yosiの別館

日々の出来事また思いついた事、感じた事などなどを綴っていきます。沢山の人と出会い楽しみにしてます。

病室の中間達(^^)

2004年10月07日 10時25分55秒 | 入院生活
個室から4人部屋へ移動した日は、手術後2日後のことです。やっと、立てて歩けるかなというような感じでしたが
「手術する人も居るし、急患も来ると大変だから」と看護婦長さん
「ハイ、移動するよ」と点滴スタンドをガラガラ引っ張ってやっとたどり着いた部屋には、寝たきりのおばあさんと元気そうな白髪交じりのおばあさん。そして、私は、廊下側のベットへ・・・窓側の白髪おばあさんにカーテンなんか昼間のうちに閉められると本当に暗い、憂うつになっちゃう。
「今日から、こちらの病室に入るYさんです。」と看護師さんが紹介してくれてるのに、私も「よろしくお願いします」って言ってるのに反応がない。(T_T)
『ヤダ、この病室、雰囲気くらい』『ここで数日過ごすのかあ』
幸いに、個室の時に同じ様な病気になった人が隣の部屋に居て愚痴る事が出来た。「大丈夫だよ、明日には白髪のおばあさん退院するんだから、頑張ってね」と少しは頑張れそうでした。
白髪のおばあさんが退院すると同時に、また新しい入院患者さんが、今度は凄く明るい感じの人だった。その人が居るだけで病室の雰囲気がガラリと変わった。毎日、「皆、大変さは同じだから頑張ろうね」と何度となく声がけをする。「Yさん、暇だから少しお話しましょう」とか寝たきりだったおばあさんも寝ながらだけど私たちとお話しするくらい元気になった。私以外の病室の仲間さんはガンの患者さんだった。「ここの病院ってさあ、ガンってはっきり言うんだよね。告知がどうのこうのって問題じゃない。でも、治る見込みがあるから言うんだと思うのだろうけど」などなどその人(Mさん)は、今回、新しく抗がん剤を打つのに様子みるために入院していたんです。
病室の皆が調子いい時は、本当に私を初めこの人たちは本当に病人なの?というくらい元気でした。病院の食事は美味しくないと文句をいい、売店からお菓子を買ってきて近所でお茶飲みでもしてる感じであ~でもない、こ~でもないとたわいもないお話をする。唯一の息抜きという感じでした。丁度、私も担当医師に「検査の結果よければ、そのチューブ刺したまま退院して行って下さい。後は外来で処置しますから」と言われたとき「え~!!」って感じで凄く心細く感じました。早速、その医師とのやり取りを見てたMさんが、いろいろ私の不安ごとを聞いてくれた。ありがたかった。で、グチグチ言ってる最中にまた担当医師が戻ってきて「チョッと肝機能の値が気になるのでまだ退院急がなくてもいいから」と、なぜか退院の延びたことに安心しました。Mさんは、経過が良かったので二週間で退院していきました。寂しくなった。
この調子だと、寝たきりおばあさんと私どちらが早くできるかというような雰囲気。Mさんのあとに病室に入ってきたIさん、第一印象てきにはツンツンしてチョッと苦手なタイプと思ったけど。いろいろ話してるうちに印象と正反対にあっけらかんという性格にまたまた楽しみも増えた。そのIさんは、何度か入退院をしていたので病院の裏事情にも詳しいくらいだった。へぇ~、へぇ~と何度も思ってました。
私は、病室の仲間さんには恵まれたようです。1ヶ月強の長い入院生活ですが、いろいろ勉強になりました。お互い、身体的に皆大変だけど思いやりがありました。どんな時でも、人との出会いってすばらしいですね。

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2 コメント

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大変だったのね・・・ (taku-taku-takkun)
2004-10-07 12:55:37
入院生活って、大部屋だと、それなりに気遣いがいるから、大変だよね。

たしかに、同室の人で、その入院生活が、左右されるほど、大きいよね。



私も、一月ほど、肝臓と腎臓で入院したことがあります。

2人部屋で、同室は、年の行ったおばあさんでしたが、食事の上げ下げとか、わたしがやってたよ。

いいおばあさんでしたから、気持ちよくできたけど、そうじゃなかったら、どうなってたか(笑)。



とにかく、あまり、頑張りすぎず、のんびりして、良くなってね。
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大部屋の気遣い (ヨシ)
2004-10-08 13:37:14
本当に、大部屋だと気遣いが大変。

それに、私って人見知りもするし、人付き合いも苦手。

同年代の人だったら話も合うんだろうけど、親と同年代だったりその上の方ばっかり、たまに、「今の若い人たちは・・・」などと耳の痛いお言葉もありましたよ。

でも、皆イイ人で良かったです。



因みに、同室だった寝たきりおばあさん、私も退院し、Iさんも退院してしまったら凄く寂しくなったようで・・・今まで一人でポータブルだったけどトイレ出来てたのが看護婦さんの手が必要になったようです。少しは、病は気からなんですよね。
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