Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

お誕生日会

2011-06-17 02:48:37 | 子供のこと
6月13日(月)

日本人のお友達のお誕生日会に招待され、家からバスで20分位のところの屋内施設に行ってきました~。

主役の子は5歳。
その子の学校のお友達の中に混ぜてもらった。
外国人ばかりだけど、この学校はインターナショナルスクールだから皆英語を話すし、遊具も沢山あるから大丈夫だろうと。

この施設はお誕生日会をするところで、遊びもおやつもケーキもお土産も全てセットになっているらしく、その子の学校のお友達のお誕生日会は大体ここでやるそうです。
子供たちを預けて親は、別室でお茶したり、もちろん一緒に見ることもできる。

受付で名札のリストバンドをもらい、プレゼントを預けたら、遊具で遊んでいいらしく、みんな待ちきれない様子(17時パーティ開始)。
うっぐも最初は緊張していたけど、遊具を見た途端、テンション

赤ちゃんの頃から大好きだったボールプール!!!
一番最初にダイブ!!


その他にも日本の保育園の親子遠足で行った「こどもの城」や色んなキッズコーナーにあったような遊具が沢山。
大はしゃぎ!


皆に混じっておやつタイム。

楽しそうに食べてるな、と思って暫く別室に行ってたら、うっぐが大泣きして連れて来られた。
どうやら「Happy Birthday」を歌うみんなの声のあまりの元気のよさにビックリしたらしい
そんな時にママの姿がなかったから急に寂しくなったんだと

ケーキを食べたらまた暫く遊具タイムで、そこからはまた元気に遊んで、一安心。

最後のプレゼントタイム(19:15頃)。
お誕生日のお友達は椅子に座り、みんなが持ってきてくれたプレゼントを一つ一つ開けていく
本人もみんなも楽しそう~


そしてクライマックスのピニャタ!
今回は、くす球の様に沢山ぶら下がってる紐を皆で引っ張るやつ。

うっぐは、何が起きているのか分からず、呆然と突っ立てる
くす球が割れて中からおもちゃやらお菓子やら沢山出てきて、みんな必死で拾い集める。


うっぐ慌てて端の方にこぼれた飴を数個ゲット!
嬉しそうに部屋から出てきました

そしてそのまま解散。
みんなお土産にシャボン玉とお菓子の詰め物を頂いて楽しそうに帰って行きました~。

時間は既に20時を回ってた。
あっという間の楽しい時間でした~。
お誕生日の子もすっごく満足、生き生きした表情をしてました
学校に行っていたらお友達とこんなに楽しい事があるんだな、と改めて思っちゃった。

誘っていただいたお友達に感謝です。
スペインの学校生活をちょこっとでも体験できたので本当に楽しかったよ。ありがとう


プラド美術館 -Museo Nacional del Prado-

2011-06-17 02:02:24 | 日記 -Spain-
6月12日(日)

今までいつでも行けると思っていて行っていなかったプラド美術館に行ってきました。

この日は、日曜日で17:00以降は通常8ユーロのところをなんと無料で入れる!
世界でも有数の規模と内容をもつ美術館がタダで入れるからすごい。
日曜日以外は18:00以降が無料で入れる。

詳細はこちら↓
Museo Nacional del Prado

前にも行こうと思ったことがあったけど、ヤンチャ盛りのうっぐを連れて美術館を周るのは気が引けていた。
プラドのホームページをよく読むと子供には無料でベビーカーを貸し出ししてくれると言う。
これはきっと美術品に触らないように縛り付けとけと言われている気がするのは私だけ?

このベビーカーに乗って少し寝てくれればいいなと思い、プラドの前にうっぐと散歩。
家からバスでアトーチャ駅に行き、例のバレンシアから戻ってくる時に遅れた分の返金をしてもらい(本当に半額戻って来た!)、夫の待合せ時間まで駅でRenfeAVEを見て時間をつぶす事に。

この日も34度を超える暑さで、駅構内の植物園の方はなんだかもやってた。

マドリードは、こんなに暑くても空気が乾燥してるから、このジャングルの周りだけ湿気が多くてちょっと日本の夏を思い出した。

あまりの暑さに特別にアイスクリームを食べちゃいました!

ママと半分ずつです。

この日は、学校だった夫と17時にプラドで待合せ。
行ったら、なんと長蛇の列!!

観光客が殆どかな。久しぶりに沢山の日本人を見かけました。
プラドの正面玄関にある銅像は、ベラスケス。

この前で写真を撮るのは3回目。小学生の時と大学の卒業旅行で来た時と。

予定通りベビーカーを借りて、スペインを代表する画家3人、ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコのコーナーへ。
結局うっぐは寝ないで「お腹すいた~!」の連発だったのでベラスケスとゴヤだけ見て、さっさと出てしまいました。

プラド向かいの通りの看板。

うっぐが大好きなマドリードのシンボルマーク。
クマとオレンジ?桃の木?

この日は、中華食材屋に買出しに出たので、中華を食べて帰りました。

うっぐはラーメン!
早く日本の美味しいラーメンが食べたい!!

プラド美術館、また行けるか分からないけどホント思い切って行って良かった。
一番印象的だったのは、ベラスケスの『http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9』。
本物を見れてちょっと鳥肌が立ちました。
昔、絵画を勉強した時にとっても印象的だったゴヤの絵もドキドキした。

ちょっとアートな一日でした。

パラドール -Jarandilla de la Vera- II

2011-06-16 03:04:06 | 旅行 -Spain-
6月11日(土)

朝はゆっくり目。9時に起き朝食へ。
夜飲んだ食後酒のお陰が朝からお腹が空いている。
どれもとっても手が込んでいる~。

子供たちも朝から良く食べる!
大人の朝食は宿泊費に入っているけど子供たちのは入っておらず、一人8€!
でもしっかり食べたらいいだろう。

食後はパラドールの庭の遊具で一遊び。


この日は朝から本当にいい天気。
お城の白い石が青空に生えます。



チャックアウトして今度はパラドール横の公園の遊具で一遊び。


帰りは、このパラドールとマドリードの調度中間地点にあるもう一つのパラドール(Parador de Oropesa)のある村でランチ。
ここは更に小さな町でオリーブ畑の丘にポツンと建っているやはり15世紀の古城のパラドール。

マヨール広場でランチ。

スペイン名物、メロンと生ハムの前菜とクロケタ(コロッケ)を注文。

うっぐは、これ。


ここからは永遠と続くかのようなブドウ畑とオリーブ畑の中を走る。
うっぐも5歳のお兄ちゃんと車を運転する。

「気持ち悪くならない~!」とチョコチョコ報告してくる。
良かった~。

しばらく行くと、また丘の上に古城を発見。Maquedaと言う町らしい。

車を止めて行ってみる。

このお城の中にはモダンなコンサート会場みたいな建物があるものの、経営できなかったのか、今は閉鎖されている。


こんなところにも遊具があり、子供たち暫く羽を伸ばす。


この後30分位で家に到着。

今回は、夫の友達がパラドールのメンバー会員で、会員価格でこの金曜の夜泊まれたし、レンタカーの手配から何から何まで全てお任せ。
夕食も朝食もついて一部屋なんと140€!
夕食は、フルコースで通常だと一人32€するので私達の場合は、64€。
それを差し引いたら一部屋一泊76€(朝食付き)で4つ星ホテルに泊まれるなんてかなりお手頃価格!!
子供にかかったのは朝食代の8€のみ。

もう泊まれないかもと思っていたパラドールに泊まれて本当に良かった。

夕飯のデザートは、パラドール近くのスーパーで買ったさくらんぼ。

300グラムでたったの50セント。約60円!
甘くって本当に美味しかった♪♪

パラドール。
もし、スペインに来る事があったら1泊でもいいからパラドールに泊まる事を是非ともお奨めします!

最後に今回泊まったパラドールの写真をまとめましたのでどうぞ↓
Parador de Jarandilla de la Vera, June 2011


パラドール -Jarandilla de la Vera- I

2011-06-15 01:26:26 | 旅行 -Spain-
6月10日(金)~11日(土)

スペインに来たからには一度はパラドールに泊まりたいと思っていて、ついに実現。
夫の学校の友達家族(台湾人)とレンタカーで一泊旅行

パラドールとは、古城、修道院、貴族の館などの文化財を一流ホテルとして改装した国営ホテルチェーンの事。
地元の郷土料理も楽しめる。

今回泊まったのは、マドリードから西へ車で約2時間、カセレスと言う地域にある「Parador de Jarandilla de la Vera」。
カルロス5世が最後を過ごす為の住まいを建てている間、このお城に約1年過ごしたと言う15世紀の建物。
痛風の痛みを和らげる為に作られた暖炉がそのまま残っていたり、この時既に亡くなっていた当時ヨーロッパ一美しいと言われていた奥様、王妃イザベラの肖像画があったり、そんな建物に泊まれるなんて夢のよう。

金曜日、授業が終わり12:00にそのお友達の家の近くまで行ってそこから出発。
私達は、車での移動は初めて。
この家族はスペイン国内、ポルトガルまで車で行くと言うから旅慣れている。

うっぐは、日本での殆ど車に乗った事がないから、緊張気味。

でも友達と一緒だから嫌がらずにちゃんとチャイルドシートに入ってくれた。良かった~。

この家族とはよく遊んでるから、お互い英語で会話をしている!
すごい!

ところが案の定、酔ってしまってマドリードから今回のパラドールまで車で約2時間のところを2回も車を止めてもらった。

15時ごろ無事パラドールに到着。

城壁の門をくぐると、

このパティオが出迎えてくれます!

なんとも素敵な雰囲気!石の感じが歴史の重みを感じさせてます。

部屋は、とっても綺麗。
石の床が当時のままって感じ。


とにかくもう15時。
お腹ペコペコな私達は、ランチの為にすぐにホテルを出る。

このパティオ、本当にいいです。

町は本当に小さく何にもない。

13世紀の教会のある広場のレストランでMenu del Dia(日替わりランチ)9€を頂く。


この地域は、アスパラガスとさくらんぼが名産らしいので、一皿目は、アスパラガスと卵の炒め物を注文。

どおって事ない料理だけど本当に美味しかった!

子供たちは本を読んだり、車で遊んだり。結構仲良くしてます。

うっぐが4歳。お兄ちゃんが5歳で妹が3歳。歳も近いから気が合うのかも。

お腹がいっぱいになってからは、一旦ホテルに戻り、近くを流れる川に自然のプールがあると言うので、みんなで水着に着替えて出発。
ホテルから車で5分。
川にローマ橋がかかっていてその付近で泳げると言うのです!


うっぐ生まれて初めての川遊びに大はしゃぎ!

日差しは暑いけどもう19時。水は本当に冷たい!!
最初はキャーキャー言っていたうっぐもブルブル震えだし、慌ててホテルに戻る。


暖かいシャワーを浴びさせ、今度は夕食までパラドールを探検。
階段の踊り場にも古めかしい椅子が置いてあったり、とにかくどれをとっても博物館の中にいるみたい。
お城を見学してもきっと柵がしてあって触れないものもそのまま置いてある。


ここがカルロス5世のサロン。

外観は、重くシンプルなつくりだけど、内装は落ち着いているけど結構カラフル。

このサロンからバルコニーに出でパティオを見下ろせる。


そして21時。
待ちに待った夕食タイム。
子供たちまだ一睡もしてません。もつのだろうか...

素敵なレストランにドキドキ。

私は、土地で採れた野菜炒めとサーモンマリネ。

夫は、アボカドサラダにウサギの煮込みに挑戦。

どれも本当に美味しかった~!
スペインに来てこんなご馳走初めて。

全ての料理を美味しくしてくれてるのがこの土地のオリーブオイルなのかな?

このまま飲めるくらい美味しかった♪

デザートにはアイスクリームの野いちごソース。

これはうっぐに殆ど食べられてしまいました...
全ての食事が終わったのがもう0時近い。
3歳の妹はダウン。うっぐと5歳のお兄ちゃんはまだ頑張ってます。

夜ライトアップされたパティオを素敵です。


うっぐを部屋に連れて行ったらすぐに深~い眠りに入った。
私達もそのまま寝てしまいたかったけど、夫の友達が消化を助けてくれるイタリアのレモンの食後酒を飲まないかと声を掛けてくれたので、バルコニーへ。

私達は、うっぐを一人部屋に残して行ったから気が気じゃなかったけど、ほんの30分だけだったけどとっても気分のいい時間を過ごしました。

部屋に戻り、スヤスヤ眠っているうっぐ。

私達もすーっと眠りに入っていきました。

(つづく...)

Madrid Rio

2011-06-14 02:17:42 | 日記 -Spain-
6月9日(木)

「Madrid Rio」とは、今年の4月に全エリアが開放されたばかりのマドリードの新しい憩いの場になるであろう場所。
マドリードの唯一の川、マンサナーレス川(Rio de Manzanares)の横を元々は、環状線が通り、ここは沢山の車が行き交い、排気ガスで空気の汚かったところらしい。その道路を地下にもぐらせ、川沿いの​​1,210,881平方メールの敷地に公園やスポーツ施設(テニスコートやロッククライミング等)にし、市民が楽しめる場所を2003年から造ってと言う。

詳細はこちら

そこに、Madrid Beachと言う人工ビーチがあるらしいと言う情報をみつけ行ってみることに。
学校帰りの夫と17:30にメトロ5号線の「Piramides」と言う駅からトレド橋(Puente de Toledo)を目指します。

出来たばかりの公園って感じでまだまだ木々が若い。

トレド橋から更に南方面へ歩く。
面白い遊具発見!

うっぐが遊びこなすにはちょっとまだ早いかな。大人たちが楽しんでる位だし。

するとこの公園の最後に開放された近代的な橋が見えてきてその先にMadrid Beach発見!
ところが「ビーチ」と言うより「池」って感じ。
同じような池が3つ並んでいて、色んな噴水が時間差で出てくる。
とても浅く、ビーチの様に段差なく池に入れるので靴のまま入ろうと思えば入れる。

痛いくらいの日差しに霧の噴水は、気持ちがいい~

橋を渡り向こう岸へ。


対岸のアパートもなんとなくおしゃれ。

ここは、今旬のラベンダーがいい香りを運んで来てくれます。

そのまま、またトレド橋方面に向かい、今度は北を目指します。
真っ赤なバラが白っぽい石造りのトレド橋といいコントラストを出している。


次の橋の下には、また面白そうな遊具!




所々この様な遊具があり、なかなか進みません。
でもさすがにお腹が空いてきて、そのままセントロまで歩き、マヨール広場を目指す。
うっぐもとうとうエネルギー切れ。途中でアイスクリームでエネルギーチャージ。
夕飯は、サン・ミゲル市場(San Miguel)へ。

ここはマドリードの中で好きな場所のうちのひとつ。
久しぶり。
しかも夜は初めて。相変わらずの賑わいっぷり。
いつものお菓子屋さんが夏のイメージになってました

それにしてもこのメレンゲ気になる~~。
今度来る時はおやつの時間にしよう

今回は、日本の焼き鳥をイメージしたお惣菜屋を発見。

鶏肉とバジル&オリーブオイルがけや、ミニトマト(こっちではチェリートマトと言います)とビーフ。
中々美味しかったです!

しかし本当に暑くなってきました
この公園もあと5年位したら木々も育って、それなりに日陰もできて、とってもいい公園になる予感。
エコがテーマなこの公園には、タイヤの遊具もそうだし、今回は行かなかったけど、古瓶でモザイクにして飾られた橋もあるらしい。

マドリードもこうして頑張ってるんだなと感じだ一日でした