みなさん、Ciaoヨギです(´v`)
本日はドイツで大きな問題となっている、洪水被害に関する話題をお届けしますね。
ドイツは現在、先月から降り続いた大雨の影響で東部と南部の地域にある川が氾濫、決壊し、山林を超えて市街地までも浸水するという大規模な洪水被害に見舞われています。
こちらはドイツの南部にあるドナウ川。音楽の授業でも耳にしたことのあるあの川が、現在このような状況なのです……!
一瞬、水辺が近い家……とか思っていると、浸水している状態!(lll゜Д゜lll)
このドナウ川とともに増水しているのがエルベ川。軍や地元の人々が被害を食い止めようとしたところ、その努力もむなしく村の全域が浸水したところもあるそうです。
エリアによっては、現在少しずつ状況が改善されてきているところもありますが、その被害は甚大。
政府は日本円にして1兆円近い金額を、今回の被害に充てるということです。
今回の洪水では、野生や飼育されている動物たちも多く被害を受けているそうです。
((´д`))<人間だけじゃない…!
そんな中、洪水により開催が危ぶまれていたみひゃ(ミヒャエル・バラック氏)の引退記念試合が先週行われました。
各地からみひゃのためにビッグネームが集まったこの試合、後日詳細をお伝えしたいと思いますが、みひゃによると同試合の収益から洪水被害のために寄付が行われるとのことです。
また、洪水被害に素早く行動したのがバイエルン・ミュンヘン(FC Bayern München)のダンテ選手でした。
ダンテは王子(フィリップ・ラーム選手)もサポートしている、子どもたちのための組織SOS-Kinderdörfer weltweitに参加しているのですが……。
今回、ダンテは代表戦のためにDFBポカールに不出場。その後、バイエルンの3冠を記念して歌った歌を動画にしたものが自身のFacebookで多数アクセスしたことをきっかけに、その歌をオンラインで販売し、その売り上げを子どもたちのために寄付するという試みがとられていました。
そのさなかに起こった洪水。すぐさまダンテは同曲を洪水被害にも寄付すると発表したのです。
その動画がこのシリーズ。
音源はこちらのi Tunesストアなどで販売されています。
このほか、バイエルンは急きょチャリティーマッチを企画。収益のすべてを洪水被害に寄付すると発表しているほか、ドルトムント(Borussia Dortmund)なども、新シーズンの開幕試合の収益を寄付するなど、クラブ単位でもサポートする動きが広がっています。
また、バイエルン公式ホームページでは3冠記念でスポンサーのT-comが用意した「T-riple」のデザインを反映させたチャリティーTシャツを制作。売上がすべて洪水被害者へと寄付されるそうです。
なによりもまずは水位が低下するよう、そして被害にあった現地の人々の日常が1日でも早く取り戻せることを願うばかりです。昨年のドイツ旅行で各地を巡りましたが、いまそのエリアが洪水の被害にあっているということを考えると胸が締め付けられます。
余談になりますが、数年前にヨーコの故郷である瀬戸内エリアが高潮の被害にあいました。海水と川の水では多々異なるところもあるかと思いますが、水の被害は水がひいてからも大変です。浸水してしまった家具や家は元の状態に戻すことができません。天災とはいえ、本当に「どうしてこんなことに……」と思うことも多いものです。
ちいさな形でもサポートできるもの、それもサッカーを通じてこのページに来てくださる方に関心の高いものがあれば、今後もお伝えできればと思います。
では、また☆