★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-21 07:15:00 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/21(金)

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第38図 白先
白2子を助けようというもの。前にも似たような図を出したから簡単。このような図をみたらすぐ思い浮かぶのが『石塔シボリ』


1図(正解)
正解は白1以外にないが、その後の手順の裏ずけがなければならない。


2図(続いて)
白△似は黒も1と抵抗することになる。白2に黒4では白3で黒負けだから黒3も当然。ここで白4とキリを入れ、6とサガリを打って行くのが石塔シボリ。


3図(続いて)
白は2子を取らせてその取り跡に1のウチカキ。これは石塔型を作る常用手段の手順。黒Aの取り黒はBとツメて攻め合い白の一手勝ち。


4図(大差)
無造作に白1,3とヨセを打ってしまい。黒に4,6とハネツギをされたら正解図に比べ大損。黒地5目増、白地10目減で、合計15目の損。