NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

環境教育に行って来ました

2016-02-07 10:25:43 | 環境教育

 こんにちは~ フクロウのウイズリーです!!

約3年前に防鳥ネットに絡まってしまい、左翼の先端が欠損してしまい飛べなくなってしまいました・・・・。 もう、野生の世界(空は飛べない~しくしく)には帰れないので、里親さんの所で幸せに(?)暮らしていますが、この悲劇をみなさまにも、お伝えするためにも、エデュケーションバードとして、活躍する事にしました。

1/25 訓練中の僕。。。 

  つかまり方がへたくそ~。

  

 1/28 デビュー  大勢の子どもたちにちょっとビビッたけど、ママさんがいるから安心。

 これからも、いろんな所で活躍するから、僕に会いに来てね。  そして僕たちみたいに、かなしい思いをしている野生動物たちの事を考えてもらうキッカケになれば僕の生きる意味はあるのだ。

(3/13 神奈川県自然環境保全センター 傷病舎一般公開でも会えるよ~詳しくは、保全センターHPで)                        

 話は変わって~

1/28 清水小学校4年生 160人 環境教育 ~ 七沢自然ふれあいセンターにて

 2時間の講演 神奈川県に住んでいる野生動物の紹介や、どうして野生動物が事故にあうのか、原因や対策など、子どもたちが一生懸命考えてくれました。

子どもたちによる寸劇の一コマ

 最後には、エデュケーションバードとして、フクロウ・コミミズク・チョウゲンボウ

 エデュケーションアニマルは、タヌキの4種の野生動物を見てもらいました。

(詳しくは、HP報告文で)

子どもたちのこころに、少しでも野生動物たちとのつきあい方や環境保全の大切さが伝わっているとうれしいのですが。。。

この様な環境教育に参加したい方、募集中~最初は見学からでもOK! お待ちしております。


カルガモが放野されました

2016-02-06 21:12:38 | 足環プロジェクト

カルガモが2羽一緒に放野されました。

まず1羽目は、

保護日:2013年10月26日

保護場所:愛川町

道路上でうずくまっている所を保護されたそうです。

右翼を骨折していて何かに衝突したと考えられています。

長期のリハビリのあと、放野になりました。 

  ←G6の足環をつけました。

そして2羽目です 

保護日:2015年12月7日

保護場所:海老名市

右の足を骨折している所を保護されました。

保護された当初は右足が麻痺しており、自分では食べてくれなかったものの、

徐々に食欲を取り戻して無事に歩けるようになりました。

放野日:2月3日

放野場所:海老名市

  ←G7の足環を付けました

 

赤い足環を付けた鳥を見かけたらぜひご報告を!お待ちしています。

写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター