「消える短編小説」が消えた！

もう、ずっと以前から「復刊されることは無いだろうなぁ…」と、
完全に諦めていた推理小説

「生者と死者／泡坂妻夫著／新潮文庫発行」

が、なんと復刊していました！
しかも先月。。。（もっと早く知りたかった…）
今ちょうどGunosy（グノシー）というメールシステムを利用して
私の興味に合いそうなネタを自動でウェブから集めて送ってもらい
読んでいるのですが、そのメールの中に「生者と死者」の記事が！

電子書籍にはできない

さっそくAmazonで検索。思い直して川島の蔦屋へ電話で問合せ。
在庫が有りますとのこと。
通販で届くまでの日にちも待てないほど読みたい衝動にかられて、
そのままお店に直行、購入してきました。

同じ本を２冊購入。

何故なら袋とじがあるからです。


等間隔で袋とじがあり、袋とじのまま読めてしまう不思議な装丁。
そのままですと短編小説が読めます♪
そしてそして・・・

袋とじを全て開けると中編ミステリー小説が読めるようになって…
短編小説が消えてしまいます！！

やっぱりスゴいです、泡坂妻夫先生。
書店によっては同主人公ヨギ・ガンジーが登場するもう一冊の小説
「しあわせの書」も並べて販売していました。
しあわせの書も遊び心あるびっくりするトリックのある本です。

未読のマジシャンは（マジシャンでない方も）ぜひ、今のうちに。
ちなみに読む際には
栞とか
メガネとか
電気スタンドとか
たっぷりの時間とか
座り心地の良いイスとか
美味しい熱いコーヒーとか
の他に、ナイフが必要ですので予めご用意を。（笑）