ヘブンアーティスト！

先週の土曜日（５日）は午後から電車に乗って有楽町駅へ。
有楽町駅前の銀座の柳まつりで大通りを閉鎖して行われていた
「ヘブンアーティストＩＮ　ＧＩＮＺＡ」を見に行ってきました。

※ヘブンアーティストとは・・・
　審査により選定したアーティストにライセンスを発行して、
東京都内の公園や地下鉄の駅など、公共施設の一部を
活動の場として提供することによって、「街のなかにある劇場」
として都民が気軽に芸術に親しむことができ、アーティストと
観客との交流をとおして芸術文化を育む場としていくものです。
（ヘブンアーティスト公式ＨＰより）

午後２時から４時半まで３０分毎にアーティストが入れ替わり
１３組のヘブンアーティストのパフォーマンスを見られます。

歌や演奏もありましたが、マジックの参考にする目的でしたので
ジャグリングやコメディ、パントマイムを中心に見てきました。
観客とのやり取りやセリフ回し、間の取り方や見やすさの工夫等
色々とマジックのパフォーマンスの参考にもなります。

私が見た中で一番面白かったのはコメディのＦＵＮＮＹ　ＢＯＮＥＳ。
背の高ーいパペットをけーぼーとクリスの２人がそれぞれ操り、
２人のゾンビのパペットが笛や太鼓のリズムに乗ったりしながら
面白おかしなやりとりをしています。
他のアーティストは人混みで見えなくなってしまうのに対して、
このパフォーマンスは観客より背の高いパペットのやり取りで、
しかも音の通る笛と太鼓を使用して行っているので大人気。
一番人が集まっていました。やり取りも面白い！

その他に、意外性があって自然と笑いが込み上げてきたのが
ＭＥＤＡＭＡＮ－ＭＥＤＡＭＡＮのウォーキングアクト。
小さい子供には怖がられるだけですが、それ以外の人達には
かなり注目をされていて、ほとんどの人が携帯で写真撮影。
しかし逆にＭＥＤＡＭＡＮ－ＭＥＤＡＭＡＮに近づかれて
注目されていた人もいました。
しゃべらず、ゆっくり歩きながら色々な物を見ているだけ。
それなのに、どこからか面白さが・・・・凄いアクトでした。

最後に、一番気になっていたパントマイムのパフォーマンスを
３０分の演技時間まるまる移動せずに見てきました。
パントマイムはＪＩＤＡＩさんという方。
マジックの演技にもパントマイムの表現力は必要とされます。
例えば、コインを握ってないのに握ったように見せたりとか。
しかし、パントマイムの要素は一部一部に見られるだけでした。
演者自身の感情をリアルに表現していく事がメインの演技で、
ストリートパフォーマンスという、演技のどの場面を見ても
通行人が興味を惹かれて立ち止まってくれるように配慮した
見せ場の多い演技ではありませんでした。
１つの物語をしっかりと組んでいらっしゃる演技でしたので、
舞台演技を見る様に最初から最後まで見ていないとわからず、
ストリートではＪＩＤＡＩさんの凄さは伝わり辛いかなぁと。
表現力、演技力、パントマイムの技術力は中々凄い方でした。
ＪＩＤＡＩさんの舞台演技ならかなり素晴らしいと思います。


帰りに乗り継ぎ駅で降りて、駅前公園でストリートマジック。
テンヨー社製のフライングライトをしばらく演じていました。
駅の反対側に行こうとして地下道を通ろうとしたら、入り口で
楽器の演奏に合わせてアニメーションをやっている人が！
思わず立ち止まり、その珍しいダンスパフォーマンスを見学。
そのまま意気投合し、隣り合ってフライングライトの演技。
即興でしたが、遅くまでいろいろと楽しませて頂きました。

今日の動画は簡単ですいません、、、

[マジック][手品][チャイナリング]
リンキングリング技法「ガンショット」
by よだ　たかみ