★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-18 07:29:23 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/18(木)浦安

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第61問 白先
白は3手黒は4手だけれど、どうなりますか。正解が二通りあるので詰め碁としては面白くない。


2図(正解)
囲碁格言に『両バネは一手のびる』というのがある。白1によって3手だった白が4手になった。

2図(続いて)
白△に対し黒1の受けは必然、ここで白2とツケれば攻め合いは白の勝ち。黒Aと打ってきても白B。


3図(同様)
初めに白1とホウリ込み、黒2に白3と打っても白勝ち。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-17 05:32:34 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/17(水)
本日松崎市長の弁天喜楽会ご訪問の際に喜楽会館に要する要望書を提出する。

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第60問 黒先
前題と同じ手法。左側の白7子を取るには?


1図(正解)
手段は『2目にして捨てよ』の格言に従って黒1とノビだす。これは命令手で次の白Aは必然。


2図(続いて)
黒△に対し白1は必然だから、そこで黒2,4とハネツギ、白3,5の時に黒6のサガリが巧妙な手順。白7と打つほかなく、これて攻め合いは黒の一手勝ち。


3図(失敗)
白△の時黒サガらずに1とハネを打つと白2とホウリ込む手段があって、黒A白Bで黒の失敗。


4図(玄玄碁経)
本題と同じ作意で(玄玄碁経)にこの図が出ている。もっともこの図だと白全滅。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-16 07:46:05 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/16(火)

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黒白の攻めあい方。
第59問 黒先
上辺全部白地と思ってはいけない。


1図(正解)
黒1正解。俗に言う『包丁を入れる』で、ここでキリを入れるのが『地中に手あり』となる。


2図(続いて)
黒△に対し白1が必然。そこで間髪をいれずに黒2のサガリ。以下白A、黒Bとなる。AでなくしろCだと黒A、白D、黒B。


3図(変化)
白△に続いて黒1とサガル変化もある。この後白Aなら黒Bで前図と同じ結果。白Bなら黒AからC。


4図(無策)
黒1、白2、黒3、白4と打って『我がことなれり』では無策というもの。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-14 06:54:26 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/14(日)浦安

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黒白の攻めあい方。
第58問 白先
どういう手段で白三子が生還できるか。


1図(正解)
常用手段の第一線のコスミが正解。攻め合いではいつもこの手筋が頭に浮かばなければならない。



2図(続いて)
白△に対し黒1は当然。そこで白2黒3ならば白4で黒の負け。



3図(変化)
白△黒1ならば、白2、黒3、白4と先手で白3子ポン抜いて成功。


4図(失敗)
白1から3,5と先手で打ってうまいヨセだと喜んでは駄目。白がAに打てず、2図との出入りの差は1目。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-13 04:44:40 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/13(土)浦安

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黒白の攻めあい方。
第57問 黒先
白の弱点はどこか。正解が二つある。


1図(正解)
この黒1が白の弱点を攻めている。白がこの1に対しAと受ければ、黒Bとアテ、ダメズマリに導く。


2図(続いて)
黒△に対し白1と受けると黒は2のハイ込みで、AとBを見合いにする。


3図(別案)
この黒1でも黒の攻め合い勝ち。白Aなら黒Bでオシツブシ。また白Cなら黒A、白D、黒Eで前図と同じ結果となる。


4図(失敗)
黒1と白2の交換をするのは利敵行為。これだと黒3にも白4とツギを打たれて、以下白8までで劫にされる。


(攻め)とは攻め合いのこと

2007-10-12 06:43:32 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/12(金)老連のグランドゴルフ大会あり。

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黒白の攻めあい方。
第56問 黒先
黒は二手白は三手だが、そこは隅の魔法で・・・


1図(正解)
黒1は衆目の一致するところで正解の第一段階。そして白がAかBならば黒はCとサガって手勝ち。



2図(続いて)
黒△に対し白1のハネ、そこで黒2とマガり、隅の特殊性もあって黒の攻め合い勝ち。もっともこの黒が勝てる原因はAのところに断点があるからで白Bのツギなら黒A、白C黒Dで勝ち。


3図(抵抗)
攻め合いは前述のように白の負けだが、白の非常手段としてこんな抵抗もあるのを見てみましょう。白1は2にホウリ込んでの劫を見るもの、黒2なら白3と黒4を交換して以下ヨセ劫。


4図(変化)
黒△に対し白が1のツケから打つのは黒3なら白2で劫ですが、黒2、白3、黒4と運ばれると、白の一手負となる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-11 07:38:29 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/11(木)浦安

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黒白の攻めあい方。
第55問 黒先
安易に考えると失敗する。


1図(正解)
黒1が正解。第一着黒Aを考えた方はいませんか。その手は3図で失敗。


2図(続いて)
黒△に対し白1は黒2で黒勝ち。


3図(失敗)
黒1からでも勝ちだと思って、このように打つと、白2は当然として、黒3に白A黒Bで勝ちの読み筋だった。しかし白には次図。


4図(続いて)
黒△の時に白には1と打つ手がある。黒2に白3で、劫になっては失敗。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-10 08:12:44 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/10(水)浦安市

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黒白の攻めあい方。
第54問 白先
これも白三手、黒も三手。白はとにかく黒のダメをツメて攻めねばならないが、形を見ただけで常用の手筋が浮かばねばならない。


1図(正解)
少しの緩みも許されない。白はこの1しかなく、そして以下は二子捨ての石塔シボリに。


2図(続いて)
白△に対し黒1、白2にも黒3。白はそこで4とアテを打って二子を取らせて次図


3図(続いて)
黒に二子を取らせて、その取り跡にウチカキを投ずるのは、こうした形での常用手段。黒2のトリのときに白3とオサエて正解。黒Aなら白B。


4図(失敗)
黒△の時、二子にして捨石にするのを忘れて、あわてて白1と打ってしまうと黒2、白3、黒4で、今度は攻め合い一手負けとなる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-09 07:23:24 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/9(火)浦安

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黒白の攻めあい方。
第53問 黒先
現在白も黒も三手で取られるので、先に打ったほうが勝つ。



1図(正解)
これまでのも何題か出ていますが、攻め合いではこうした第一線のコスミが、双方の必争点になっている。


2図(続いて)
黒△に対し白1のオサエならば黒2が急所。これで白Aなら黒B。又白Cなら黒Aでいずれも黒勝ち。


3図(変化)
黒△に対し白1の方がいささか抵抗を感ずるが、黒2とツッ込んで、白3には黒4とサガってやはり黒の勝ち。この後、白Aならば黒B。


4図(失敗)
黒1のオキから打つのは、攻め合いの双方の必争点の2に打たれて失敗。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-07 07:41:28 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/7(日)浦安

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出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第52問 白先
これは実戦でよくできる形。


1図(正解)
相手のダメツマリを導くにははキリから打たねばならない。

2図(続いて)
白△に対し黒1はやむを得ない。白2にも黒3は当然、ここで白4のウチカキが肝要の手順。これで黒をダメズマリに導く。


3図(続いて)
白△のウチカキに黒は5と取るより仕方ない。そこで白6のアタリで正解完了。


4図(分析)
問題図の形を分析してみると、黒の目ハズシに白がカカリを打って出来た形からの、黒1以下の手順とも考えられる。