SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

「邪魔」を読んだ。

2013年03月04日 16時38分51秒 | Weblog
ネットで調べた、お勧め小説をアマゾンで4冊買った内の1冊。

長編小説だな。

読み終えるのに半月かかった。

この物語の登場人物、どの人も嫌だな。

今の自分の方がいいって思った。

金持の汚物のような社長も部下も、スーパーで働く軽薄なパートのおばさん、共産党もどきの政治結社のクズ達も、

体裁主義の警察、腐れヤクザと、ヤンキーのガキ、及川家族・・・こんな連中誰一人とも、知り合いになりたくないなあ。

及川響子って美人なのかなあ?魅力ある女性のような気もするけど、軽率で判断の乏しいおばさんだ。

子供の幸せを一番に考えていた割には、最後には簡単に子供を捨ててしまう自分勝手な思い込みと軽薄さは、現代の母親の本性なのかもな。

同じように久野刑事も利用され、最悪の結末を迎えるけど、同情もできない。

しかし、中盤に義母が亡くなっていたと告げられ、ここからオカルトになるわけ??って驚き、どう展開するのか?

期待したが・・・・なんだか、うやむやになったようだな、久野の夢だったのか?かったるい内容になってしまった。

まあ、それは置いておいたとして・・中盤から、予想していた通りの結末、人間クズばかり的な、後味の悪さがこの物語の魅力だと思った。

この物語は実に現実的だよ。・・・人はみんなろくでなしだ。