東京五輪関係の不満つらつら記事を書いたとしても、何かが変わるわけでもないのでしょうが。
連日、報道で知る事実に時には呆れ、時には憤り、もう一箇月前に迫ったとあっては、台風のように早く過ぎてほしいとしか思わなくなります。
国民の不満をつゆ知らず、日本のおもてなしを当てにするIOCの会長やら委員どもの傲慢さ。開催国を赤字に陥らせるほど食いものにする姿勢。都知事、JOC会長、五輪担当大臣がすべて女性になってから、まともに交渉できていない。アスリート出身の議員なのだから、IOCの言いなりでしょうね。
国会であいまいな答弁をしてはお茶を濁す、頼りない首相はじめ国会議員の皆さんへの失望。国外からの圧力にNOと言えない日本の外面の良さ。医療リソースを削減した過去を反省せずに医療崩壊を招いていても、対策が打てない府知事。国に責任を押し付けようとする都知事。それを選んだ市民の後悔。
スポンサー企業だけが暴利をむさぼっていて、アスリートの努力だけが美化されていて、庶民が楽しみを奪われている現実。
マスコミはもっと早くから東京五輪の危険性や中止の声があることを報じるべきではなかったのか、とか。
時短要請に応じたのに協力金が支払われなかったり、休業しているふりして不正に営業しているお店。飲食店のみならずその関連産業だって疲弊しているのに補償されない不公平感。
オンライン授業ばかりで友人もつくれず、アルバイトもできず、学ぶ意欲を失ってしまった大学生。収入の手立てを失って、コロナうつになり、自死を選んでしまう若者が増えていること。
新型コロナウイルスワクチン接種について、信憑性の疑われるデモが蔓延したり、副反応や関連死についての情報があやふやであること。やっと職域接種がはじまったのはいいが、介護士やら救命士やら、教員やら、運転手やら、生活に必要な対面サービス関係者はそもそも先に接種させても良かったのではないのか、だとか。
事前合宿もできず、感染拡大しつつある国からのアスリートもいるのに、日本人選手がメダル獲得しても喜べないだろうこと。パラリンピックはともかく、よくわからないマイナー競技の参加意義。メジャースポーツならばむしろ普段の興業のプロ大会のほうが観客は楽しくて本人の実力なのに、オリンピックで金メダル獲得こそが頂点という偏見。しかも、そうして栄えあるメダリストになっても、引退した名アスリートがバラエティ番組でいじられて雑な扱いをうけていたりする。
不満不安を吐き出せばキリがないですが。
政府は医療の専門家の意見に耳を傾けて、五輪を開催したことによるパンデミックを生じさせない対策をしっかり行ってほしいですね。国民は自粛続きで我慢に我慢を強いられていて、もう限界です。次の選挙では自民党に入れたくないですし、だからといって野党が頼りにならないのが悲しいのですが。投票用紙に不満を書いて一票を入れたいぐらいです。
ゆいいつの希望は、我が県のようなどど田舎は密集もしないので、感染者は近頃減ってきていること。首長の対応が早く、もともと病院が多いので、ワクチン接種がスムーズに進んでいることです。しかし、経済的打撃はかなり受けています。五輪はほんらいは地方圏にとっては、海外の選手団と交流するいい機会になるはずだったのに、嘆かわしいことです。
アクセス
トータル
