年4月、このジャズブームの熱気の中に集った若手メンバーにリーモーガンがいた。ガレスピーのオーケストラを辞めて、自分のアルバムCandyを録音した後、そしてこの年の10月にはジャズメッセンジャーに加わる前のちょうど発展途上の時の録音だ。
一緒のメンバーは、それまでブルーノトのセッションでよく共演していたモブレー、フラー、ブライアント達。ジャムセッションとはいえ、当時の仲間同士の演奏だけに一体感がある。まさに、この時代の聴衆と一体となった熱気を感じるにはスタジオよりやはりライブがいい。



1. Walkin’
2. All The Things You Are
3. Bags' Groove
4. There Will Never Be Another You

Lee Morgan (tp)
Curtis Fuller(tb)
Hank Mobley (ts)
Billy Root (ts, bars)
Ray Bryant (p)
Tommy Bryant (b)
Charles "Specs" Wright (d)

Recorded live at "Birdland", NYC, April 21, 1958


マンディ・ナイト・アット・バードランド
クリエーター情報なし
EMIミュージックジャパン
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次世代テレビ放送はどうなるか? (12) テレビ離れを語るにはまずは視聴率を理解しなくては

2011-09-11 | Weblog
さて、テレビ離れは色々な調査データやコメントで語られているが、一般的なものは視聴率の推移であろう。この10年でゴールデンアワーの総世帯視聴率(HUT)は間違いなく減っている。要はテレビをつけていない家庭が増えたということだ。視聴率については、以前もコメントしたことがあるが改めて整理しておこう。

視聴率といえば、日本ではビデオリサーチの調査データが継続的にとられている。昔はニールセンのデータもあったが、現在は撤退しているので、このビデオリサーチが国内では独占的なデータだ。元々は電通の関連会社であったが、今では局や他の広告会社の出資もあり業界共通のデータとして使われている。先日の女子サッカーのような大きなイベントがあると必ず視聴率がニュースに登場するが、これらの元はすべてこのビデオリサーチの視聴率データである。

視聴率には世帯視聴率(要はテレビが何台ついていたか)と、個人視聴率(何人見ていたか)の2種類がある。視聴率がマーケティングデータとして重要な役割になってきたのはこの個人視聴率データが整備されてきたからだ。このテレビの視聴状況を記録するのがピープルメーター。視聴率のデータの元になるサンプル世帯に設置されている。関東地区でサンプル数は600世帯。けっして多くの世帯数ではないので、果たしてこのデータで視聴率は正しいのかという話は昔から良く出た話だ。統計学的には視聴率10%で確か2.4%+-で統計的には正しいと言われていたはずだが、最近のように視聴率が2桁やっととなると、その誤差範囲のデータが統計的には正しくても実態としてはどうなのかが改めて気になるところだ。

世帯視聴率は機械のON・OFFだから正しくは測定されているであろう。ただし、これも昔からテレビの前で猫が見ていても視聴率にカウントされるといわれていたが。最近の大画面テレビは節電機運が高まっているので以前よりもつけっぱなしは少なくなっているかも知れない。

視聴率の調査実態については、ビデオリサーチの、この資料を見れば歴史と現状が分かる。

では個人視聴率はどうやって記録するか?
が疑問になる。このピープルメーターなるものはこの個人の視聴状況も記録できるが、さすがに自動というわけにはいかない。人的な操作で誰が見ているかを記録するようになっている。この個人視聴率の機械式の調査が開始された時は各社どうやって記録するかの議論が技術的な手法を含めて良く行われていた。テレビの前の人物をカメラで捉えて人数を把握し、その顔を認識して記録するというような話もあった。寝転がってみても大丈夫か?とか、メガネを掛けたら認識するかとか、友人が来て一緒に見たらどうなるかといった話をした記憶がある。

色々紆余曲折を経て、現在の方式になっているが、その方式は果たしてどんな方式なのか。
YouTubeにこのピープルメーターの設置の実態のビデオが紹介されているので興味のある方はこちらで。



この方がコメントされているように、個人視聴率の測定には調査時点で誤差が出るのは避けられない。だが、それよりも重要なのは「リアルタイム視聴」と録画による「タイムシフト視聴」の割合の問題だろう。視聴率=リアルタイム視聴の減少でテレビ離れを語ると本質を誤るというのはこの点である。

この調査サンプルにはもうひとつ課題がある。600世帯のサンプリングは系属サンプリング方を採用して、いくつかの除外対象は決めているが特に世帯特性を考慮してはいないようである。昔、単身世帯は除くというような話も聞いた記憶があるが、仮に単身世帯を除いた世帯であれば、これはその時点で今の時代では実態とは掛け離れた数字になってしまう。
反対に単身世帯も含めて単純に抽出をしているのであれば、その結果はどのくらい全世帯の世帯構成比率に近いか気になるところである。今から40年近く前の世帯であれば、単身世帯は都市部の一部に限られていたが、今や単身世帯数の数は比較にならない位増えている。単純に若者だけではなく、独居老人、単身赴任、男女共に独身の増など単身世帯の内訳は千差万別だ。

実は、この世帯特性による視聴スタイルの違いが非常に大きくなっているのではないかと思う。さらには、録画機(ビデオ、DVD)だけでなく、パソコンを含めたIT機器やAV機器全般に対するリテラシーの高低が決定的に視聴スタイルに影響を与えているとも考えられる。となると、この600世帯のサンプル構成がどうなっているかが問題になる。本来であれば代表的な視聴スタイル毎にサンプルが欲しいところだが、この600世帯のサンプリングでは如何ともし難い。結果はかなり実態と掛け離れている可能性は大きい。

結論として、自分としてはこのピープルメーターによる個人視聴率のデータは今の時代では使い物にならないのではないかというのが持論であるが、広告料金を決めるマーケティングデータとしてはこの数字が唯一の指標であるのは間違いない。さすがのクライアントも、ターゲットに拘るところは、テレビ広告をやるのに腰が引けてくるのは分かるような気がする。

では、テレビの個人視聴率の把握は諦めるしかないかというとそうでもない。実現できるのはやりCATVであろう。各家庭のテューナーから視聴ログをとれば完全な世帯視聴率は計測可能だ。それも全数で。さらに、契約世帯ごとの住環境の把握は屋内配線工事ですでに手中にある。接続台数も把握済である。後は世帯構成の人数と属性が分かれば世帯ごとの視聴スタイルはすべて把握できる。それもサンプルではなく契約全世帯で。きっと面白いデータになると思う。次世代テレビ放送の主役はCATVになるのではなかと思うのも、こんなところに理由のひとつがある。



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人間、せっかく持って生まれた機能を使わないと退化してしまうが・・・・ピアノの左手は?

2011-09-10 | CONCORD
Left Handed Compliment / Dave Mckenna

先日、都心の霞ヶ関近くを車で通っていたら、カーナビの自車マークが現在地を離れて突然暴走しだした。ナビが壊れたのかと一瞬思ったが、しばらく走ってそのエリアを離れると普通に戻った。その後再現しないのでナビの調子が悪いのか?それともその場だけGPS電波を狂わすのか?は分からない。いずれにしても最近はナビに頼った運転が多い。経路だけでなく、到着時刻の予想とか、周辺の渋滞情報の入手まで。

便利にはなったが、そのせいで反対に道を覚えなくなった。その昔ナビなどが無い時代は、初めてのゴルフ場に行く時は大変だった。事前に下調べをして、ゴルフ場ガイドの地図をコピーし。そして渋滞を見込んで所要時間を想定して出発したものだ。今では、おおよその時間を見込んだら、あとはナビの設定任せ。渋滞があるとナビを見ながら回避ルートを探す。ナビや地図を頼りにすると、明らかに「土地勘」が悪くなっているのが分かる。便利さの代償として機能が退化しているのだろう。

1979年のConcord Super Bandで来日したデイブマッケンナ。コンコルドではすでに御馴染みで色々なグループに顔を出していた。彼の良くスイングするピアノはコンコルドのコンセプトにはピッタリだ。そして彼の特徴は左手使い。これまでのアルバムでもそれを売りにしたものがあったが、ソロの演奏だとその特徴はよく分かる。ソロのアルバムは前作に続いてこれが2作目。タイトルからも彼の左手にスポットライトを当てている。

ジャズピアノの歴史を辿れば、アートテイタム、ファッツウォーラーなどの初期のピアニストは皆左手使いが上手かった。ピアノの鍵盤は88。昔はその鍵盤をフルに使った演奏だったが、ジャズではいつの間にか左手はおまけのようになってしまった。分業化が進んだといえばそれまでだが、たまに、ソロやデュオなどで楽器も人の能力も持てるものを存分に出した演奏に触れると忘れられていた新たな発見がある。そういう意味では、左手のピアノの魅力を常に忘れないで演奏し続けたマッケンナは貴重な存在だ。

人間、せっかく持って生まれた能力を便利さにかまけて退化させないように日頃のトレーニングが大事だということだ。



1. Have You Met Miss Jones? Hart, Rodgers 4:51
2. Just as Though You Were Here Brooks, DeLange 3:48
3. (Back Home Again In) Indiana Hanley, MacDonald 3:34
4. Splendid Splinter McKenna 3:43
5. I'll Be Seeing You Fain, Kahal 3:14
6. Wrap Your Troubles in Dreams(And Dream Your Troubles Away) Barris, Koehler, Moll 3:31
7. Easy Living Rainger, Robin 3:49
8. Mixed Emotions Louchheim 4:25
9. When Day Is Done DeSylva, Katscher 3:39
10. Thanks for the Memory Rainger, Robin 3:15

Dave Mckenna (p)

Produced by Frank Dorritie
Recorded at Coast Recorders, San Francisco CA, December 1979
Originally released on Concord CJ-123



Left Handed Complement
Dave Mckenna
Concord Records
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疲れを吹き飛ばすベイシーサウンド

2011-09-08 | COMMENT
昨日の夜は久々の宴席。今日も朝からこれもしばらくぶりの根詰め仕事。それに加えて夜はカウントベイシーをツーステージ。

これから帰宅だが連日の午前様。現役時代はこんな生活が毎日つづいたが、怠け癖が付いた体にはさすがにシンドイ。

おまけに電車が人身事故で止まっているとは。帰ってからベイシーを一枚と思ったが、これでは帰って即寝。
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「味わう」という言葉ほど味わいのある言葉は無い

2011-09-07 | CONCORD
Tasty / Jimmy Rowles & Ray Brown

9月に入って猛暑が終わったと思ったら台風崩れの大雨のおかげで、各地で大災害。最近は何故か季節を「味わう」余裕がないような気がする。ゆったりと四季の趣を味わえる気候にならないものか。それが日本の良さだったのに。

先日、ミシェルルグランのトリオのライブに行った。予約はソールドアウトであったが何とか入ることができた。会場のブルーノートも震災後はミュージシャンのキャンセルが続き、プログラム作成に四句八苦していたようだがやっと通常のペースに戻ってきたようだ。まずは、めでたし、めでたし。今週はカウントベイシーもあるので、こちらもライブ通いがボチボチ復活。

ミシェルルグランは実に才能が多方面にわたる。作曲はもちろん、アレンジも、そしてピアノのプレーも。それもイージーリスニング的なサウンドからバリバリのジャズまで幅広く。そして、それぞれone&onlyの個性がある。
今回はジャズピアノをトリオでの演奏でご披露だった。ミシェルルグランのトリオといえば、Verveのシエリーズマンホールでのライブアルバムが有名だ。ちょうど自分がジャズ喫茶通いを始めた頃の作品で、銀色のジャケットデザインと共に中身も良く印象に残っているアルバムだ。これはある種のジャムセッション。3人の自然発生的なプレーが実に刺激的だった。
今回は、自分のトリオで、自分の曲の演奏となると少し趣が違う。もちろん、VERVEのアルバムからは40年以上経っているのでルグラン自体も枯れてきたが、トリオのコンビネーションとその表現が実に味わい深かった。静かな感じで、Watch what happensでスタートしたが、最後はエネルギッシュないつものノリを披露してくれた。ルグランはトリオという小さな編成でも曲想に合わせて、実に変化のある演奏を聞かせてくれる。まさに会席料理を味わうように、素材の美味しさと味付けの旨さ、さらには盛り付けと食器の美しさまでが同時に味わえる。

ルグランの話が長くなってしまったが、このロウルズのアルバムのタイトルはTasty。一体どんな味わいをさせてくれるのだろう。レイブラウンとのDUOだ。この組み合わせはConcordですでに一枚出ているので想像はつく。ロウルズは元々歌伴が得意だが、色々なセッションに参加しても特に目立つことなく、でも実に無くてはならない演奏をしている。これまで自分が紹介したアルバムでも、新旧取り混ぜて色々なアルバムに顔をだしている。
ルグランとは違った多芸振りである。
料理に例えれば「お袋の味」。見てくれや体裁には拘らないけれど、どんな素材が来ても、どんな料理でも、自分の拘りをさりげなく出す旨さだ。超一流の味付けでもないし、そこらのコンビニ弁当でもない、ロウルズでなくては作れない味なピアノサウンドだ。ルグランのコース料理を堪能した後で、ちょっと一品には最適だ。いつもは他の素材の味にまぎれて感じなかった、ロウルズのピアノの本当の良さが分かる。気候のいい時にじっくり聴いてみたい。

1. A Sleepin' Bee
2. I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter
3. The Night Is Young And You're So Beautiful
4. My Ideal
5. Come Sunday
6. Close Your Eyes
7. Nancy (With The Laughing Face)
8. Smile

Jimmy Rowles (p)
Ray Brown (b)


Produced by Carl Jefferson
Recorded at Coast Recorders, San Francisco CA, October 1979
Originally released on Concord CJ-122

Tasty
Jimmy Rowles
Concord Records
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古いスタンダードか新しいスタンダードか・・・

2011-09-06 | MY FAVORITE ALBUM
Ms.Jazz / Carmen McRae


しばらくVOCALはコーラスばかりが続いていたようなので、じっくり聴くジャズボーカルが聴きたくなった。じっくり聴くとなるとやはり御三家。晩年は3人とも体格を含めてますます貫禄がついたが、それぞれ歌には特徴があっていい。
自分はその中ではカーメンマクレーが好きだ。70年代になって、71年にマクレーのひとつの集大成ともいえるグレートアメリカンソングブックを出した後、しばらく試行錯誤が続く。比較的コンスタントにアルバムを出し続けていたが、翌年意欲作“CARMEN”以外録音は無かった。翌年、新たなレーベルGroove Merchantから出たアルバムがこのアルバムだ。このレーベルはサドメルのファーストアルバムを出したSolid Stateレーベルの創始者、Sonny Lesterが新たに作ったレーベル。バディーリッチのアルバムなどもあるが、メインストリームの中に、少し新しさ取り入れ反対に少し泥臭さを加えたようなアルバムが多い。

このマクレーのアルバムもそうかもしれない。彼女のバックには珍しくピアノトリオに加えてZoot SimsとBucky Pizzarelliを従えての登場だ。共演というよりはバックに専念しているので、マクレーが主役のアルバムには違いない。選んだ曲は古い歌物ではなく、新しい曲が多い。スティービーワンダーであり、レオンラッセルであり、そしてお気に入りのIt’s the good lifeなど。この曲と次の曲にはオーケストラのバックをつけている。アルバムのタイトルが“Ms. Jazz”と銘打っているので、シナトラやディーンマーインと張り合っているわけではないと思うが。

新しい曲をやっているせいか、バックも4ビートだけでなく8ビートも盛り混ぜている。結果は新しい曲であろうと古い歌い尽くされたスタンダートであろうと、カーメン節には変わらない。あまり、アルバム作りで周囲に仕掛けを施すというよりは、カーメンには彼女の歌をじっくり引き出すような今回のようなバックがよく似合う。




1. You Are The Sunshine Of My Life (Stevie Wonder)
2. You And I               (Stevie Wonder)
3. You're Mine, You         (Johnny Green, Edward Heyman)
4. Exactly Like You         (Jimmy McHugh, Dorothy Fields)
5. Masquerade           (Leon Russell)
6. The Good Life          (Alexander Sacha Distel, Jack Reardon)
7. How Could I Settle For Less  
      (Alexander Sacha Distel, Robert I. Allen, Jean Broussolle)
8. There'll Come A Time      (S. Brooks)
9. Livin'                 (T. Garvin)
#10. Hey John            (Jim Council, Blossom Dearie)

Carmen McRae (vo)
Zoot Sims (ts)
Joe Pass (g) #10
Bucky Pizzarelli (g)
Paul West (b) #10
Tom Garvin (p)
Dick Shreve (p) #10
Larry Bunker (vib, per) #10
Jimmy Madison (ds)
Frank Severino (ds) #10

Recorded March 1973 In New York
#10 March 1973 in Los Angels,California
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台風の中とはいえ、プレーまで大荒れにならなくても・・・・

2011-09-05 | SHOT OF THE DAY
この週末、関東地方は台風の直撃を免れたが、台風の影響を受けて所々で豪雨に見舞われたようだ。雨で高速の速度規制というのはよくあるが、通行止めになるのは尋常ではない降り方だったのだろう。

日曜日にはホームコースで月例。普段からゴルフはクローズにならない限りキャンセルはしないが、歳をとってくると流石に最近は悪コンディションでのプレーは気力が持たなくなってきた。月例でもあり弱い雨の予報だったので予定通りコースへ。予報に加えて「雨雲の動き」を最近良く見る。6時間後までが予想されているが、雨が降るかどうかはこの雨雲の動きが一番確かだ。コースに着いてこの雨雲の動きを見ると、エリアの一部に縦に長く雲の塊が。時間を追ってもあまり変わらない。携帯の小さな画面で見たので、自分のいる場所がこの雲の内か外かが良く分からない。雲のエリアの外になるのを祈ってスタート。

今回付いてくれたキャディーさんは相性がいい。特に、ラインの読みを断定的に決め、狙うポイントも的確だ。最後に「後は強さ次第」の一言が付くが、このキャディーさんの時はパットがいいのはタッチのイメージも自分と合っているのだろう。
一番ホールから、2打をグリーンの奥に乗せてしまって長い下りのパットを残す。マウンドを越えての下りなのでタッチが難しい。いつものように指示はピンと来るものがあった。少し弱かったがラインはバッチリ。返しのパットを入れて幸先の良いパースタート。

ところが、次の長いミドルのアプローチをトップして大オーバー。最近アプローチが良かったのに、今回はアプローチが課題になってしまった。アプローチは意識せずに打てると結果はいいが、意識しだすと余計なところに力が入り色々なミスを誘発する。自分にとっては精神状態を測るバロメーターだ。アプローチがすんなり収まらないとパットにも影響が出る。せっかくキャディーさんのアドバイスがありながらその通りに打てない。寄らず、入らずの繰り返しで8番を迎える。2打地点で突然の雨。それも半端な降り方ではない。グリーンに行くと表面で飛沫を上げ、みるみる水が浮いてくるのが見える。いよいよ雨雲到来かと覚悟を決めて最終ホールをプレーしている時には、先ほどの雨が嘘のように薄日が差す。まるで熱帯地方のスコールのような雨だった。
前半を終わってみればボギーペースのゴルフ。一緒に廻っていたシングルさんも珍しく大叩き。天気のように大荒れのプレーだった。

後半も2番で2打をチョロして池ポチャ、波乱の幕開けだ。この前の「魔が差したゴルフ」と同じで、いいショットでベストポジションにあることがかえって災いするのか、無意識に気軽に打ってのミスが多い。14番から久々にティーショットも戻り、15番ではバーディー、16番でもバーディー逃しのパーで、これでネットパープレーも出来そうな気分になった矢先に、17番、18番でクリーク、池に入れて万事休す。

キャディーさんのせっかくのアドバイスを生かす展開にならずに、天気と同じゲリラ豪雨ならぬゲリラショットに突然襲われ続けた一日だった。この流れを作ってしまったのも、2番のアプローチミスだったような気がする。
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次世代テレビ放送はどうなるか? (11) 若者はテレビ離れしているか?

2011-09-04 | Weblog
今年2月に発表されたNHKの国民生活時間調査でも、若者のテレビ離れ(視聴時間の減少が)は明らかであった。この傾向はここ数年言われ続けられてきたことであり、改めてデータでも立証されたということだろう。少し前からの動き、論調を振り返ってみよう。
2008年、当時のNHK福地会長のコメントがある。

●「若者のテレビ離れに危機感」NHK・福地茂雄会長


インターネットの影響は勿論だが、「視聴の希薄化」という表現には多くの意味が含まれていると思う。要はじっくり見なくなったということだ。昔からTVは「ながら視聴」というとりあえずテレビがついているという状態はあったが、これに加えて「分割視聴」「部分視聴」という形態も増えてきていると思う。

このコメントに、早速、2chでもこの話題に対するコメントが寄せられていた。

●若者のテレビ離れ 【2ちゃんねるより抜粋】



テレビ離れしてしまった人々のメッセージだ。
・国民洗脳を役割に持つマスメディアの立ち位置が分かってテレビ離れをした層
・お笑い、バラエティー、ネタバレの情報番組、内容の薄いドラマなどコンテンツの貧弱さに飽き飽きした層、
・放送時間に合わせた生活をおくることが無理になった層
など、彼らのテレビに対する評価・自分の生活での位置づけは大体が想定されるものだ。

そして、最大の要因はやはりインターネットの普及と、その利用との相対比較の結果テレビを視る必要がないと判断したか、あるいは見る時間が減ったのがひとつの結論である。

手を変え、品を変えドラマ作りをやっても視聴率の取れない局が四苦八苦している。

●面白くない番組しか作れないテレビ局が「若者のテレビ離れ」という言い訳


この議論は、視聴率だけを評価尺度としてきた番組作りの限界で、これも今に始まった話ではない。悪循環が進んでいるだけだ。視聴者に迎合しすぎたドラマがいいドラマになるはずが無い。あくまでも制作者やプロデューサーの意図や意思があって、視聴者の感動や共感を得るのが番組作りの基本だと思う。

●【社会】 若者のテレビ離れが進むなか、完全「見切り発車」の地デジ移行…地デジ難民は29万世帯か


とあるが、若者のテレビ離れと完全地デジ化はあまり関係が無いかもしれない。完全地デジ化でテレビ離れを助長したのは高齢層だと思う。

●若者は“テレビ離れ”していない--M1・F1総研の調査で明らかに


こんな調査結果もあるようだが、調査範囲が東京中心の1都3県であること、視聴番組に関する調査データが無いので、これだけでテレビ離れしていないというのも難しい。
しかし、若者は特に、色々なディバイス、生活シーンで「テレビコンテンツ」に接しているのは事実だろう。今の視聴率、あるいは狭義のテレビ視聴という定義の中で議論していると実態を見誤るかもしれない。ちゃんとした調査設計をすると面白い結果が出るかもしれない。

単純な調査だが、この方が説得力がある。

●若者の「○○離れ」実際に離れているものは? 3000人回答結果「テレビ、新聞離れ」が上位


まあ、順当な数字だろう。

ではどうしたら良いかという話になるが、

●「若者のテレビ離れ」を食い止めるには


これは、いわゆるディバイス論議だ。茶の間のテレビが大型の薄型テレビに変わったが、ここだけがテレビ視聴の場でないのは特に若者にとっては当たり前。そして、テレビ放送以外の視聴を合わせて考えると、スマートTVの話になっていく。これも次世代テレビのひとつの答えかも知れない。

●ネットTV有料配信 若者のテレビ離れを食い止められるか?


テレビ番組をリアルタイムで見るか、タイムシフトで見るかはビデオレコーダーが世に出た時からの流れ。これもタイムシフトのひとつの流れである。リアルタイム放送ではなくオンディマンドに本格取り組むという話が近々動きそう。コンテンツが良ければよい結果が出るかもしれないが、コンテンツを見る気がしないという層にはオンディマンドにしても結果は出ないであろう。

テレビ離れの原因は色々な要素が組み合わさっているが、ひとつひとつ解きほぐしてみよう。
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アコースティックな世界は人間味を感じる・・・・

2011-09-03 | CONCORD
Moon and Sand / Kenny Burrell

レコード針の調子が急に悪くなった。付着したゴミをとる時に針先を痛めてしまったのかもしれない。愛用のカートリッジはSHUREのV15Ⅲ、すでに購入して何年になるのであろうか。アナログ盤を聴くのを復活してからも大分経つ。すでにメーカーの純正の交換針は提供されていない。普通であればこれで一巻の終わりだが、交換針はサードパーティーか提供されている。今回で2回目の購入だ。ネットで早速購入し翌週には到着した。一個一個特性の測定データが添付された作りたて(?)の製品であった。世の中デジタル万能時代であるが、このようなアナログ製品のサービスには作り手と使い手の間に何か絆を感じる。今のデジタル製品であれば、製品自体を交換することが多く愛着が沸き難い。
自分が乗っている車も、14年前のFordのSUV。走行距離も20万キロを越えた。いわゆるアメ車の品質はよく問題視されるが、この車は当たり車。今まで、故障・トラブルは皆無といっていい。で、ついつい乗り続けているが、ここまで来たらどこまで行けるか乗り潰してみよう。アナログのオーディオも自分が生きている間は聴き続けてみたい。

ジャズの世界でも一時アナログからデジタル、いわゆる電子楽器への転換(挑戦)の時期があったが、いつの間にかメインストリームはアナログ楽器へ戻ってしまった。その中で、ギターだけはチャーリークリスチャンの時代から電気的な増幅のあるエレキギターが主流であった。アコースティックギター、いわゆる生ギターそのものは、カントリーやブルース、ボサノバ、そしてフラメンコなど、その音楽の故郷でそれぞれ違った奏法によって主役となって違う顔で活躍してきた。アコースティックギターの持つ奥深さだ。

Concordレーベルはギターの名手が多く登場しているが、ケニーバレルのアルバムもはここれが第2作目だ。今回はアコースティックギターにスポットライトを当てている。全8曲の内、U.M.M.G.とStolen Momentsを除いて後はすべてアコースティックギターによる演奏だ。パーカッションを加えた演奏はボサノバの演奏では生ギターが効果的なグループサウンドを醸し出している。

レコードのジャケットは中身が良く表現されていると感じがいい。コンコルドには珍しいイラストだが、このジャケットデザインは当たり。1曲目のMoon and Sandと最後の曲のLost in the starsを掛け合わせたような背景と一本のギターが置かれた雰囲気が実にこのアルバムの特徴を表している。

このアルバムのプロデューサーは、Frank Dorritie。すでに何枚目かになるが、これまでのアルバムを振り返っても、カールジェファーソンのいわゆる中間派とは一線を画す良い企画のアルバムが続いている。ケニーバレルのレコーディングは非常に多いが、このアルバムもバレルの普段見せない側面を垣間見ることのできる一枚だ。




1. Moon and Sand     Engvick, Palitz, Wilder 6:24
2. My Ship        Gershwin, Weill 6:31
3. For Once in My Life   Coleman, Wells 4:17
4. U.M.M.G. (Upper Manhattan Medical Group) Strayhorn 2:56
5. Blue Bossa       Dorham 4:12
6. Stolen Moments     Nelson 7:54
7. Love for Sale      Porter 3:49
8. Lost in the Stars     Anderson, Weill 3:20

Kenny Burrell (g)
John Heard (b)
Roy McCurdy (ds)
Kenneth Nash (per)

Produced by Frank Dorritie
Recorded at Coast Recorders, San Francisco CA, December 1979
Originally released on Concord CJ-121(所有盤は東芝EMIの日本盤)

Moon & Sand
Kenny Burrell
Concord Records
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時代の流れの変化は大きいけれど、変化しない音楽もある

2011-09-02 | CONCORD
CONCORD SUPPER BAND 2


1979年、70年代最後の年、10年毎の大きな節目の年だ。
今から30年前だが、この間で今やデジタル、IT、通信といったことを抜きには、ビジネスも我々の生活も語れない時代になってしまった。この70年代の最後の年は、そんな将来への兆しが見え始めた時代かもしれない。

この年、東芝がワープロを発売した。今や、携帯やPCにワープロ機能は組み込まれて、ワープロ自体が存在しなくなった。世に初めて登場したワープロは、630万円もして机の大きさもあった。10年前にはまだ珍しかった電卓がカード電卓になった。全国の電話がすべて自動化された(ということは交換台経由でしか繋がらない電話がそれまであったということか?)のもこの年。一方で、今の携帯の前身とも言える自動車電話が登場した。パソコンはまだフロッピーもついていない本体だけで16万8千円もした。この時代、自分もすでに会社勤めで中堅になっていて色々な事が思い出されるが、周りの環境は今とは隔世の感がある。月日の流れるのは早く技術の進歩に驚くばかりだ。

プライベートレーベルからスタートしたConocrdレコードのラインアップも100枚を越えメジャレーベルの仲間入りを果たして大きな節目を迎えていた。レーベルを核となって支えるConcord ALL STARSの面々は、この年6月にはスイスのモントルー、夏の8月には地元のコンコルドのジャズフェスティバルで多くの聴衆の前で演奏し、そして秋には日本ツアーで日本全国を廻った。いよいよ世界を股にかけた活躍になってきた。

日本へのConcord ALL STARSの訪問も、前年に続いて2回目。各会場では多くのファンを集めた。オーナーであり、プロデューサーのカーフジェファーソンも、前年に引き続き日本での評判と歓待に満悦だったようで、このツアーでますます日本贔屓になったようだ。
この秋に来日したのは、若手売出し中のSCOTT HAMILTONとWAREN VACHEのフロントラインに、レーベルのハウスカルテットともいえるベテランのリズム隊が加わったまさにオールスターズ。“Concord SUPPER BAND”と命名された。前年の来日とは、ピアノがロストンプキンスからデイブマッケンナへ、そしてベースがモンティーバドウィックからフィルフラナガンに代わっているが、スーパーバンドに変わりはない。

このサウンドもすっかり耳に馴染み、目新しさや物珍しさから脱して、じっくり聴く事ができる。日本でのライブというの、聴衆のノリが日本的にあり親近感が沸く。演奏の方はこの周囲の盛り上がりを見て推して知るべしといったところであるが、On the sunny side of the streetでは、アンリ菅野が登場する。リハーサル無しの登場であったようだが実にいい感じだ。Concord ALL STARSであればローズマリークルーニーが登場すれば完璧だったが、アンリ菅野も十分に仲間入りを果たしている。

そのアンリ菅野もガンに倒れて帰らぬ人になってしまってから10年以上。月日の経つのは早いものだ。



1. Crazy Rhythm
2. Gone With The Wind
3. Nancy
4. Out Of Nowhere
5. On Baby
6. Just Friends
7. In A Mellow Tone
8. On The Sunny Side Of The Street
9. Drum Boogie
10. The King

Warren Vache (cor,flh)
Scott Hamilton (ts)
Dave McKenna (p)
Cal Collins (g)
Phil Flanigan (b)
Jake Hanna (ds)
アンリ菅野 ( Anli Sugano ) (vo)

Recorded live at the Koseinenkin Kaikan , Tokyo, December 5.1979

Originally released on Concord CJ-120 (2-Record Set)
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エリントンが亡くなった年に・・・

2011-09-01 | MY FAVORITE ALBUM
Dedicated to Duke Ellington / The Third


デュークエリントンはピアニスト、バンドリーダーとして有名だ。そして忘れていけないのは作曲者としてのエリントンだ。永遠の良きライバルであるカウントベイシーとの違いはここだ。その数は数千ともいわれているので、曲作りの領域での才能も並外れていたのだろう。自分のオーケストラのメンバーの演奏ぶりをイメージしながら曲作りをしたとか。エリントンオーケストラではソロが曲にピッタリしているのも、そのせいかもしれない。当然、有名なエリントンナンバーはいくつもあり、自分のオーケストラだけではなく、他のプレーヤーにも良く演奏されている。エリントンナンバーを一曲もやらないというジャズミュージシャンはいないであろう。このエリントンが亡くなったのが1974年。自分が会社勤めを始めた年なのでよく覚えている。

タイムファイブのバックを務めた前田憲男。実に器用でオールマイティーなミュージシャンだ。巨泉の11PMでは毎週ジャズコーナーを担当していた。



ドラムの猪俣猛とのコンビも長い。自分が高校を卒業して浪人をしている頃、ジャズの輸入盤を仕入れに通ったひとつが渋谷のYAMAHAだ。時々やるバーゲンを狙って繰り出していたものだ。普通の国内盤しか置いていないレコード店とは違った雰囲気があり、そこに行くのが楽しみでありある種の緊張感もあった。当時、そのYAMAHAの店内でジャズの生演奏をタダで聴ける企画があった。お金がなくてコンサートもなかなか行けなかったので、よく出かけていた。そこに出演していたグループのひとつに前田憲男のトリオがあった。猪俣猛のドラムは、日野元彦や渡辺文雄のドラムと違ってスマートな一面もありお気に入りのグループだった。
2人のコンビは、トリオだけでなく、ウェストライナーズといった菅を含めた大型のコンボや、ザ・サードといったビッグバンドまで、色々なグループでもどちらがリーダーともなくよく一緒にプレーをしていた。それが現在まで続いているのだからすごい。

そのザ・サードがエリントンナンバーに取り組んだのがこのアルバムだ。エリントンが亡くなった年の12月、渋谷公会堂でのライブ録音だ。このアルバムに収められているエリントンナンバーが第一部、エリントンの追悼プログラムだった。
アレンジはリーダーの前田憲男。この頃、電子楽器が流行りだしていたが、前田憲男もこのアルバムでもエレクトリックピアノやオルガンを多用している。まだレギュラーオーケストラが沢山存在していた時代だg、このサードはベテランのスタジオミュージシャン中心のオーケストラ。いわゆるリハーサルオーケストラの代表格であった。

音合わせから、いきなりピアノのイントロが始まりエリントンのテーマソングである、TAKE THE A TRAINがスタートする。次のSOFHISTCATED LADYはこのバンドの特徴であるアルト3本のサックスセクションのソリが楽しめる。どの曲も同じ皆ばかりだが、前田憲男のアレンジが実に変化に富んでいる。最大の聴き所はB面のCARAVAN。元々エキゾチックな雰囲気の曲だが、8ビートでさらに変化を加え多彩なソロが加わり大作に仕上がっている。最後は、ルイベルソンに捧げる猪俣猛のツーベースドラムにスポットを当てたSKIN DEEPまで一気に聴き入ってしまう。

このコンサートも大盛況だったようだが、エリントンの亡くなった1974年、秋吉敏子のビッグバンドも登場し、ビッグバンドがまた元気になった年だった。

オールスタービッグバンド “THE KING” のMood indigo


1. Take the A train
2. Sophisticated lady
3. It don’t mean a thing if it Ain7t got that swing
4. Mood indigo
5. Caravan
6. Skin Deep

猪俣 猛 (ds)
前田 憲男 (p)
荒川 康夫 (b)
中牟礼 貞則 (g)
水谷 公正 (g)
中島 御 (per)
Jake Concepcion (as)
鈴木 重男 (as,ss)
清水 万紀夫 (as,cl)
三森 一郎 (ts,ss)
原田 忠幸 (bs)
鈴木 武久 (tp)
伏見 哲夫 (tp)
福島 照之 (tp)
吉田 憲二 (tp)
キジ 西村 (tb)
中沢 忠孝 (tb)
山下 晴生 (tb)
堂本 重道 (btb)

Recorded live at Shibuya Kohkaido、Dec. 4 1974
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