同じ5月23日(月)
Hくんとメトロで分かれた後、今度は初めて闘牛を見に行きました。
うっぐ、この日実はなんと3つ目のイベント。
お昼を家で食べてからパパと二人でパパの学校に行く。
夫はいつも歩いて学校まで行っているけど、私の足でも40分はかかるところをずーっと歩いたと言うからすごい!!
学校の用が済んだら、今度は、私とその学校最寄駅の改札で待合せして、Hくんと公園で遊ぶ。
暑い中、散々遊んだ後に今度は闘牛!!
夫とラス・ベンタス闘牛場(Las Ventas)で待合せ。
メトロ2号線Ventas駅下車、目の前
Plaza del Carmen 1, 28013 Madrid
ところがタイミング悪くこの日は2号線は停まっていて、仕方なしに乗り換えのManuel Becerraから歩く。
うっぐ、相当眠いはず。案の定、「歩けない~」と言い出したけど、「なんでみんな走ってるの?」と言う。
本当だ。良く見ると走ってる人が沢山!しかもみんな闘牛場に向かってる?!
時計を見ると開催時間5分前。
約束の時間から30分遅れてきても「on time」だと思ってるスペイン人が5分前で走ってる!
さすがスペインの国技!スペイン人にとって闘牛ってそんなに大切なことなんだ...と感心しながらうっぐの手を引っ張って一緒に走る。
先に行って当日券を購入していた夫と合流。
初めて闘牛場を見る。

もう開催時間は過ぎてしまったから人はいないけど、開催前まではこの広場も中のバルコニーもすごい人だったそう。
ここが入口。

ここで当日券が買えます。
オンラインで予約したい場合はこちら→ラス・ベンタス闘牛場入場券公式販売
私は、牛が目の前でとどめをさされるのは見たくないと思っていたし、何よりうっぐには見せたくないと思っていた。
沢山、運動したし、うまく寝てくれればいいのにとひそかに願ってました。
なので購入したチケットもソル(日向)の一番上の席(2.40€/人)。
闘牛のシーズンは、3月~10月。日没から2時間前から始めるのが基本らしく、夏は19時スタート。
闘牛場の中はこんな感じ。

階段で一番上まで行って、入ろうとすると鍵がかかっている。
あれ?入れないの?
焦っていたら、「ここを見て」と地元の人に張り紙を見せられ、なんと日本語で「演技中は危険な為、途中入場はお断りします」と書かれてあった。
仕方なしに通路のスクリーンで第1回目を見る。
だからみんな走っていたのか...
19時から21時の2時間の間に3人の闘牛士が2回、合計6セット闘牛が行われる。
1回大体30分位。
1回目が終わったところでドアが開き、中に入る。
うわ~満席!

席もかなり急で高い!日向席だけあってかなり暑い!そして観衆の熱気で更に暑い!!
うっぐ、落ちないようにぴったりママに寄りかかる。
間もなくするとトランペットが鳴り、誰もいないアリーナに牛が登場。
闘牛士(の助手)が数名現れ、カポーテと言うピンクと黄色のマントを振り、牛を誘う。闘牛士はこの間にこの牛のスピードや癖を観察するらしい。
途中からピカドール(槍方)が馬に乗って登場、牛が馬に突進してくる手前で、適度に牛の力を奪う為、槍で首根をやりでつく。

と、この時なんと馬が牛の頭突きにやられひっくり返ってしまった!
観衆は大盛り上がり。
なんとか馬も人も体制を整えなおしたところでまた大喝采。だけど、突進しようとしてくる牛を馬が怖がってるのも伝わってくる。
なのに、なんとか気を取り直して牛に頭突きされても踏ん張って立ってる馬はすごい。
「お馬さん、強いんだね」とうっぐ。
馬が退場した後は、更にバンデリージョと呼ばれる人が出てきて更に牛を興奮させる。
そして、最後にマタドール(闘牛士)が登場し、約10分牛を仕留めるまで赤いマントと剣を使って演技する。

闘牛士のマントの裁きに牛が舞い、二者のリズムが一体化すると観衆も「オレー!」と掛け声を掛ける。
そして、最後の肩甲骨の急所に剣を突き刺して1セットが終わるのだけど、やっぱりここは見てられない...
上手く急所に剣を突き刺せば、牛は苦しまずに一瞬で倒れるけど、そうでなく吐血したりもするから。
5セット見たうち1回だけ演技が終わった後に観衆が白いハンカチを振っていたけどこれは、牛を苦しめずに一瞬でとどめを刺したからなのだそう...(後から分かりました)
倒れた牛は、馬が来て引きずられて退場していく...そしてアリーナの清掃係が手際よく戦った跡を綺麗にしていく...
この繰り返しだけど、マタドール一人ひとり違ったパフォーマンスがあってマントのさばきや牛を挑発する姿は、見ていて面白かった。
日が沈みかかってくると照明がつき、マタドールのスパンコールの衣装がキラキラ綺麗に光る。

見てる方もやっと楽になる。
うっぐは、眠気が飛んでしまったみたいで元気、元気。

21時ちょっと過ぎ闘牛は終わり、あっという間に観衆も退場...下の階に行ってみる。

こんな近くじゃなくてホント良かった。
闘牛...まさか見に行くとは思ってもいなかったけど、今見て色々考えさせられてしまった。
生と死。スペイン人は勇気ある人が大好き。
もともと闘牛は、豊作を願って神に牛を捧ぐ儀式が元となっているようだけど、もっともっと深い物を感じた。
スペインの国技であっても動物愛護的観点からバルセロナがあるカタルーニャ州では法律で禁止されてしまっている。
マドリードもいつ禁止になるか分からない。
まだ生と死がわからないうっぐの目にはどう映ったのか...
果たして見せてよかったのか未だに複雑な気持ち。
21時。調度スペイン人の夕食の時間の始まり。
みなさん、近くのバルで盛り上がってます。まさか牛肉食べてないよね...

私達は、近所のお気に入りの鍋の美味しい中華を頂く。
この日家に着いたのは23時過ぎ。
うっぐ盛り沢山な一日だったね。
ゆっくりお休み
Hくんとメトロで分かれた後、今度は初めて闘牛を見に行きました。
うっぐ、この日実はなんと3つ目のイベント。
お昼を家で食べてからパパと二人でパパの学校に行く。
夫はいつも歩いて学校まで行っているけど、私の足でも40分はかかるところをずーっと歩いたと言うからすごい!!
学校の用が済んだら、今度は、私とその学校最寄駅の改札で待合せして、Hくんと公園で遊ぶ。
暑い中、散々遊んだ後に今度は闘牛!!
夫とラス・ベンタス闘牛場(Las Ventas)で待合せ。
メトロ2号線Ventas駅下車、目の前
Plaza del Carmen 1, 28013 Madrid
ところがタイミング悪くこの日は2号線は停まっていて、仕方なしに乗り換えのManuel Becerraから歩く。
うっぐ、相当眠いはず。案の定、「歩けない~」と言い出したけど、「なんでみんな走ってるの?」と言う。
本当だ。良く見ると走ってる人が沢山!しかもみんな闘牛場に向かってる?!
時計を見ると開催時間5分前。
約束の時間から30分遅れてきても「on time」だと思ってるスペイン人が5分前で走ってる!
さすがスペインの国技!スペイン人にとって闘牛ってそんなに大切なことなんだ...と感心しながらうっぐの手を引っ張って一緒に走る。
先に行って当日券を購入していた夫と合流。
初めて闘牛場を見る。

もう開催時間は過ぎてしまったから人はいないけど、開催前まではこの広場も中のバルコニーもすごい人だったそう。
ここが入口。

ここで当日券が買えます。
オンラインで予約したい場合はこちら→ラス・ベンタス闘牛場入場券公式販売
私は、牛が目の前でとどめをさされるのは見たくないと思っていたし、何よりうっぐには見せたくないと思っていた。
沢山、運動したし、うまく寝てくれればいいのにとひそかに願ってました。
なので購入したチケットもソル(日向)の一番上の席(2.40€/人)。
闘牛のシーズンは、3月~10月。日没から2時間前から始めるのが基本らしく、夏は19時スタート。
闘牛場の中はこんな感じ。


階段で一番上まで行って、入ろうとすると鍵がかかっている。
あれ?入れないの?
焦っていたら、「ここを見て」と地元の人に張り紙を見せられ、なんと日本語で「演技中は危険な為、途中入場はお断りします」と書かれてあった。
仕方なしに通路のスクリーンで第1回目を見る。
だからみんな走っていたのか...
19時から21時の2時間の間に3人の闘牛士が2回、合計6セット闘牛が行われる。
1回大体30分位。
1回目が終わったところでドアが開き、中に入る。
うわ~満席!

席もかなり急で高い!日向席だけあってかなり暑い!そして観衆の熱気で更に暑い!!
うっぐ、落ちないようにぴったりママに寄りかかる。
間もなくするとトランペットが鳴り、誰もいないアリーナに牛が登場。
闘牛士(の助手)が数名現れ、カポーテと言うピンクと黄色のマントを振り、牛を誘う。闘牛士はこの間にこの牛のスピードや癖を観察するらしい。
途中からピカドール(槍方)が馬に乗って登場、牛が馬に突進してくる手前で、適度に牛の力を奪う為、槍で首根をやりでつく。

と、この時なんと馬が牛の頭突きにやられひっくり返ってしまった!
観衆は大盛り上がり。
なんとか馬も人も体制を整えなおしたところでまた大喝采。だけど、突進しようとしてくる牛を馬が怖がってるのも伝わってくる。
なのに、なんとか気を取り直して牛に頭突きされても踏ん張って立ってる馬はすごい。
「お馬さん、強いんだね」とうっぐ。
馬が退場した後は、更にバンデリージョと呼ばれる人が出てきて更に牛を興奮させる。
そして、最後にマタドール(闘牛士)が登場し、約10分牛を仕留めるまで赤いマントと剣を使って演技する。

闘牛士のマントの裁きに牛が舞い、二者のリズムが一体化すると観衆も「オレー!」と掛け声を掛ける。
そして、最後の肩甲骨の急所に剣を突き刺して1セットが終わるのだけど、やっぱりここは見てられない...
上手く急所に剣を突き刺せば、牛は苦しまずに一瞬で倒れるけど、そうでなく吐血したりもするから。
5セット見たうち1回だけ演技が終わった後に観衆が白いハンカチを振っていたけどこれは、牛を苦しめずに一瞬でとどめを刺したからなのだそう...(後から分かりました)
倒れた牛は、馬が来て引きずられて退場していく...そしてアリーナの清掃係が手際よく戦った跡を綺麗にしていく...
この繰り返しだけど、マタドール一人ひとり違ったパフォーマンスがあってマントのさばきや牛を挑発する姿は、見ていて面白かった。
日が沈みかかってくると照明がつき、マタドールのスパンコールの衣装がキラキラ綺麗に光る。


見てる方もやっと楽になる。
うっぐは、眠気が飛んでしまったみたいで元気、元気。

21時ちょっと過ぎ闘牛は終わり、あっという間に観衆も退場...下の階に行ってみる。

こんな近くじゃなくてホント良かった。
闘牛...まさか見に行くとは思ってもいなかったけど、今見て色々考えさせられてしまった。
生と死。スペイン人は勇気ある人が大好き。
もともと闘牛は、豊作を願って神に牛を捧ぐ儀式が元となっているようだけど、もっともっと深い物を感じた。
スペインの国技であっても動物愛護的観点からバルセロナがあるカタルーニャ州では法律で禁止されてしまっている。
マドリードもいつ禁止になるか分からない。
まだ生と死がわからないうっぐの目にはどう映ったのか...
果たして見せてよかったのか未だに複雑な気持ち。
21時。調度スペイン人の夕食の時間の始まり。
みなさん、近くのバルで盛り上がってます。まさか牛肉食べてないよね...


私達は、近所のお気に入りの鍋の美味しい中華を頂く。
この日家に着いたのは23時過ぎ。
うっぐ盛り沢山な一日だったね。
ゆっくりお休み
