やさいの家

小さな日常・小さな風景

梅漬けと梅干のお話

2015-08-03 07:53:26 | 手作りいろいろ
今でこそ、分かったような感じで梅干を漬けていますが・・・。

    


実は育った信州の田舎では、梅干を見たことがありませんでした。

{え~???」ってびっくりされそうですよね。

でも、そうだったのです。
私の育った地方では、小梅の梅漬けが主流で、
梅干を漬けている家庭は見たことがなかったのです。

梅漬けは、梅干と違って小梅を使ってカリカリに漬けるのが特徴です。

決して梅干のように、中が柔らかくしっとりした果肉ではないのです。

故郷を離れて、いろんな土地に住み暮らして、
梅干って、梅漬けとちょっと違うなあと思いながら暮らしていました。

時々梅漬けが恋しくなったけど、見当たらない。

そのうち、忘れてしまうほど、遠い記憶になって行きました。

それでも記憶はよみがえる。

小梅の梅漬け。
あのカリカリの小さなしょっぱい梅漬け。

やっぱり、年齢を重ねるごとに恋しくなってくるようです。

そして、調べてみたら、
信州って、梅漬けがやたらと多いようでした。そして梅干がない。

私が母から受け継いだこのこの本にも、梅干のレシピはないのです。
膨大な量の漬け物の記録が載っているのに・・・。

    
(長野県農業改良協会 昭和51年初版発行)

小梅漬けか、ぽたぽた漬けと呼ばれる甘い梅漬け。

    

    

土用干しをして、柔らかくなったふくよかな梅干は皆無!!

食文化の違いでしょうか?

改めてびっくりしました。

こんなにいろんな伝統的な漬けものが載っているのに。

    


梅干はないのです。

だけど、小梅の梅漬けを刻んでごはんにまぜたものは、
梅干では表現できないおいしさがある気がします。

ああ、懐かしいなあ。

小梅の梅漬けは、カリカリに漬ける。
これが難しいらしいです。

・・・で、今年は初めてチャレンジしてみたのですが・・・。

結果はどうでしょうか?

もう少ししたら、お知らせできると思います(笑)



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2 コメント

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楽しみですね (naomin)
2015-08-03 10:28:25
sara-sara様
こんにちは。今日も暑いですね。
梅干しではなく、梅漬けとおっしゃるんですね。そういえば、私はカリカリ梅と呼んでいました。昔よく食べたので思い出し懐かしいです。
地域によって食文化というのは違うんですね。お母様が大切にされていた本を受け継いで、作った梅漬け。
楽しみですね。子どものころの記憶が
蘇りそうですね(*^◯^*)
完成を楽しみにしています♪
返信する
カリカリ梅 (sara-sara)
2015-08-04 07:00:04
naominさんへ
カリカリ梅。そうですよね~。
その呼び方の方が、一般的かも知れないですね。
やっぱり懐かしいですか?

梅漬け。
カリカリに漬けるには、やっぱりタイミングとか、
梅の種類とか、いろいろこだわりがあるみたいです。

その時、手に入った梅で、
行き当たりばったりで漬けて、上手くいくのやら(汗)

結果は、もう少しお待ちくださいね。
返信する

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