ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

グジュグジュ、クシュン!

2010-04-25 20:32:44 | 自宅介護

昨日、雨の中散歩に出たチィさん

鼻水グジュグジュ

クシャミ頻発

赤鼻の風邪ひき猫になってます。

母ちゃんにピッタリ寄り添ったり、オイラの膝に乗ったり、ストーブに乗ったり・・・暖を求めてウロウロ・・・丸く猫ダンゴになってます。

でも食欲は旺盛なので心配することはなさそうです

とりあえず涙目に目薬をさしてあげて、ご飯は温かくしてあげています。

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母ちゃんはチィさんを心配するあまり、不穏に陥るヒマもありません。

『チィ子がクシャミしたよぉ』

『こっちにこい、あったかいぞぉ』

チィさんはカワイソウだけど、母ちゃんには良い刺激になってるかな。

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ばあちゃんの後祭壇の周りには、頂き物のお菓子や果物がてんこ盛りです。

まずは日持ちのしないものから食べ初めていますが、なんせ量が多くて・・・

今日の『マスクメロン』はしっかり熟してて美味かったぁ

パイナップルはカットして冷凍庫に入れたし・・・

かんきつ類はしばらくもちそうだし・・・

羊羹は3ヶ月くらいもつのかな・・・

強敵は大量のマドレーヌだなぁ・・・

お昼代わりに食べようか。

・・・ってなわけで、当分お菓子は作れませんねぇ・・・


久しぶりの外出

2010-04-24 20:53:56 | 自宅介護

ショートスティから帰ってきてからというもの、歯の痛みを訴えていた母ちゃん・・・

なかなか食がすすみません。

仕方が無いので『バナナミルク』や『おじや』でおなかを満たしてもらいました。

硬いものが食べられなくなってきたので歯科に連れて行くことに・・・。

部分入れ歯が歯肉に当たって、白く潰瘍が出来ちゃってたんです。

とりあえず応急処置として、入れ歯を削っていただきました。

歯茎が痩せてきてるのと、小さな虫歯が見つかったことで、しばらく歯医者さん通いが続きそうです。入れ歯は新たに作ることになりそう・・・。

歯科の帰りに、『買い物に行ってみる』と聞くと『うん』という返事。

中型の複合施設に連れて行きました。

スーパーに衣料品店、100均、ドラッグストア、書店、古書店、古着店などの複合施設に母ちゃんを連れて行くのは初めてです。

でも母ちゃんってば、『おなかすいたぁ、スーパーだけでいいよ』と言い出したので、食品売り場だけを巡っておしまいです。

母ちゃんの好きな『握り寿司』と『甘塩鮭』、小さな日本酒を買って帰りました。

欲しいといっていた長袖Tシャツは、別の日に買いに行ってあげましょう。

家に帰るとさっそくお寿司をパクパク

痛がって何にも口にしなかったのがウソみたい

1パック12貫の握り寿司をぺロッと完食しました

回転寿司でさえ4皿、5皿しか食べないのに・・・

よっぽどおなかがすいていたんですネェ・・・

歯の痛みが治まったおかげで、夕飯もしっかり食べてくれました。

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今日も二組のご近所様が弔問に訪れてくれました。

ほんにまぁ、ありがとうございますぅ。

黒ラブ・ビビちゃんのお母さんが、母ちゃんに『がんづき』を持ってきてくれました。

そのがんづきはとっても柔らかく、歯が痛い母ちゃんでも美味しく頂くことができました。

いつもいろんなものを頂戴して、ありがとうございます。

今度、『桜のシフォンケーキ』を作って持って行こーっと

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今日のチィさん。

朝・昼・夕のお散歩が日課になりました。

朝は10分、昼は5分で帰ってきちゃってます。

夕方、15分ほどで帰ってくると、自慢のシッポの毛が大きく逆立っています。

何かに追いかけられたのかなぁ・・・

シッポを太くしたまま、ごはんをモリモリ食べてました

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オイラのオーブンレンジ・・・修理代が4万円を越えるとのことで、修理を断念しました。

4万円もあったら新しい物が買えちゃうでしょ。

電子レンジの機能は使えるので、そのまま使用することにしました。

オーブンは2万円くらいのものを通販で購入しようかと、ただいま機種を選定中です。

ま、オーソドックスなデ〇ンギ社製でいいかなぁ・・・。


眠くて眠くて・・・

2010-04-23 20:43:42 | 自宅介護

昨日ショートから帰ってきた母ちゃん。

1週間ぶりの在宅介護です。

昨夜は4回のトイレ介助でした。

ばあちゃんの通夜・葬儀の間は意外にも沢山睡眠時間がとれたのに・・・

せっかく元に戻った生活リズムがまた狂っちゃいました。

葬儀屋さんとのばあちゃんの四十九日と父ちゃんの一周忌の打ち合わせが終わった途端、ものすごい眠気に襲われて少し横になったのですが、横になればなったで眠れず、脳みそに薄い膜が張ったような感じです。

そんな感じでボーっと過ごしながら、弔問客のお相手をしたり・・・

チィさんは眠ってばかりでつまんないし・・・

そうしているうちにディサービスから母ちゃんが帰ってきちゃったし・・・

パッとしない一日でしたぁ・・・。

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今日の母ちゃん。

冒頭にも書きましたが、トイレ介助が4回。しかも朝方の集中攻撃でした。

朝食までの間は不穏は無かったのですが、朝食後からディのお迎えまでの1時間くらいの間、記憶の混乱が見られました。

ショート中に誰かに『1万円を借りたから返さなきゃならない』と言い出したんです。

もしも実際にそんなことがあったのなら、施設側から連絡なり報告があるはず・・・つまりは母ちゃんの思い違いなんです。

『そんなこと無いよ』と言っても納得せず、挙句の果てにタンスのへそくりを密かに持っていこうとしたらしく、立ち上がってこけそうになってるし・・・気がつかなかったらポケットに入れて持って行ったでしょうね・・・。そして、失くして、『盗まれた』って騒ぐんだろうなぁ。

お金の他にも『タバコを1箱借りた』とか『服をもらった』とか・・・言い始めたらキリが無い。

迎えに来た職員さんに報告すると、やはり母ちゃんの思い違いだということがハッキリしました。

母ちゃんのへそくりは没収しちゃったほうがいいかな。それとも小額だけ入れておこうか・・・。

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今日のチィさん・・・

雨降りなのに外に出て、10秒で帰ってきました。

それからはずーっとストーブの『ぬし』になってます。

ストーブの上で箱座りしてる姿は、『ご隠居様』のような貫禄があります。

赤い座布団とちゃんちゃんこでも作ってあげようかなぁ・・・。

そういえば・・・ばあちゃんが敬老会でもらった赤い座布団があったっけ。

チィさんにあげちゃおうかねぇ。


初七日

2010-04-22 21:06:12 | 自宅介護

ばあちゃんの初七日を迎えました。

タイミングよく、今日はお寺さんの大般若法要の日・・・

一人でお寺に行っても沢山の人々がいたので寂しくありませんでした。

あまりにも沢山の人だったので、板の間で正座をするはめに・・・

足はしびれたけど法話は面白かったぁ

法要が終わって帰ろうとすると、ご本家さんに呼び止められました。

『家さ寄って、お茶っこ飲んで休んでってぇ』

先日のお礼がてら、寄らせていただきました。

お茶を頂きながら猫の文太君をぐちゃぐちゃいじくって遊んじゃいました。

帰り際お米と白菜を頂戴してしまいました。

お土産の八橋・・・喜んでくれたかなぁ。

村役場に行ってばあちゃんの除籍謄本を申請するも、まだ町役場からの連絡が無いとのことだったので、書類が出来次第郵送してもらうことになりました。居住地と本籍地が違うって、やっぱり不便ですねぇ。

銀行さんの手続きも年金の手続きも無事に済み、ようやく一段落した感じです。

・・・あーぁ、疲れたぁ

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18日・・・

納棺も済んじゃったし、通夜は翌日。

丸々一日暇でした。

兄ちゃんが持ってきた本を読んだり、時折ばあちゃんの顔を見に棺を開けたり・・・

午後にはお寺さんにご挨拶に行きました。

お布施の額を相談したり、ばあちゃんの戒名をお願いしてきました。

戒名にはばあちゃんの名前のイメージの漢字一字を入れてもらうことにしました。

お寺の帰りにお墓の掃除をしようと思いましたが、生憎の雨模様・・・

掃除は翌日改めてすることに・・・

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19日・・・

今夜の通夜に備えて、菓子類の買出しに出かけました。

お墓の掃除にも行ってきました。

またまた通夜までの時間をダラダラ過ごしてました。

午後4時、通夜の開始時間です。

和尚さんが到着したというのに、身内のいつもの遅刻常習犯が相変わらずの遅刻・・・

会場に来て下さっているのは親族だけではないので、お待たせするわけにはいきません。

定刻より5分遅れで始めてもらいました。

喪主挨拶ではちゃんとメモ書きを見ながら話し始めたのに、途中から大量の涙と鼻水でぐじゃぐじゃになり何にも見えなくなっちゃいました。

何をしゃべってるのか自分でも分からなくなっちゃって・・・とんでもなくみっともない喪主挨拶になっちゃいました。

駄目なんですよぉ、ばあちゃんの最期を思い出すとウルウルしちゃって

どうにかこうにか、通夜のおつとめも終了。

通夜振る舞いのお料理が美味しかったなぁ・・・。

昔のように夜通しの通夜ではないので、夜は兄ちゃんと酒飲みしてました。

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20日午前・・・

2年連続で霊柩車に乗るなんて、思ってもみなかったなぁ・・・

兄ちゃんは位牌を持って助手席に、オイラは遺影を持って棺の脇に乗りました。

わが町の火葬場は高速焼却炉なので1時間で焼きあがります。

その間、皆さんに軽食と菓子類を振る舞い、焼き上がりを待ちます。

甥っ子がワクワク・ソワソワしながら、何度も焼却扉に行ったり来たり・・・電子レンジじゃないぞぉー。

ばあちゃんの骨は、思っていたとおりスカスカでした。

父ちゃんの骨の3分の1くらいしかなかったです。

陶器製の入れ歯の『歯』がピカピカ光っていました。

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20日午後・・・

葬儀です。

またまた喪主挨拶はグッチャグチャ

どうしてもばあちゃんの最期を説明できません。

皆様、どーかお許しを・・・

付け法事では、いらっしゃる予定ではなかった方が2名も増え、お膳が足りなくなるハプニングがありました。

が、和尚さんの計らいで、仏様の分のお料理を回していただけたので助かりました。

もう一膳足りない分は、姪甥の分を使わせてもらいました。

お料理が足りなかったね。ゴメンネ。

最期までゴタゴタ続きでしたが、なんとかすべてが終わりました。

兄ちゃんを駅まで送り、チィさんを動物病院に迎えに行きました。

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大雑把ですが、ばあちゃんの最期から葬儀までを振り返りました。

後々思い出したことがあれば、また書こうと思います・・・

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夕方・・・母ちゃんがショートから帰ってきました。

意外と冷静に、ばあちゃんの遺影と対面しました。

一連のことを少しずつ話して聞かせていると、

『ところでさ・・・だれが死んだの

オイラ、思いっきりズッコケましたよぉ

でもね、もう一回ちゃんと教えてあげるとちゃんと納得してくれました。

明日覚えていてくれるかは定かではありませんけどね・・・。

母ちゃんと話をしている最中、ずっと母ちゃんに寄り添ってくれているチィさんが、やけに頼もしく見えました。

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ところで・・・

オイラが役所巡りに出かける時、お留守番のチィさんのために1台のFFストーブを点けて出かけたはずなのに、帰るとやけに寒々しい。

チィさんってば、スイッチ・オフしてくれちゃったんですねぇ・・・

火の元用心ってことなんでしょうかねぇ。

チィさん、オイラのお布団に入ってグースカピーと眠りこけてましたっけ。


タラコまぶた

2010-04-21 21:49:27 | 自宅介護

やっぱりね・・・

朝起きると『タラコまぶた』になっちゃってました。

パッチリ二重が超巨大二重に・・・

まるでピンクのアイラインを引いたみたい。

近所の小母様方には『眠そうだねー、ちゃんと寝なさいよー』なんて言われるし・・・。

でも寝ていられません。

朝一番から弔問客があったし、お昼前にはそのご近所の小母様方が集団で弔問にいらっしゃってサロン状態になっちゃったし・・・。

まあね、それはそれで大爆笑有りでとっても楽しかったんです。良い気分転換になりました。

午後にはタラコまぶたも少し治まって視界良好になったので、諸届けのために町役場に行ってきました。

後期高齢者医療保険の届出をしていると、ついでに父ちゃんの還付金が少しある事も分かったし、他のお役所の緒届けの仕方も教えてくれたし。至れり尽くせりの役場で大助かりです。

帰宅後は社会保険事務所に電話して必要な書類を聞きました。昔に比べるととっても親切なんですねぇ・・・。さっそく明日、村役場の帰りに行くことにしました。

明日は忙しくなりそうです。

まずはお寺に行って、村役場、社会保険事務所、銀行・・・母ちゃんがショートから帰ってくるまでにすべて終われるかなぁ・・・

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17日・・・

ほとんど眠れぬまま朝を迎えました。

貸し通夜会場にはばあちゃんとオイラだけ・・・

ばあちゃんのキレイなホッペに見とれていましたっけ・・・

叔父が迎えに来てくれたので、ひとまず家に戻って朝食。

ばあちゃんを一人にしておけないので、叔母と叔父に先行してもらい、オイラは母ちゃんをショートに預かってもらうべく施設に電話。チィさんを預かってもらうべく動物病院に電話。それぞれ了解を得ることが出来たので一安心です。

母ちゃんってば、叔母が付いていてくれたことに興奮したのかほとんど眠っていなかったので、目がすわってます。

『母ちゃん、ばあちゃんの葬儀に行く?』

『(首をプルプル)行かない』

『ほんとにいいの?』

『うん、行かない』

ショートのお迎えの車にリフトで上がるとき、ちょっぴり涙を滲ませていたそうです。

ごめんね・・・母ちゃんに付きっきりで居られないから・・・。

さてと、今度はチィさんの番。

案の定キャリーバッグの中では『ニャウォーン、ニャウォーン』と大騒ぎ・・・。

動物病院に入ると猫ちゃんばかり3匹が診察待ちでした。

他の猫ちゃんにつられたのか、すっかりおとなしくなったチィさん・・・

ごめんね・・・終わったら迎えにくるからね・・・。

午前中のうちに数名の弔問客あり。

御本家様もいらしてくださいました。

通夜会場では夕方まで何もすることがありません。

ばあちゃんを囲みながら、コーヒーすすってくつろいじゃってました。

午後3時頃兄ちゃん到着。

雪で交通がメチャクチャなのに・・・お疲れ様でした。

和尚さんが枕経に来てくれました。

お経のすばらしい声を聞いていると・・・

暑さでしおれかけた白菊の葉が『ニョキっ、ニョキっ』って・・・

目の錯覚かなぁ・・・。

叔母(長女)、叔父(次男)、従姉妹も到着。

4時半からの湯灌・納棺の儀式を待つばかり・・・

ばあちゃんの思い出話にひたっていると、

『・・・チーン・・・』

ザッと皆一斉にばあちゃんを見ます

誰もばあちゃんに触れられる距離にいないのに

『・・・鳴ったよね・・・今・・・』

『・・・おんばさんが来てるんだね・・・』

皆がが同時に聞いた音は、やっぱりばあちゃんだったのでしょうか・・・。

そうしているうちに湯灌の儀が始まりました。

ちょっと高額な儀式だけど、叔母と叔父には是非見てもらいたくて施行してもらいました。

やっぱりやってよかったぁ・・・

みるみるキレイになっていくばあちゃんを見て、叔母も涙ぐんでいるようです。

シミの無いほっぺに薄化粧をしてもらい、ピンクの口紅を施してもらうと・・・97歳には見えないくらいキレイなばあちゃんになりました。

セットで用意されていた白足袋ではなく、オイラがお誕生日に買ってあげた赤い花柄の足袋を履かせました。

そして・・・皆で納棺・・・。

とってもすばらしい儀式だったと思います。

暦の関係で、通夜は19日、火葬・葬儀は20日となりました。

18日は丸々一日なーんにもしないで、兄妹二人でばあちゃんを見守っていました。

・・・つづく・・・

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今日のチィさん。

来客があるといつもなら2階にすっとんで行くのに、弔問客がご近所様ということもあって、ずっと1階でのんびりしていました。

テラスの陽だまり、母ちゃんのベッド、出窓の陽だまりを渡り歩き、ついには重いテラス戸を一人で開けて日光浴なんかしちゃってます。

『寒いから閉めちゃうよ、自分で開けて入っておいでよ』

・・・ホントにテラス戸開けて入ってきたよ・・・

自慢げに『ニャっ(ただいまー)』って

入ったら閉めてよね、もう

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さてと、明日は母ちゃん帰ってくるし、パンでも焼いておきましょうか。