まだ暗い5時前・・・父ちゃんがベッドから離れて転倒しました。
聞き取れない呂律を繋ぎ合わせると『親父と妻と娘が刺されたから、警察を呼んでくれ』と言っています。ベッドの脇に置いてある椅子を持ち上げようとしていたらしいです。
目を見ると左右にキョロキョロ震えています。
『犯人がまだそこにいる』から『警察に電話してくれ』としきりに訴えるのです。
とにかく『そんなことは無いから、トイレに行って寝ようね』と言って、おむつ交換をしてベッドに寝かせました。
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これで安心・・・と思っていたところ6時過ぎのことです。再びベッドから離れて床に転がっています。
今度は『お袋が居ない』の一点張り・・・。そんなことはなくて、ちゃんとベッドでばあちゃんはスヤスヤ眠っています。目が見ている方向がやっぱり変です。現実が見えていないのか、幻覚を見ているのか・・・分りません。床にはオムツから漏れ出した大量のお小水が・・・。
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日が昇って明るくなると、なんとなく落ち着きを取り戻してきました。
今日は病院に担当の先生が居ない日なので連れて行けません。今日一日様子を見て、明日病院に連れて行くことにしました。
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私もほとんど眠っていない状態だったので、父ちゃんが安定している時を見計らって休んでいましたが、しょっちゅう大声を出すので休んでもいられません。
今日一日で、年齢が子供から50歳代まで様々に変化しました。そして、空中を見て何者かと会話しているんです。こんな症状は10年ぶりくらいです・・・いや、もっとひどいかも・・・。
とにかく明日、病院に行ってきます。
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ばあちゃんがショートスティに行ったので、思いっきり羽を伸ばそうと思っていたのに・・・。残念です。
今晩も父ちゃんがベッドから起きだして転ぶんじゃないか・・・。怖くて眠れそうにありません・・・。