こんにちは! 寄居町商工会の杉山です!
昨日は秩父郡小鹿野町で朝を向かえました。 寒かった・・・・関東地方は概ね寒い朝だったようですが、秩父の朝は寒かったです。
しかし、このはっきりとした四季のある日本、そして特に寒暖の差のある秩父では美味しいウイスキーができるようです!
おととい、日本で唯一のウイスキー専業メーカーである「ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所」へ行ってきました。 平成20年にウイスキー製造免許を取得して、念願のウイスキーづくりを秩父でスタートさせたそうです。
「どんな酒造りにも良い水が欠かせません。またウイスキーは樽に詰めた後、その土地の空気を呼吸して成熟していきます。ですからその土地の環境が大事です。秩父の環境はウイスキーでくりにうってつけです。」(社長談)
そして今年発売された「イチローズモルト秩父ザ・ファースト」は世界でも注目され海外分は完売、日本で販売したものも盛況のようです。 海外のウイスキー愛好家の間でも「CHICHIBU」の名前も知られるようになってきているようです。
私はお酒があまり強くないし、ウイスキーは少し苦手なのですが、60度を超えるアルコール度数でも、口に含んでの味わい、香りは素晴らしかったですね。 工場では販売していませんし、個人的な工場見学受け入れは今のところ実施していないようですが、秩父近隣の酒屋さんなどで手に入るそうですのでお試しください。
社長さんは46歳、私と同じ年ですが、話を聞いていてウイスキーへの想い、そしてウイスキーづくりへのこだわりが強く感じられ、起業家としてのエネルギーを強く受けました。 もちろん事業展開を進めていく中で経営革新計画の認定は受けたそうで、戦略的にも経営を進めているようです。