料理教室で知り合い、親しくなった人がいまして、その方は長い間、保育士をしてらしゃいました。
今はもう辞められて、ボランティアで昔話や絵本の読み聞かせなどの活動をされてます。
来年は、ピースボート(船)に乗って各国を周り、それから田舎に戻るそうで、田舎に戻ってからは、
実家を開放して、絵本など置いて読み聞かせしてあげるつもりなの~とおっしゃってました。
「じゃあ、私から贈り物として、私が最初で最後の絵本を作ったので、それをあげるね。」と1冊渡しましたら、
「それは、貴重だわ、うれしい~」と、とても喜んでくださいました。
私の作った絵本
ストーリーは、たいしたことないけど、学生以来の水彩画で13枚位を同じような感じで描くのは大変でした。
幼少期よりずーーっと飼っていたチャボと、現在、お世話になってるセキセイインコが主な登場人物。
子供の前で、読み聞かせしてくれたようです。
喜んでたよ~ 動物達の表情がいいって言ってたよ・・・なんて言ってくださいました。
恥ずかしいーーーー
そして、お礼にと絵本を下さいました。「おとなしい めんどり」
こちらも、にわとり
めんどりと
犬と
猫と
ネズミが1つの家で暮らしています。
めんどり以外の3匹は、家のことを何もしないで、仕事をめんどりに押し付けているのですが、
めんどりは文句も言わずに家の仕事をこなしていくのです。
ある日、めんどりは、小麦の種をみつけたので畑に撒きます。
小麦は育っていって、雑草を取ることや、収穫の刈り取りを、猫や犬やネズミに頼むけど全然手伝ってくれません。
そうしてできた小麦粉で、めんどりは粉をひき、火をおこし、美味しいお菓子を焼きます。
お菓子の焼ける美味しそうな匂いがしてきて、台所に集まる犬猫達。
めんどりさんは、「食べる~?!」
一同 「食べるーーー
」
しかーーーーし
めんどりさんは、「私は、ひとりで小麦を植えて、手入れして刈り取り、粉にして、火をおこしお菓子を作りました」
「だから、わたしひとりで食べます 」
そして、それからは仕事がある度に は、手伝うようになったそうです。 チャンチャン
おとなしいめんどりですけど、言う事はいいましたねぇ。
まま、 改心してくれて、良かった~
「働かざる者、食うべからず」ということですね。
およみいただき、ありがとうございました。