陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

お馴染み本の再読はすこぶる楽しい!

2023-06-25 | 読書論・出版・本と雑誌の感想

拙ブログを開設して、現時点で17年。
そのあいだ、ブログ記事の足しにと、あれこれ映画やら本やらアニメやらのレヴューをしてはきましたが。最近はあまり新作を追いかけなくなりました。

バレンタインデーに何かの人気ジャンプ漫画の親子百合っぽい絵があってほっこりするけれども。
その正体を追いかけたくて、新作にあたってみようとは思わない。

理由は自分がまだ読んでいない古典作品のほうを探してみたいからです。
エンタメならば、もう青春時代に経験したものを読みなおせばいいかなと思っているから。

事実、2023年の現在、私はマリみて再読ムーブになっていて。
これが実に楽しい。読みなおすと停滞していた二次創作も進むし。創作をすれば脳がワクワクして生き生きする。オフの日の時間も充実して、仕事上のメンタルも悪くないですね。書きかけの在庫記事も仕上げて活用できてしまうので。

なお、私が今後、再読してレビューしてみたいのは。

・鋼の錬金術師の漫画全巻
・リリカルなのはのコミック版の一部
・そのほか買い置きの作家の小説やコミック

連載が終わっているけれど、オトナ買いしてハマった漫画もあったので。
いずれ時間があれば読破してレビューしてみたいです。犬夜叉とか進撃の巨人とかかなりの長丁場のシリーズものはさすがに尻込みしてしまいますが…。

ツイッターなどのSNSだと最新作の情報に乗っからないとという気後れがあるけれども。
ブログのレビューって、別に流行を無理に追いかけなくてもいいから、自分の好きなものを好きな時期に好きなだけ書きたい放題ですよね。ブログの前の個人サイトでも同じですけども。

もちろん、常に新しい刺激を与えた方が、脳活性によいはず。
ですが、社会人ともなると時間もお金も趣味に注ぐのは限られます。とくに時間が厳しいですよね。

あと、最近の若い作家さんの感覚にちょっと違和感があります。
これを言い出したらもう老害なのですが。私はどちらかといえば、自分より年上世代の創作者のほうが好きなんですよね。歴史ものが好きですから。

いちど味わっていてキャラも世界観もその輪郭をなぞることが楽ちんな、かつての愛読書。
時短で趣味を楽しむのにはもってこいなわけです。時間が経ってから読み返すと、月日の離れた分だけ違った楽しみ方ができますよね。昔のいびつな妄想からちょっと大人びた感想も書けたりもして。

なお、私はときおり拙ブログにある過去のアホアホしいレビューをうっかり発掘して、自分でめげそうになります。とくに神無月の巫女関連の記事ですが。まあ、自分の成長を知るいい機会だと思いまして、あきらめています。ふざけたことや暗黒めいた感情をくすぶらせた時期も含めての、今のなんとかなっている自分がいるわけなので。



(2023/06/10)




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