寄居町を元気に!寄居町商工会ブログ-経営革新、創業支援、マル経、農商工連携、乙姫ちゃん、風布みかん-

埼玉県、寄居町商工会の公式ブログ。会員事業所の紹介や中小企業向けビジネス情報、地域の話題などを提供しています。

先進的な商店街から学んだもの。

2009年09月10日 21時37分22秒 | 先進地視察日記
こんばんわ。寄居町商工会の白川です
今日も、東大和市内の寮から書いています。

本日の先進的な商店街視察は都内の超有名商店街の2つです。

巣鴨地蔵通り商店街【お年寄りの原宿】 
砂町銀座商店街【毎月10日恒例のバカ値市】

キーワードは、「来街・回遊・購買」
では、画像と一緒にご覧ください。

まずは、巣鴨地蔵通り商店街。
アクセス◎ JR巣鴨駅下車
キャッチフレーズ ぶらりお参りゆったり巣鴨


アーケードがレトロですね。何だかホッとします。(6箇所あり)


集客の目玉と言えば、高岩寺の「とげぬき地蔵尊」。
信仰の厚い、お年寄りの皆さんが全国から訪れます。【来街者数700~800万人/年】
この高岩寺を中心に長さ800mに渡って約192店舗の商店が集積。

私が、びっくりしたこと。


あれっ?お年寄りが数多く訪れるのに、段差が!
寄居町の商店街ほどの段差があります。

しかし、商店街入口から高岩寺付近は、きちんと整備されていました。


これなら安心。
段差がないことは良いと思われがちですが、その逆の意見があることも知りました。

私が感じたこと。


あれっ?思ったより若い人も買い物を楽しんでいる。
お年寄りの来街者が多いのは事実ですが、30~40代の方々も訪れています。


そして、商店街で一際目立つのが、このお店。

赤い下着や寝間着など、縁起を担いで商品構成を全て赤で統一しています。
100%、お年寄り客にターゲットを絞っています。

いくら来街者数が多くても、需要と供給がミスマッチしていると何の意味もありませんね。
巣鴨に行けば買えるモノ、沢山ありました。

続いて、砂町銀座商店街です。
アクセス△ 都営新宿線 西大島駅下車 都営バス北砂2丁目下車
キャッチフレーズ 昭和の古き良き地元密着の商店街


今、マスコミからも注目されている商店街。【来街者数600万人/年(平日1.5万人、休日2万人)】


毎月10日におこなわれる「バカ値市」が今日でしたので、ちょうど良かったです。


各店舗は、通路前まで迫り出し、対面販売を実施。

なおかつ!

製造過程が見えます。安心感と五感を刺激し購買意欲に繋がります。

こうした店舗が、全長670m、復員3.8m~5.5mの中に185店舗が集積しています。


月に1度の激安セールに、お客さんが店内を埋め尽くしています。

メディアを通じてのPR効果もあり、商店街での出店希望者が後を絶ちません。

チェーン店も、商店街へ加入し、共存共栄。
商店街で勝負できるから、チェーン店が出店するのです。

寄居町の商店街にチェーン店が進出しない理由もここにあります。


今回の視察で、5つの商店街を訪れました。
明日はいよいよ、寄居町で取り組める支援策について具体的に研究します。





投稿:かなりホームシックな白川


最新の画像もっと見る

コメントを投稿