Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

懐かしい!ロンドン -6-

2011-07-17 01:01:17 | 旅行 -London-
7月5日(火)

15:30頃、H君親子がお医者さんに向かうのを見送りさよならをした後、私とうっぐはチューブに乗って最後のホテルのあるVictoria駅に向かいました。
無事にホテルにチェックイン、またしても、本当に小さな部屋!
ま、今回は、シャワーもトイレも付いてるからいいとしよう...

荷物を置いてふと時計をみると17時前。
なんとなく、どんより雨雲に覆われて薄暗い...
気分的にどこかいいところがあったら早めの夕飯にして早く寝る?とも思ったけど、ここはうっぐの為、H君と乗るのを楽しみにしていたテムズ川クルーズに行く事に。

外に出たら「あ、雨...」
最後の最後でようやく傘の出番。
約1週間居て始めての雨。

ロンドンにしては上等!

ホテルからVictoria駅まで徒歩5分。
でもホテルの周り、よくみると結構上品なところ。
H君ママに、近くにステーキが美味しい評判のパブがあるよ、と言われてちょっと覗いてみる事に。

同じブロックにありました!
しかもとても上品!!大人な感じ。

The Thomas Cubitt
44 Elizabeth St, Belgravia,
London SW1W 9PA

店内の様子も私好み。H君ママも好きそうな色合い。
お客さんもきちっとした格好で、とても子連れで入れる雰囲気ではありませんでした...
残念!!

周りにも結構お洒落なお店がありました。


駅に向かって歩いていたら、ビクトリアのバスターミナルにでました。
そして道路挟んで向かいには、Travel Lodge。いわゆるパブ。
懐かしい!
留学時代の移動はいつもバスで、このTravel Lodgeで腹ごしらえをしていたのだ!
そのまんま。
懐かしい~~!

Victoriaからチューブに乗り、とりあえず一番近いボート乗り場に向かった。
2つ目の駅のWestminster駅で降り、「Pier」と書いてある出口に向かう。
目の前がボート乗り場。
無事にたどり着けてよかった。

ふと見上げると、ビッグ・ベン!!そして対岸にはロンドン・アイ!!
うっぐも大喜び!
結構な大粒の雨の中、珍しく写真撮ってと。


チケット売り場で一番短いコースを聞くと、ここからロンドン塔まで約35分のがあったので、それに決める。
私は、運よく1 week travelcard入りのOystercardを持っていたので、通常8ポンドのが5.60ポンドと割引された。ラッキー。
もちろん、うっぐはただ。

調度ボートが到着していて乗船待ち。

乗り場からのビッグ・ベンも絵になります。
本当に綺麗な建物。

結構な雨の為、残念ながらボートの上にはいけなかったけど、一番前をゲット。
出航してまずは対岸のロンドン・アイへ。

真下からみると迫力ある~。

ミレニアム橋に近づくと「あ、うっぐあの橋歩いた!」と。
よく分かってる。

「下からみるとすごいね~。」

地図を見ながら今はここだね、なんて確認しながらあっという間の30分。


ロンドン塔の桟橋に到着。
タワー・ブリッジも見納めだ~なんて見ていたら、「あれ?何かいつもと違う?」

そう、羽が上がってってるではないですか~!

こんなタワーブリッジの姿初めて!
超~ラッキー!

殆ど90度に上がったら、なんとタグボートに引かれた戦艦が通って入ってきました!
ホント、ラッキー!

戦艦の後についていたタグボートが通ったら、あっと言う間に元通り。


なんてタイミング!

うっぐ、「あの橋渡ってみる!」と言い出して、せっかくだから渡ってみる事にしました。
気がついたら雨は上がっていました。
このどんよりとした空の下のロンドン塔は、やっぱり不気味。

幽霊がでてもおかしくない雰囲気。

しかし、タワーブリッジ、思ったより遠い...

自分で言い出したんだから歩いてね~。頑張れ~。


渡ってみるとどおって事ない、ただの交通量の多い道路に、うっぐ、ちょっとがっかり。


半分まで来たところで、「さっき、ここからぐぃ~んって橋が上がっていったんだよ~」なんて説明していると、赤信号に人だかり。

「何?」「もしかしてまた橋の羽があがるの??」
当たり!どんどん上がっていきます!

どうやら、さっき戦艦を引っ張っていたタグボート2艘が帰って行ったらしい。

こんな事あるんだね~。
うっぐのお陰だね。貴重な体験ができました!
うっぐ、覚えておいてね。

結局、橋を渡りきり、横断歩道を渡り反対側を歩いてホテルに戻ることに。


さすがのうっぐも限界。
帰りのチューブで寝てしまう。
Victoria駅に着いて、窓口でOystercardのデポジット分の5ポンドを返金してもらい、駅構内のMarks & Spencerで夕飯になるものと翌朝の朝食をおんぶしながら買ってホテルに向かいました...さすがに重かった...

駅を出た後お目覚め。

二人でロンドンを周った記念に、うっぐがロンドンに来てからずーっと言っていたロンドンタクシーのおもちゃをお土産屋さんで探すけど、うっぐが持っているロンドンバスと大きさがつりあう物がなく、ご機嫌斜め...
「明日空港で探そう」と説得して、ホテルの手前のキオスクにダメ元で入ってみたらなんと調度いいのがありました!
しかも値段も手頃で4ポンドしない!
うっぐ大喜び!
ホテルの前でも写真撮って~と。
←タクシー、ちゃんと手に持ってます

翌朝は、7時にチェックアウト、VictoriaからGatwick Expressに乗ってGatwick空港へ。

この空からのイギリスの田園風景がたまらなく好き。暫くまたお別れ。

到着が遅れたものの無事マドリードに到着。

アパートの郵便物を確認してるところ、調度学校帰りのパパと会って、うっぐ久しぶりのパパに「ロンドンタクシー買ったの!」と。
部屋に戻ってからもホストファミリーにもらったロンドンバスを見せたり、H君が熱出して大変だった事など旅の報告をしてました。

久しぶりのロンドンだったけどやっぱり観光と言うより、「帰って来た」って感覚の方が今回も強かった。
言葉の不自由もないし、食べ物だって本当に美味しい♪
今回は、うっぐに「ママが小さい時に過ごした場所」を紹介するような気持ちで行ったけど、
子供と一緒だったお陰で、一緒に童心に帰ってロンドンの滞在を楽しんでいた様な気がした。

ずーっと忘れていた記憶や気持ちがどんどん蘇ってきていた。
またうっぐが少し大きくなったらまた一緒に行けたらいいな。