♥お昼前に旅行会社の車がやってきて、ウブドに移動。実はその前にオモチが部屋の鍵を忘れて外に出てしまい、ホテルスタッフのみなさんが汗だくになって窓を壊して開けてくれ事なきを得たというエピソードが。しかし書くとまた腹が立つので割愛する。
♥車に揺られて到着したウブドは、都心からちょっと離れているためかゆったりしたムード。塩水プールなどもあって、こぢんまりとしてかわいい♪
♥ホテルでちょっとだけ休んだあと、徒歩で散策することに。ブラブラ歩いて疲れたところにあったお店でチャンプルーごはんをいただいた。沖縄と同じ言葉だけど、バリは「なんでも乗せごはん」のよう。野菜やカレーなど、数種類のおかずがごはんのまわりに盛られたワンプレートもの。でも食品目の数が多くてうれしい。カタコトだけ日本語が通じるこのお店、あとでガイドブックを見たら知る人ぞ知る穴場だったみたい。地元の人もランチに来る、フレンドリーな店だった。
♥おなかがいっぱいになったので、歩いて市場へ。なんだか不思議なにおいがする。スパイスのような、果物のような。。。とにかくみんな日本語が上手! いつも自分の隣にいる日本人よりもうまいと思うほど。ぞうりを買おうとしたのだが、いいなと思っていた店は早々に店じまいしてしまって買えなかった。なのでフレッシュジュース屋さんでジュースと氷ゼリー(地元の人気おやつだと言っていた)を注文。甘い! でも今まで食べたことのない食感のゼリーはふしぎ味! 大好きなタピオカが入っていたのでニンマリ♪
♥いったんホテルに戻り、汗いぱいの服を着替えてから再び市場付近に。レゴンダンスという、バリの踊りを鑑賞するためだ。いつものごとく張り切りすぎたオモチにせかされて1時間前に会場へ。当たり前だがまだだれもいない。ぽつんと最前列ど真ん中に座ること30分、ようやくばらばらと観光客たちが集まり始めた。
♥やがて楽器が鳴り始め、踊りが始まった。トランス状態で踊る女神や悪魔たちに大興奮! “何かに取り憑かれたように”という表現がぴったりの、おごそかで激しく、華やかなダンスが繰り広げられた。上演中、舞台の上から魔王の役の人(下の写真中央)に握手を求められて、つい出ていってしまった。魔王のダンスは踊る人の感情をアドリブで表現するものらしい。魔王が親指を立てて「グー!」というジェスチャーをするので、思わずヨーコもニヤリと親指を突き出した。握手はヨーコとオモチだけしたのだが、隣にいた外国人の女の子(たぶん高校生くらい)は断固拒否していた。怖かったのかな。。。
♥ショー終了後、観客も出演者もそのままばらばら帰途についた。日本では出演者がそのまますぐ帰ることなんてない。けれどこちらでは衣装のまま、バイクにまたがる人やトコトコ歩いて帰っていた。こののんびり感、いいなぁ。おそらくこのショーに出られる人は踊り手さんの中でも上位の人たちなのに(事実、ホテルの人に聞くとショーに出ている人は小さい子のあこがれなんだそう)、なんか自然体。ヨーコたちもとことこ歩いて夕食を食べる店を探す。ウブドは21時すぎだと開いている飲食店が少なくなる。その中で、今回は外国旅行者が多いカフェレストラン(ちょっと高めの店だった)に入った。なんとなくムードでお酒なんか飲んじゃって。バリの椰子酒をフルーツジュースで割ったもの(けっこうキツイ。ヨーコはうまうまだったが、オモチはひと口で真っ赤に!)をいただきつつ、バリ料理をパクリ。あぁ、ウブドっていい!!