陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

この木、なんの木、気になる実のなる木

2023-07-16 | 家庭菜園・庭仕事・ガーデニング

私の名義の空き家を受け継いだとき。
裏庭にはじつに大ぶりの枝を張った夏ミカンの木がありました。

毎年実をつけるのですが、すっぱくてとてもじゃないが食べられたものではない。落ちるに任せて拾ってコンテナに山積みのまま放置。砂糖をかけて食べればいいと聞いて試したが、やはり無理むり。そんなことを二、三年したあげく、とうとう、知人にお願いして枝を刈っていただいたのです。これがおよそ十年ぐらい前。

ところが前庭のほうに、いつのまにか、ミカンらしき苗木が植わっていました。
忙しくて通えなかった私には相談なしに、同居人が買ってみたもので。しかし、水やりをしたはいいいが一向に育たない、実らない。本人はハッサクだと言い張っていますがそうなのかしら?

そして、昨年、その横隣りに二本、温州ミカンなどの苗木を並べたのが私。
それが受粉の起爆剤になったのか、どうか。今年は先輩格の木が大きく育って、なんと開花したあとで実りはじめたわけです。現在はまだテニスボール大の青い状態。

しかし、ハッサクにせよ、夏ミカンにせよ、旬は冬。
ということは、口にできるのはまだ半年も先。調べてみたら収穫しても半年は寝かせないと相当酸っぱいとか、一年そのままにしたら来年は前年分と同時に実ってしまうとか。なかなか癖のあるミカンの木らしいですね。

柑橘系といいましたら、裏庭にいつもあるキンカンは、「鳥に奪われる木」として日記ブログでも書いてきましたが、今年もあまり被害に遭いませんでした。
前庭に植えるのは、キンカンにしたほうがよかったのかと後悔しましたが。まあ、食べるというよりも目隠しの植樹の意味もありますしで。

果樹といえば、毎年五月六月に恒例だったユスラウメが今年は全く実りませんでした。
今年の1月お正月明けに剪定してもらったのがよくなかったのかも。木には刈り込む時期があるので、芽が出そうな時期に刈り取ってしまうと、実るものも実らなくなってしまうようです。好き勝手な時期に木を刈ってはいけないのですね。

はたしていつ食べられるのか? そもそもおいしいのかすら不明です。
けっきょく植えたけれども、ただの鑑賞用になってしまうのでは? 将来的に処分に困ったらやはり切り倒さねばなりません。うかつに木を植えるのも考えものですよね。どうせ食べるのならぶどうとか、もっと違った果樹がいいけれども、育てにくそうですし。


(2023/07/16)

※画像作成Bing Image Creator




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