ターボ・モーターの"そんなボクです..."

ギターを弾いて歌う...そしてボクはロックンロールを今日も転がす。
ターボ・モーターの気まぐれダイアリー

オハイオ・エクスプレス。

2007年12月21日 | Weblog
オハイオ・エクスプレスを聴いた。久々。
1960年代後半に一世を風靡したバブルガム・サウンド。

風船ガムを噛むローティーンでも気軽に口ずさめるポップでキャッチーなサウンド。ソイツがバブルガム・ミュージック。

でも、そんな音楽を作っていたのは、実力あるソングライター達なもんで、人工的やけど、完成度を今聴いても、恐ろしいほど高いョ。

あなどれないネ。ポップミュージックってサ。

そのバブルガムミュージックの屋台骨を支えたレーベル「ブッダ」の3大バンドが、1910フルーツガム・カンパニー、レモン・パイパーズ(ちょっとサイケ寄り。)とこのオハイオ・エクスプレス。

アメリカンポップを基本に、ビート、サイケ、ソウル...様々な音楽を見事に消化させたサウンドで佳曲ぞろい!

代表的な「YUMMY YUMMY YUMMY」や「CHEWY CHEWY」、とびきりポップな「MERCY」なんかもう最高にイカしてる。ちょっと黒っぽい「PEANUTS」や「SHA LA LA」も上手い具合にポップに仕立てられていてニクイっすネ。

もうすっかり冬なんで「WINTER SKY」ってナンバーがグッっときましたナ。

メンバーがしょっちゅう入れ替わり、他のレーベル・メイトとの差別化も計らぬまま、短命に終わったバブルガム・サウンドですが、いつの時代も「計算され作られた恐ろしいまでのポップミュージック」を味わってみるには、このオハイオ・エクスプレスがおすすめだす。

http://www.youtube.com/watch?v=qG1SVKipKZE&feature=related