3ヶ月ほど前から右手中指の第二関節に軽い痛みがあったが日常生活に特に
不便なことはなかったのでその儘放置していた。3週間前からこの部分の痛みが
少し無くなったが、今度は腫れて来た。4日前には右手の甲の部分も少し腫れて
きたので、やっと医者に行く気になり2日前に近所の整形外科を訪れた。この
病院は初診だったので診察申込書に名前、住所、症状などを書いて受付に
提出した。それから1時間半後に看護婦に名前を呼ばれ診察室に入り医者の
診察を受けた。
医者の診断結果は「ブシャール結節」と言う病気だった。これは指の第二関節が
変形してその部分が太くなる症状が出る病気とのこと。以前診察した患者は
第二関節が骨化して指が曲がらなくなったが、これまで酷くなった患者は今の
ところ一人だけで、多くは指が太くなる程度に留まる症状とのこと。2ヶ月に一人
程度の割合でこの症状の患者が来るそうである。ブシャール結節は若い人には
少なく50歳以上の年齢から出てくるらしい。これに似た病気で「ヘバーデン結節」が
あり、これは指の第一関節の部分に瘤が出来る症状で、この病気は圧倒的に女性が
多いそうである。この二つの病気の原因は未だに不明と言われた。
消炎、鎮痛と関節の変形を防止する為、薬を処方すると言われ、最初に2週間
この薬を服用し、特に副作用などの異常がなければその後3ヶ月以上服用する
ようにと指示された。診察が終わって処方箋を受取り病院を出た。家に帰ってから、
処方箋を見たら、「セレコックス錠100mg」と薬の名前が書かれていた。インター
ネットでこの薬を調べてみたら、この薬の主成分は「セレコキシブ」で、消炎、
鎮痛に用いられ、通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、
腱鞘炎などの治療に使われると表示されていた。
一方、副作用は、消化性潰瘍、消化管穿孔、吐血、下血、肝障害、腎障害、心機能不全、
腹痛、口内炎、下痢、発疹、心筋梗塞、脳卒中、など恐ろしい症状が表示されていたので、
この薬を服用することを躊躇している。通常、薬の副作用は一般的に多くの範囲が示されて
いるが、鎮痛剤や消炎剤は特に胃腸などに悪影響を与えると言われている。この為、
これらの薬を服用するときは胃腸薬を同時に飲むことが勧められている。この様な副作用を
考えると、この薬の服用は躊躇われるため、代わりに湿布薬で治療しようと思っている。
指が変形してしまう心配は消えないが。
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