《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)
二十数年前、広町緑地に宅地開発の話が持ち上がった。
鎌倉の中心部の景色とは異なるが、今は遺されているだけでありがたい。
御所谷の一部では、現在でも水田や畑を営んでいる。
御所谷の最奥は、蕎麦で有名な檑亭のすぐ下。
整備された遊歩道を歩いていると、所々に小さな谷戸があることに気づく。
人の手が入らなくなって湿地となっている場合が多い。
谷戸の北側の山の上は宅地が迫っている。
一方、南側は山襞が入り組んでいる。
この山が崩されずにすんだため、自然が観察できる環境が遺された。
竹ヶ谷戸の奥に「きはちの窪」と呼ばれる10メートルほどの小谷戸がある。上の写真。
やはり湧水の谷。
きはちは人の名前のようだが、何を意味しているのだろう。
夏は草木が茂って分かりにくいので、冬に撮った竹ヶ谷戸最奥部を紹介する。
大きな画面で見てほしい。
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