母が勝手にディサービスを辞めてしまった
母と同居している義妹の怒りはすごくて
あまりの剣幕に様子を見に行くことにした
母曰く
ディサービスさ行ったっておもしぇぐね
朝、利用者全員が揃うまでずっと何もしないで待っている時間がいやだ
家から大通りまで出るのが億劫
朝、誰も手伝ってくれない自分ひとりで支度するのがとても苦痛
ちゃんと話を聞いてみるとそれなりの理由があるのだ
義妹は わがまま 自分勝手と母を非難するがゆっくり話を聞いてほしい
きっと母に合うディサービスが見つかるはず
母を責めるだけでなく問題を解決するにはどうすればいいか
行動をおこしてほしいものだ
弟は退職してハローワーク通い
少しのんびりすればいいのに と余計なことを言ってしまったが
うちには俺のいる場所がないんだ という
夫にはそんな思いをさせなかったのは私の誇りだ
そんなわけで老犬を抱えているので何泊も家を空けるわけにもいかず
一泊で母を東山温泉へ連れて行った
東山温泉 原瀧
部屋に温泉がついていて
移動しなくても楽しめる部屋を予約した
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/2f/f29aa2a3226d8f9803e392adf2151f73.png)
部屋の脱衣所には
マッサージ機がおいてあり
清潔な空間にとても満足
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/aa/17b8dd51f9aa71f418bb4f1ca2c7176a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b3/42287f44eb27e32511f595cdcab88842.png?1726979543)
食欲旺盛
なんとか身の回りのことは自分でできる
また連れて行こう
久しぶりに陽祐の夢を見た
家に帰ってきた息子
私は思わず陽祐の腕にしがみついた
この子は生きている 感じる 触ることができる
もう離さない お願いもう行かないで
陽祐は困ったような顔をして目をそらす
そのしぐさをみて私はつい手を放してしまった
消えた 息子がまた消えた