鎌倉八百ヶ谷戸

鎌倉の街はそのものが環境遺跡

善財 一 写真集

鎌倉の西端辺り 小谷戸は草が茂って

2021-10-14 22:10:11 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

 

二十数年前、広町緑地に宅地開発の話が持ち上がった。

鎌倉の中心部の景色とは異なるが、今は遺されているだけでありがたい。

 

御所谷の一部では、現在でも水田や畑を営んでいる。

御所谷の最奥は、蕎麦で有名な檑亭のすぐ下。

整備された遊歩道を歩いていると、所々に小さな谷戸があることに気づく。

人の手が入らなくなって湿地となっている場合が多い。

谷戸の北側の山の上は宅地が迫っている。

一方、南側は山襞が入り組んでいる。

この山が崩されずにすんだため、自然が観察できる環境が遺された。

竹ヶ谷戸の奥に「きはちの窪」と呼ばれる10メートルほどの小谷戸がある。上の写真。

やはり湧水の谷。

きはちは人の名前のようだが、何を意味しているのだろう。

夏は草木が茂って分かりにくいので、冬に撮った竹ヶ谷戸最奥部を紹介する。

大きな画面で見てほしい。



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