★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-31 06:47:08 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/31(水)浦安

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第71問 白先
常用の手段。もうお解かりでしょう。


1図(正解)
この白1以外に手段はない。黒にここに打たれると手数がグット伸びる。


2図(続いて)
白△に対し黒1白2と二子にして捨てる常用の石塔シボリで黒の手数を一挙に短くする。黒が二子を取れば白△とウチカク。


3図(続いて)
黒が取った後白1ででさようなら。


4図(失敗)
せっかくキリを入れたのに黒△の時に白1では黒につながれて、黒の手数が伸びて、なを白Bでも手抜きで勝ち。

 


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-30 07:36:47 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/30(火)浦安

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黒白の攻めあい方。
第70問 黒先
白三手黒二手との攻め合い。


1図(正解)
黒1のサガリで一手勝ちになる。左上に黒一子の取られがあるために、これが白をダメズマリにしている。


2図(続いて)
黒△に対し白1ですが、そこで黒2と駄目をつめていて勝ち。

3図(失敗)
黒が誤って1とハネると、白2、黒3、白4で黒の頓死。


4図(要着)
この図で手を抜くと黒の6子は殺される。従って黒はここでAとキリを一本入れておく必要がある。それに白Bなら黒もう手抜きしても良い。要するにキリ一本は先手になる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-28 07:17:01 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/28(日)浦安土曜囲碁参加者19名

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黒白の攻めあい方。
第69問 白先
一見、白の二子は逃げられそうに見えないけれど、攻め合いの手筋で脱出する。


1図(正解)
攻め合いの手筋である第一線のコスミが正解。この1で白A、Bに打つのは簡単に負け。


2図(続いて)
白△に対し黒1と打てば白は2のワタリ。危なそうだが、これでワタリが完全。一挙に黒全体が危機に陥りました。


3図(変化)
白△に対し黒1ならば、白2。黒3はやむを得ない。そこで白4とアテコミを打てば、黒は絶望的。次にAならB、またBならAでご臨終。

4図(玄々碁経)
玄々碁経にこの図がある。正解は本題と同じAの点。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-27 07:51:29 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/27(土)

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黒白の攻めあい方。
第68問 黒先
この手筋は実戦に応用できる問題なので、是非心得ておかなければならない。


1図(正解)
黒1、白2は当然。そして黒3が正解の好着。黒はこの3でAのアテとBのツッコミの両にらみにしている。


2図(続いて)
黒△に対し、白1と出てくれば、黒2、白3、黒4、白5、黒6で御臨終。


3図(失敗)
正解のオキの手を知らないで、黒3では白4とオサエ込まれて一手負となる。

4図(無駄)
正解のAの手をすぐ打たずに、左のように黒3,5などともがきを打っても
白4,6と受けられていてつまらない。白10の後、黒A、白Bで劫。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-26 07:17:35 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/26(金)浦安

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黒白の攻めあい方。
第67問 黒先
隅の黒三子に、白一子がものをいわせています。黒三子はどう守ったらよいか。


1図(正解)
黒1、白2は当然。そこで黒3の急所が正解。墨での攻防はこの3の点になることが実戦では多い。


2図(続いて)
黒△に対し白1とキリを入れると黒2のサガリです。白3のワタリ、黒4のコスミツケで、攻め合いは黒の一手勝ちとなる。


3図(劫)
黒△の時に白1と頑張る手段もある。劫材が豊富ならこう打つところ。黒Aは白B,また黒Bなら白A、黒C、白D、黒E、白Fで強引ながら一手ヨセ劫。

4図(失敗)
初めに黒1と白のワタリを防ぐのは、白2,4とハネツギを打たれ手、これは攻め合い黒の負けとなる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-25 09:43:30 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/25(木)浦安

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黒白の攻めあい方。
題66問 黒先
白2子の攻めを利用して白5子との攻め合い。

1図(正解)
黒1,白2の後黒3が正解。すぐ下の白5子との攻め合いをすると、黒6子は四手なので一手負けになる。この3以下で一手のばすのが目的。


2図(続いて)
黒△に対し白1以下は当然の対応。黒は手順で10のハネを先手でキカシとする。『両バネ一手ノビ』で、上の黒はこれで五手になった。


3図(続いて)
黒△で一手ふえたので、黒1以下予定の行動、白は逃げるとすれば当然2以下のもがきですが、黒13のゲタで封じ込み、白四手、黒五手で白負け。

4図(失敗)
上辺の手順を尽かさずにすぐに下のように打つと、白1のハネを打たれて白四手、黒三手で黒の負け。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-23 07:17:33 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/23(火)浦安

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黒白の攻めあい方。
第65問 黒先
白の弱点を見つけて黒生還するには?


1図(正解)
このキリ一発以外にない。この黒1に対し白Aなら黒B、また白Bなら黒Aです。ですから白も次図のように抵抗するのだが・・・


2図(続いて)
黒△に対し白1の抵抗に対し、黒2、白3.そして黒4のハネがこの詰め碁の自慢の手筋。この黒4でAとアテ、白Bと交換してしまうと4図のように失敗する。


3図(続いて)
黒△のハネに白1、黒2となれば、白3、黒4で黒は両てんびんのアタリで窮地を脱する。さりとて白3でAは黒3で簡単に負け。


4図(失敗)
2図の黒4でこの1と先に打つと、白に4,6と打ってから8と駄目ズメの手段があって、黒の一手負となる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-21 10:22:44 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/21(日)浦安

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黒白の攻めあい方。
第64問 黒先
実戦で応用のきく良い問題図なので、憶えておく。

1図(正解)
黒1が正解。この1でAとかBに打つのは白1に打たれて攻め合い負となる。

2図(続いて)
黒△に対し白1、黒2、白3、黒4、白5の時に黒6のサガリが肝要。以下白7、黒8で黒の攻め合い勝ち。

3図(原本正解図)
黒△に対し白1なら、黒2以下白7、黒△で白勝ちとありますが、黒2の時白4、黒3、白Aだと黒つまらない。

4図(変化)
3図では面白くないから、白△に対し黒1と打ちたいところ。続いて白A、黒Bならば2図と同じ。また白Cなら黒D、白E、黒Fとなる。そして白G、黒Hで黒の一手勝ち。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-20 07:02:07 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/20(土)

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黒白の攻めあい方。
第63問 黒先
黒5子を助ける手段ですが、これも絞る筋。


1図(正解)
黒1はこの一手。後は2目にして絞る。


2図(続いて)
黒△に対し白1は当然。そこで黒2と二子にして捨てるのが詰め碁の常用手段で、手順は一本道。


3図(続いて)
黒△に白1ならば黒2とサガリ、また白1でAのトリなら黒1のアテで白窮す。


4図(無策)
黒1から打つと白2と急所にグズまれると白五手に黒四手で黒の負け。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-19 06:28:05 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/19(金)

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黒白の攻めあい方。
第62問 白先
第一着がピンときたら、後は読みの裏ズケです。



1図(正解)
ともかくこの一手。ここに黒に打たれると黒の手数がグッと伸びる。
こんな形を見ればすぐ『石塔絞り』を思いつかねばならない。

2図(続いて)
白△に対し黒1なら白2,黒3、白4、黒5、白6、黒7の一本道の進行。この後白△のホウリ込みから次図。


3図(続いて)
黒△と白1子を取れば,白1とつなぐ。黒Aなら白B。また、黒Bなら白Aで白の勝ち。

4図(変化)
白△に黒1ならば白2のソイで、これは黒A、白Bで簡単に黒負け。