昨日、2017/11/19、元彼から号泣電話があった。
電話に出るとただひたすら誰かが泣いている(電話番号は消したので、番号でしか表示されず)ので、とりあえず電話を切ってみた。
そしたらまたかかってきて、また泣いている。
誰だ?と番号をよく見たら見覚えが。
浮気した元彼だ。
どうしたの?と尋ねると。
しろが、しろが、、、死んじゃった…
ってそれだけ言ってずっと泣いている。。
しろは私たちが一緒に暮らしている時にお迎えした白いホーランドロップイヤー。
ふてぶてしい態度と犬のように物を加えて振り回しながら走るその姿が大好きだった。
死んじゃった???
まだ2歳ちょっと。
なぜ???
別れてから会うのはほぼ初めてだし、会うべきではないと思っていたけど、今回ばかりはそんなこと言ってられない。
すぐに相手の家に向かった。
家に着くと、目が真っ赤な元彼が出迎えてくれた。
そして冷たくなったしろも沈黙のお出迎えをしてくれた…
「しーろー?」
と呼びかけてもすっかり固くなってしまって、びくともしない…
「そういうタチの悪い冗談はやめなさい、死体ごっこは流行らないわよ」と話しかけても微動だにせず。
よく見ると、ケージもお尻も血だらけだった。
話しを聞くと、少し前から血尿が出ていて、お医者さんで検査してもらって薬を投与しているところだったという。
膀胱炎か子宮系疾患かを見極めていたところで悪化したようだった。
ケージの下の受け皿を引いてみてみると、血の海。
苦しかっただろう。
辛かっただろう。
怖かっただろう。
それとも、よくわからないうちに亡くなってしまったのだろうか…
見ているとこちらも辛くなってきたけれど、魂の入ってないしろを5時間くらいだっこしていた。
このまま毛の柔らかさを感じていたかったけど、しろのためによくない、火葬していただこうと、その日中に火葬の手配をした。
業者が来るまで、2人でしろの思い出、写真を見て懐かしんだ。
ふたりのしろ。
大切なしろ。
女の子なのにスプレーばっかりして、牧草はほとんど食べず、同居うさぎとケンカばっかりして。でも完全にリラックスして心を許してくれていて。
大好きだったよ。
元彼と別れてからはうさぎの親権を分け合って、しろは元彼が引き取った。
次会える時が来ると思ってなかったし、それが死に顔だとは思ってもみなかった。
何でもそう。誰でもそう。
会えるうちに、会いたい人には会っておくべきだなって思った。
火葬をしていただいてお骨を私も少しいただいた。
うちに持って帰ってきたらかなり砕けちゃったけど、これはしろ。
しろはここにもいる。
そう思ってもっと仕事頑張ろうと思った。
今日は午前休取っちゃったけど、また頑張るからね、お母さんのこと見ててね、しろ。
さようなら。
ありがとう、大好き。