ドイツ代表、今月の招集メンバーを発表。招集から一転しクルーゼは今回見送りに。

みなさん、Ciaoヨギです(´v`)ノ
いよいよ始まった３月の代表ウイーク。まずは招集された選手のみんなをご紹介しますね。

【GK】


12　ベルント・レノ(Bernd Leno／レヴァークーゼン／age24)



1　マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer／バイエルン／age29)



22　マルク＝アンドレ・テアシュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen／バルセロナ／age23)




26　ケヴィン・トラップ(Kevin Trapp／パリ・サンジェルマン／age25)

【DF】


14　エムレ・カン(Emre Can／リバプール／age22)



15　マティアス・ギンター(Matthias Ginter／ドルトムント／age22)



3　ヨナス・ヘクター(Jonas Hector／ケルン／age25)



5　マッツ・フンメルス(Mats Hummels／ドルトムント／age27)



2　シュコドラン・ムスタフィ(Shkodran Mustafi／バレンシア／age23)



16　アントニオ・リュディガー(Antonio Rüdiger／ローマ／age23)



4　セバスティアン・ルディ(Sebastian Rudy／ホッフェンハイム／age25)



25　ヨナタン・ター(Jonathan Tah／レヴァークーゼン／age20)
この２月に20歳を迎えたばかりのター君が、前評判通りついにA代表に招集！　歴代のU代表を経験してきた長身のCBとして期待がかかります。

【MF】


24　カリム・ベララビ(Karim Bellarabi／レヴァークーゼン／age25)



21　ユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler／ヴォルフスブルク／age22)



8　サミ・ケディラ(Sami Khedira／ユヴェントス／age28)



20　クリストフ・クラマー(Christoph Kramer／レヴァークーゼン／age25)



18　トニ・クロース(Toni Kroos／レアル・マドリード／age26)



13　トーマス・ミュラー(Thomas Müller／バイエルン／age26)



8　メスト・エジル(Mesut Özil／アーセナル／age27)



10　ルーカス・ポドルスキ(Lukas Podolski／ガラタサライ／age30)



11　マルコ・ロイス(Marco Reus／ドルトムント／age26)



9　アンドレ・シュールレ(André Schürrle／ヴォルフスブルク／age25)　



7　バスティアン・シュヴァインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger／マンチェスター・ユナイテッド／age31)

【FW】


23　マリオ・ゴメス(Mario Gomez／ベシクタシュ／age30)



19　マリオ・ゲッツェ(Mario Götze／バイエルン／age23)



27　ケヴィン・フォラント(Kevin Volland／ホッフェンハイム／age23)



そして、われらがドイツのヨアヒム・レーヴ監督(通称ヨギヨギ)！



また、18日の代表招集リストに入っていたクルーゼ（マックス・クルーゼ選手）ですが、自身の誕生日である翌19日にDFBから招集撤回の通告が入りました。



その主な理由は「代表選手としての自覚に欠けるふるまいが繰り返されているため」というもの。



数年前、所属クラブに無許可でポーカーの試合に出場したことが問題になったクルーゼですが、それ以降も彼は注意を受ける素行を繰り返していました。



実際、2014年のW杯に招集されなかった原因のひとつとして、2013年の11月に行われたイングランドとの代表戦のときにチームホテルの部屋に女性を呼んだという“前科”があったクルーゼ。



昨年10月には遠征先のベルリンで、乗車したタクシーに現金７万５千ユーロを忘れるという事件を起こします。これはクラブの現金所持上限をはるかに超えており、その結果２万５千ユーロの罰金がクラブから課されることとなりました。実はこの報告がクラブから発表されたのが、今月中旬のこと。



さらにそれから日を置かず、クルーゼの選手としての食生活にもメスが入りました。ドイツでは非常にポピュラーなヌテラですが、それを過剰に摂りすぎているということでクラブ内で指導が。



そこでも反省の色を見せなかったクルーゼは、先週末の誕生日に早朝までベルリンのクラブでバースデーパーティーを楽しんでいたそう。そのとき一緒にいた女性に写真を撮影され、それに怒ったクルーゼは彼女から携帯電話を無理やり奪い、写真を削除して騒動に。ところがこの彼女、なんとBildの記者だったことから公になり、再びクラブから２万５千ユーロの罰金がくだされたのです。



さらに時を同じくして、今度は動画系メッセージサービスを経由して自身がヌードで性的なしぐさをしている動画が流出。これが決定打になったのかは定かではありませんが、この１～２週間に繰り返し品性に欠ける行為が行われたということで、これまで注意を勧告していたヨギヨギも怒り心頭に。

招集撤回後のインタビューに答えたヨギヨギは「今回の件に至るまで、自分たちはマックスにはっきり伝えていた。私は選手たちに対して――特にEURO2016の間はサッカーに集中してほしい、と。彼がここ最近で繰り返し行ったふるまいは、あまりにもプロとしての自覚に欠けていて我々を失望させた」と、珍しく厳しい意見を述べたほどでした。



この報道を受け、擁護に立ったのがグロ(ケヴィン・グロスクロイツ選手)。しかし自身も過去に複数回の事件を起こした側なので、いまひとつ説得力に欠けるという印象です。



さて、同じく問題を起こした選手といえば、数年間にわたり無免許および免許証を偽造して車を運転していたことが発覚したロイスの一件。



こちらは下手をすると他人を事故に巻き込みかねないぶん、より犯罪色が強いものでした。個人的には代表追放でもおかしくないケースかと思われましたが、当時DFBは裁判で罰金刑を受け入れたロイスに対し、追加の処罰を課ることはありませんでした。きちんと罪を認めて償っていくのだから、それ以上罰は与えないという温情処置であったのか、それとも車大国であり多くの大手自動車メーカーがあるドイツだったからなのかはわかりませんが、今回が初めての問題であったことや、その後は再犯および事件を起こしていないということで、追放という決定打は保留にしているのではないかと思われます。

何よりクルーゼの場合、ホテルに女性を呼んだことも含めて包み隠さず取材陣に語ることや、SNSでのあまりにも奔放なふるまいに対してDFBが危惧したのではないでしょうか。前回のEUROでは、チームの内情が内部から漏れてしまうというアクシデントに見舞われたドイツ代表。ほんの気のゆるみから起こるほころびを回避していくための措置であったのかもしれません。



ドイツメディアでは今後、クルーゼの代表復帰はないのではという見方がほとんど。EURO2016開催を前に、５月に決定するメンバーはどのような顔が出そろうのか、今後も目が離せません。

では、また☆☆☆☆

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