暑くて忙しい季節に入り、哺乳類の放野が保全センターでは続いています。
今回はムササビの報告です。
保護日:8月10日
保護場所:秦野市
授乳中で目も開いていない乳飲み子の状態で登山道に落ちているところを保護されたそうです。
ミルクから離乳食へ、さらに葉っぱなどもたべて、最初は53g程度だったのが立派に成長しました。
↓ 放野スタッフ一同(センター職員&野生動物救護ボランティア、そしてビジターセンター職員)
↓ 巣箱取り付け中(ボランティアさん奮闘!)
みんなで協力し合って無事、取り付け完了しました
↓ 放野後のムササビ だいぶ戸惑っています
↓ 巣箱で一安心
秦野市で放野になりました。自然界は厳しいけど元気で暮らしていってね
動画が下のリンク先で公開中です(別サイトに移動します)
ムササビ動画 1 (https://vimeo.com/218782358)
ムササビ動画 2 (https://vimeo.com/218782454 )
(情報提供:神奈川県自然環境保全センター)
5月20日(土) もう夏か! という様な暑い一日でしたが、救護の会も熱い一日でした。
会場は、(いろいろゴタゴタありましたが)厚木市役所第二庁舎 16階 とても眺めのいい会場でした。
まずは、第10回定期総会。活動報告・決算報告などなど~無事に承認。
気持ちも新たに、今期の活動へ
続いて、十周年記念講演会「写真から読み解くツバメの現状(福島ツバメ調査の報告)」
講師は佐藤信敏氏(野生動物救護の会副理事長)の講演が行われました。
↓ ファンの方に照れながらサインをする佐藤氏
福島原発事故後の放射能の影響(ヒナなどに見られる白斑や尾羽の異常形状)、除染によるツバメの営巣問題など、
定期的な調査から分かるさまざまな問題点を講演して頂きました。
最後には素敵なツバメのねぐらの動画を大切なメッセージつきで見せていただきました。
詳しくはHPで報告します。(しばらくお待ち下さい)
↑ 10周年記念手ぬぐい(イラストは救護の会専属イラストレーター平沼さん)
会員&講演会の参加者に配られました。
欠席された会員のかたには順次発送いたします。
↓ これはなーんだ!?
ごたごたの原因の厚木市総合福祉センター(当初予定していた)会場の使用許可書
青葉が茂り、夏鳥たちがあちこちでさえずり始めました。
オオコノハズクの放野のお知らせです。
保護日:4月3日
保護場所:茅ヶ崎市
雑木林の近くでうずくまっているところを保護されたそうです。
はじめは右翼の動きがやや悪く、目の開き方にやや差があったものの、リハビリが順調に進み放野になりました。
放野日:4月24日
放野場所:茅ヶ崎市芹沢
少し、眠そうですが、K2の足環をつけました。
畑や森の広がる場所で放野したところ、風に乗ってあっという間に姿を消したそうです。
赤い足環をつけた鳥を見かけたらご連絡下さい
(写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター)