安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

縦と横の意図

2019年03月15日 | 駅立ち
所沢は消防を広域化しました。初めは大変ではあったけれど、市境の救急や災害時の連絡・応援体制、24時間の受付態勢などは、スケールメリットが活かされていると思っています。一番良かったのはその経験でした。他市の議員との情報交換はもちろん、間接代表者としての人間関係の構築、つまり知り合いになり仲良くなることです。溝ができることもありますし、距離が縮まることもあります。

さて、県には多分11か所の地域交流センターがあります。せっかくそう定めたのであれば、県議会もその地域ごとの会議を地域の市議会議員と合同で行なったりすることで2重行政を解消することも出来るかもしれません。市はダメでも県はダメとかいう話はあるじゃないですか。明治の時代の地域設計は、今日の問題解決につながる最善の形として機能しないものもあります。

憲法は、直接民主主義より間接民主主義の方が優れているという意思で、地方自治と二元代表制を定めています。ですが地方自治のその形はもっと自由でいいのだと思います。所沢・狭山・入間・飯能・日高の5市議長会と県議会議員が例え自費ででも集まればいいのです。そしてその意思を、5市の市長会や広域の会議体に提案できればいいのです。ただの話し合いの場でも十分な効果があります。

当広域消防の最大のメリットは、この地域のそのテーブルを作ったことだと思います。その先の仕合わせを私にやらせて頂きたい。


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