2007/2/28/(水)
詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップするかも。
碁経衆妙(生の部)
第29問 白先
すぐにカケツグのは、切られて死んでしまう。
1図(正解)
白1のハサミツケが正解。白Aのサガリはありません。白Bと切られて白Cが利けば、白はいつでも楽に生を得ます。
2図(手順の妙)
黒1と守らざるをえないので白2、黒3となります。そこで白4とカケツグ手順の妙。これで白は生きです。
3図(続いて)
白△に、黒なおもあきらめずに1とキルのは、白2のツギです。さらに黒3と目を取りにいっても、白4と右方に一眼できてこの白は死にません。
4図(手順不足)
白1と手順を尽くさずにカケツグのは、黒2と切られて、白3、黒4と運ばれ、白5、黒6で左方には眼がなくたちまち白が全滅となってしまう。
浦安市内の発生事件(浦安市防犯課)
題名 : 2007年2月28日 堀江4丁目 ひったくり
◆時間:2月28日(水)1:20 堀江4-2番地先路上
◆概要:犯人は自転車に乗車した男1名。徒歩で帰宅途中の被害者(50代女性)の左後方から,左手に持っていた現金等入りバックをひったくった。
浦安市防犯課
以下から過去の情報も確認できます。
https://anshinnet.city.urayasu.chiba.jp/
2007/2/27/(火)
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碁経衆妙(生の部)
第28問 黒先
これはやさしい。俗に櫛形
1図(正解)
黒1のサガリが正解。これが櫛型の生きです。この後白A、黒B、最後にもう一手黒が手入れして、黒地四目となる。
2図(続いて)
黒△の後は白がどう打っても黒は大丈夫。白1と左右同形の中央に攻めてくれば、黒も2に受けていてAとBが見合いで生き。
3図(変化)
また白が1とお腹のほうにツケてくれば、黒2とツケてこれもAとBが見合いで生き。
4図(自殺)
櫛型のサガリの生を知らないで黒1などとカケツぐのは白2であの世行きの自殺行為。

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第27問 白先

この図も(発揚論)に。

1図(正解)

白1に黒2、白3に黒4は必然の応接。そこで白5のハサミツケが妙手。このハサミツケが絶妙の一手で白の手品のタネです。

2図(続いて)

白△に黒1とアテます。白2のサガリは黒がAとか4ならば、白Bをキカして左方に生き形を得ようとする者。したがって、黒は3ですが、以下白4黒5、白6.

3図(生き形)

白△が打てれば生き形です。つまり右上のハネが先手で打てた理屈になっているので、そこに白の石が加われば、白△で生き。黒1でも白2,4です。

4図(変化)

黒からすれば、前図ではうまくないと、黒1とオイてくれば、白は2とツイで、黒3、白4、黒5、白6となって、これはやはりセキの生きです。



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碁経衆妙(生の部)
昨日は土曜囲碁でこの部門は休みましたので、今日は二問に挑戦しよう。
第25問 黒先

まず白をワタらさないこと。

1図(正解)

黒1が正解。この1でAだと、白Bでこと面倒になってしまいます。なお、ここで注意しなければならないことは、Cにダメが空いていること。

2図(続いて)

黒△に白1は当然。そこで黒2とツケるのが妙手。白3で4なら黒3、これはセキの生きとなります。図のように白3なら黒は4と打って白に二子を取らせます。そして3図

3図(続いて)

白△と二子を取る時に黒1と取り返します。白Aなら黒Bですし、また、白Cならば黒A、白△、黒D,白 C、黒Bのオシツブシの生きです。

4図(万年劫)

もし白△とダメがツマっていれば、ここは黒1から白2、黒3と打ち、白4黒5、白6、黒7となり、いわゆる万年劫(白が継げばセキ)となる。

第26問 白先

最初の一手がわかれば簡単。

1図(正解)

白1のハネが正しい手順。すべての石を生きるときは、手順を尽くしておかねばなりません。同じことだと思って手を抜いたために、思わぬハプニングになることがよくあります。

2図(続いて)

白△に黒1のツギは当然です。白はそこで2の一の急所に打って、これで完全な生きです。

3図(手抜かり)

どうせそうなるところだからと、単に白1と打ったらどうですか。
実戦ではこうした怠慢、思わぬマイナスを呼ぶもの。

4図(劫争い)

黒1に白2は必然、そこで黒3とハネ、白4の時に、黒5と意地悪く劫にする非常手段がある。黒が劫材自慢の時などはこの手はバカにはできない。



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第24問 白先

この問題も発陽論にも似通った図が。

1図(正解)

白1,3のデキリでここにアヤを作ります。黒2,4,6は一本道。ここで白が7,9とハネるのが好手順。次白Aなら両アタリです。

2図(続いて)

黒は白△に対して1と取らざるを得ない。そこで白は好便に2のアテをキカしてから4とカケツいで、上に一眼を作ろうとします。

3図(続いて)

前図に続いて黒1とワタれば白は2,4と上辺に一眼を作って、これで完全な生となる。真ん中は黒Aなら白B、また、黒Bなら白Aで一眼が保証されている。

4図(黒負け)


どうしても白の眼形を妨げたいと、黒1と打つのは無理。白2のワタリをとめられると、これは問題にならない。攻めあいは黒負けとなる。



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第23問 黒先

黒3子を取られては、生きは不可能。

1図(正解)

黒1のハネが正解。
黒1でA、白B、それからCとサガルのは、白D、黒E、白F、黒G、白Hで(五目中手)となって死んでしまう。

2図(続いて)

前図の黒△に続いて、白1、黒2、白3ならば、黒4とハネます。白は5とツイであわよくば中手にしようとしますが、ここで黒6のホウリコミが好着。

3図(続いて)

黒△を白1と取れば、黒2と冷静にツイでいて、この黒は生きとなる。この次黒Aのオシツブシがあるから。

4図(似通った図)

玄々碁経にこの図が出ていて同じ意味のもの。この図は白先で、白Aのツケから始まり黒Bのハネがその応手ですが、この図は白Cから黒Hまで生死を賭けた劫争いとなる。
2007/2/21/(水)
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第22問 黒先
これも隅によくできる形。生きる手が二通り有り、どちらが得でしょう。
1図(正解)
黒1で生き。この場合Aのところにダメが一つ空いているのが、ここでの無条件生きの資格になっている。
2図(続いて)
白1には黒2、白3には強く黒4とオサエるのが大切、白5、黒6、白7で黒8とオイオトシで生きます。白5で6なら黒5です。
3図(手順)
黒△の生ならば、白1、黒2そこで白3とキリを一本入れるのが実戦の要領です。黒Aトリならば白Bのサガリが先手。また、黒Cトリならば白Dが先手です。
4図(別法)
黒1でも生だが1図より損でです。黒5までで白A、黒B、白C、黒取り返しです。白B、黒Aはセキ。黒5でB、白5、黒Dは万年劫となります。

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第21問 白先

実戦でよくできる形です。

1図(正解)

白1のハネをまず打たねばならない。無論、黒は2とツグでしょう。

2図(続いて)

前図の後、白3のカケツギで完全な生となります。この白3がなかなか洒落た筋で、黒Aでも白Bでも大丈夫。

3図(打ちすぎ)

前図よりもこの白1の方が働きだと思いませんか。そして、黒Aの時白Bでよいと思いませんか。ところが、この白1は打ちすぎでよくない。

4図(とがめ)

前図の打ちすぎをとがめるのは黒1のウチカキから、白2のトリに黒3のオサエがよい手順となります。これで白A、黒1の劫になってしまいました。



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第二十問 黒先

劫にしないように生きること。

1図(正解)

黒1のサガリが正解。こうした形ではこのサガリが眼を作る手段として常に用いられている。そして次にAに打って眼形を作ろうとしています。

2図(続いて)

したがって黒の△に対して、白は1と急所に置き、黒2となります、以下白Aなら黒B、白C、黒Dで生。また、白Bならば黒Aで生です。

3図(全滅)

黒1のカタツギでは白2、黒3から白4と打たれると、次に黒Aでも白Bで二眼できず、この黒はそのまま全滅となる。

4図(劫争い)

黒1のカケツギならば白2のアテとなり、継げば死んでしまいますから、黒3と劫でハジき、白4の劫トリになります。無条件、生があるのに、劫にしてはいけません。

2007/2/18/(日)東京マラソン有り、夕べから大雨、午前中ポップ作り、午後から老連大会出場での歌の稽古だというのに。
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第十九問 (白先)
これは高級です。発陽論に同じ図が。
1図(正解)
白1は黒2と取らざるをない。そして、黒4の時に白が5から7とハネサガルのが正解。そして、黒がAと受けるかBとポンヌクかを見ます。
2図(続いて)
黒1と受ければ白2のアテから4が妙手です。黒Aなら白B、黒C、白Dで生きです。また黒AでなくEならば白Bで生です。
3図(続いて)
前図に続いて白△に黒1ならば白2、黒3、白4と打ち、黒5の時に白6が好手です。白6でAと取ると、黒6と打たれて死んでしまう。白6の後、黒Aならば白B黒C、白Dでオイオトシです。
4図(変化)
1図に続いて白△の時に黒1と単に取れば、白は2とカケツイで、黒Aから白Bの生です。