以前、いたずら書きで「きつねくん」描いたんですが
5月28日の記事「きつねくん」
で、さらに、その記事から思い出したのが
5月29日の記事「昨日のきつねくんじゃないけどこっくりさんで思い出したこと」
で、さらに、さらに、思い出したことがあった。
それは私が高校生くらいの頃・・
実家は北海道の片田舎・・・・
家の近くの川には秋になるとヒグマさんがやってくる。
さらに、すぐ近くの畑にはエゾジカさんがやってきてたまに角を落としていく
家の庭の姫リンゴの木には、連雀が大量にやってくる。
さらに、その木には早朝になるとやってきて迷惑この上ないのが
赤ゲラ・・いわゆるキツツキです。
モーレツなツツキでうるさくて眠れないのだ・・・
そして、極めつけが
家の軒下に鮭を干しておく(いわゆるトバという珍味です)
すると、翌日無くなっている・・・
翌日も・・・
その翌日も・・・・
で、夜、張っていた・・・・
すると・・・
キタキツネだった・・・
器用に立ち上がって、トバを外して持ち去って行った・・・
ふと・・・疑問が・・
よくキツネに油揚げと言うが
本当にそうだろうか?
と、言うことで
実験することにしたのだ。
庭に、油揚げを置いて
家の電気を消して、カーテンの隙間からじっと油揚げのポイントを見張る。
すると、深夜の一時過ぎくらいだろうか・・
かさかさと叢を歩いてくる音がする・・
息をのんで、じっとその音のする方を見ていると
件(くだん)の油揚げの方に近づくではないか!
やっぱり、キツネに油揚げというのは本当だったんだ!!
と、思いきや
油揚げを口にくわえていたのは
ノラ猫だった・・・・・
ノラ猫は油揚げをくわえて一目散に走り去った・・・
ボー然としていると、
キツネがやってきてトバをくわえて立ち去って行った・・・
キツネは油揚げよりもトバが好きだということが良くわかった実験でした。