2024年11月3日 こんにちわ
デクの坊、シニアすて吉っつぁんです
2024/08/25 に読んで、まとめをしたものです
人生の目的
監修:高森顕徹 高森光晴 大見滋紀
一万年堂出版 ¥1500+税
人生の目的 旅人は、無人の広野で猛虎に出会う | 高森顕徹, 茂本ヒデキチ |本 | 通販 | Amazon
【 概略 】
仏陀の講演を弟子たちが書き残したのが経典(一切経)
大無量寿経、法華経、般若心経など
冒頭カラーの絵 譬喩経
※人間の実相を現している
トラ、3匹の龍、藤ヅル、白黒ネズミ、蜂蜜
・独生独死(独り生まれ、独り死ぬ)
・独去独来(独り去り、独り来る)
<江藤淳 「妻と私」の本を読んで・・>
・追いかけて来るトラ → 突然襲ってくる無常(死)
・徒然草 ・・死は前よりしもきたらず、かねて後せまる
・いつまでも他人の葬式ばかりではない
<蓮如上人、白骨の章>
鳥辺山 昨日の煙 今日もたつ 眺めて通る 人もいつまで
(鳥辺山:京都市の地名、火葬場があったところ)
<大田南畝 辞世の歌(1749年4月19日~1823年5月16日)
天明期を代表する文人・狂歌師>
今までは 人のことぞと 思うたに
オレが死ぬとは こいつぁたまらぬ
<仏教の教え>
夢の中 集めた宝 みな置いて
業を荷のうて 一人でてゆく
※集めた宝をみな置いて、収集するのに造った悪業だけを
背負って一人死んでいかねばならぬ
<冒頭の絵:白と黒のネズミ>
白いネズミは昼、黒いネズミは夜
藤ズルを交互にかじっているのは昼と夜が交互に
命を縮めていることの例え
<冒頭の絵:三匹の毒龍>
欲、怒り、愚痴 → 三毒の煩悩
・心は常に悪を思い 口は常に悪を言い
体は常に悪を行って かつて一善もなし (大無量寿経)
・火の車 造る大工は なけれども
己が造りて 己が乗りゆく
※
自分の作った罪悪が悪因悪果で、火の車(地獄)を生み出し
その火の車に自分が乗り込み、苦しんでいかねばならない
<冒頭の絵:五滴の蜂蜜> 😘💚
食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲
睡眠欲・・眠りたい、楽をしたい、面倒なことはしなくないこころ
<仏陀・・ 一向専念 無量寿仏>
無量寿仏 → 阿弥陀仏の別名
仏陀と阿弥陀仏は同じ仏ではない
仏陀 ・・阿弥陀仏は私の師匠である
人身受け難し 今既に受く 仏法聞き難し 今既に聞く
<私の感想>
何年か前、リーマン時代に仏教セミナーでみた絵
トラ、3匹の龍、藤ヅル、白黒ネズミ、蜂蜜
ああ、この本だったんだ・・・と思いだしました
確か無料の上映があり、車で数十キロの道のりを
女房と行ったっけ、浄土宗だったかな?
夜の500円講義もあったっけ
そう、 「なぜ、生きる」 とかだった
またこの本を読み返してみたい
・心は常に悪を思い 口は常に悪を言い
体は常に悪を行って かつて一善もなし
→ 自分にピッタリの名言、これが一番よかった
ああ、無常 無上の境地 ワレは無縁で
読書はいいなぁ
でわまた お越しください