YS4031 blog

右手にピックとスロットル

5150ネックその5

2018-01-14 14:44:03 | ギター
一昨日金曜日にバンド練習してきましたが、毎日毎日ネックをガシガシシャカシャカやってるおかげで疲れすぎてギター弾きづらいwww
もう疲れすぎてここんとこライ観に行く元気も無いや

20日にテイストさんのライブがあるので今日からネックいじりはお預けしようと思いますw
特に左肘の痛みがハンパねぇです


余談ですが練習会場に使った韮崎ニコリ、私のキャラバンハイルーフは車高短ですが駐車場入り口のバーに当たってしまい入れませんw
ただ入っちゃえば中は余裕な気がする


さて前回の続き



フレットの溝切りです
簡単なjigを作りました(ただのあて木ですw)
ネックの側面に対して89.12度の角度で当て木をしています


 溝切り終了

ノコギリがすげー切れ味で気持ちイイですw




けどそれだけに刃を止めるのが難しいww
切り足りないよりはマシ


 次はポジションマーク

 インチサイズ6.35mmです

ボール盤で2mm弱彫ります


 何故か微妙に1f側に寄っちゃった 笑


 100禁で買ったエポキシで

 接着したら

 サンディング

 次はサイドポジションマーク

これもインチにしたかったがインチの刃がみつからず妥協して1.5mm
でも1.5mmのドリルで彫っても入りませんでした!
仕方ないので1.5mmの刃でグリグリしましたw

 サンディング


ここから”決定的なミスのコーナー”

勢いづいてフレットを打っちゃいます

 自作のフレットプレスファイル・・

って言うカッコイー名前の鉄板www

 フレットベンダ~

ドラえもんみたいになってきたwww
外に転がっていた太い塩ビ管の差込口を利用して作りました

 差込口なので互いの内径と外形がピッタリ

 真ん中に切った溝にフレットのタングをハメて

 ギュゥっとします

 フレットはダメロップ、、いや、ダンロップの#6100

 ボール盤でこんなかんじで

 打ちました

 こんなのもついでに作っといた

おバカさんがフレットを間違えないように

さて、ここは”決定的なミスのコーナー”www

わかる人は通な人

ネックを作り出した最初は工程表も作ってやってたんですが、慣れてくると調子に乗って見なくなるw

そんで『逆反り平面出し』という工程をスッ飛ばしてしまいました 笑笑笑

今回使う原始的なトラディショナルトラスロッドっていうのはただの棒です
これを挿入しただけでは順反りは矯正出来ても逆反りは矯正出来ません
なのでネックをロッドを締めこんで逆反り状態にして指板の平面を出してやります
そうすることで、もし逆反りになった時にロッドを緩めてやればある程度の矯正が出来るわけです

というわけで

 やり直し!

フレットはサイドも仕上げちゃったんだけどwww泣く泣く抜きました
グリップ部を8割方削ってみるとネックが反ってきます(逆反りね)
これは木の習性です
ここからさらにロッドを締め込んで反らせたところで平面出し
かなりネチっこくやって完璧な平面を出したつもりでしたwww

 フレット打ち直して軽く一発擦り合わせ

フレットは1弦側と6弦側を入れ替えてタングの位置をずらしました
ネックの横に置いてあるのは擦り合わせに使うぶ厚いアルミ板です
擦り合わせは先ず#120で軽く削ってみましたが、あらら、、、
1fの6弦側と9~12fの一弦側が低い!!
完璧のつもりだったのに、、、
まあ初めてなんだから失敗もするはねwwそんなに甘いもんじゃないや

指板が完璧フラットならフレットの擦り合わせも手でちょっとスリスリして終わり~っていうつもりでいたが、結構削らなきゃダメだからフレットファイルを買ってからやることにしましょう




やることないのでグリップを9割方まで削りました
今回は私好みで1弦側がカマボコ、6弦側がCタイプで行こうと思います
それってほぼエディのミュージックマン?


今回も長らくお付き合いありがとうございます
続きの作業はライブが終わってからです

残りの作業は
グリップ&全体ディテール仕上げ
フレット擦り合わせ&バリ取り
ペイント
ボディとのマッチング
です

まだまだ長ぇー

5150ネックその4

2017-12-30 15:23:59 | ギター
年末ですね~、、、早いな~
今年はなんだか12月も忙しくてネックの記事もすっかり放ったらかしちゃった
年賀状は家族のを先にやって自分のが今朝やっと終わりました
大掃除は結局年明けですww
そういえばスタッドレスも家族のはやったけど自分のはまだやってないや

さてそんなこんなでネックの話しは久しぶりなので今回写真まみれだし長いですwww
だいぶ作業は進みましたよ



ここからでいいのかな~?ロッド溝を掘るJigを作りました
よくネットで見るタイプw
これだけでも大変www総額1320円です



溝掘りました(足早www)緊張した~w




ここで穴開け。テンションバーとナットの
こういうのも難しいけど上手くいきました
ナットの穴は先ず十字で卦がいておいて2mm位の細い穴を通します
そしてボルトの穴(4mmだっけ?)
裏の8mmは8mmの円を正確な位置に卦がいて目件で開けます
この方法が一番いいかな



ルーターでヘッドに段をつけました
最終的にヘッド厚み14.0~14.3mmくらいになるように
あ、ブラウンエッグの穴を掘るために段を落としたということね



ブラウンエッグとトラスロッドナットの穴は一応Jig作って開けましたが、ネックかJigの側面にでも彫る角度に合わせた線を卦がいといて目件でやるほうがいいみたい
センターには通りましたが縦方向に少しずれちゃったな
今回手持ちに無かった道具はモノタロウさんで購入しました
激安工具で充分ですw
私は木工用ドリルは先端のガイドになる部分の刃を削って使ってます
そうしないと勝手にどんどん掘り進んで泣きをみます



ネックエンドのつばを削り出しました
段々らしくなってくる



試行錯誤のストッパーです
10mmボルトから削り出しました
この方法が一番いいんじゃないかと思って(どうなんでしょう?)
やや歪になっちゃいましたね~www
2個目を作ればもっとキレイにできるでしょうが見えないところだしw
溶接機は持ってないので近所の先輩にお願いしました
調整用のナットは5150なので十文字です



ブラウンエッグも試行錯誤し、しました、、
ボール盤で何とかできないものかと色々やってみましたが上手くいかず
結局ネットで見つけたこの方法、、やってみるとおもしろいです!!



トラスロッドは予め曲げて入れてみました
この方が絶対にいい!っていう方がいたので鵜呑みです



ロッドには一応シールテープを巻きました



ヘッドの成型です
お馴染みの階段工法www



仕上げにはこんなツールを作ってみました
カラーに両面テープでサンディングペーパーを巻きつけたもの
先端のフリーで回転する黒いカラーを片手で持ってやるわけです



思ったよりRがきつかったようですが上手くいきました
#120ペーパーでやりましたが#240くらいの方が良さそうです
ブラウンエッグもきれいに出ました



このタイミングで指板の最後のストレート出し
何故かというと、ロッド溝堀りでちょこっとだけチップしたので補修用にメイプルの粉末が必要なのですw



スカンクストライプを作りました
アメリカサイズの6.35mm幅です
カーブもばっちり!



今回接着はフランクリンタイトボンドを使ってます
モノタロウさんが安いです
あ、ページが長過ぎて打ち込むのに重くなってきたww
接着する時になって気が付いたけどクランプが3個しかない・・・
ので、アルミ板を挟んでクランプしました



乾いたら余分を削り落としてスカンク完了!
がぜんネックらしくなりました~~~~!!!!

アマゾンから鋸が届きました



レザーソーの導突鋸です刃厚0.3mm、切幅4.6mmなので丁度いいんじゃないかな~?
あのコウノさんも使っておられるようなので間違いないでしょう
近所のホムセンにピラニアソーがありましたが切幅が薄過ぎるそうです(安くていいんだけど)



さて年内の作業はここまでです
年が明けたら指板の作業です
いや~楽しいな~
おかげで全然ギター弾かなくなっちゃったwww
年明けは早々にライブがあるから程々にして練習しないとなー


では長いことお付き合いありがとうございます

皆さん良いお年をお迎えください

また来年もよろしくお付き合いお願いいたします

5150ネックその3

2017-12-01 18:28:31 | ギター

では前回からの続き



ネックのアウトラインを削りだしました
やや不手際があったものの修正できる範囲でうまくいきました
・・・それにしても疲れるw
その後全面サンディングして平面、平滑を出しました
特に指板になる面は極力正確に、ですね



次はスカンクストライプになるトラスロッドチャネルを彫る為のjigを作ります
これも厄介です
画像は5150のボディテンプレートを作った時の余り板を利用して作った物です
上の方がうっすらカーブしているこれは何かと言うと
ワンピースネックのトラスロッドチャネルは真っ直ぐではなく弓なりに彫るので、ルーターを走らせるレールも弓なりになるわけです
で、これはそのレールを削りだすためのテンプレート
このjig如何でトラスロッドチャネルの出来が決まるのでとっても慎重です
ウチはバイクショップなのでそこそこの道具はありますが、もちろんギターを作るには足りません
オマケにろくに小遣いも無いので(泣)なるべくあるもので済ませます
今回このjigを作るにあたってヒノキ材とMDF板で1312円で済ませる予定です 笑



ヤフオクで道具を物色してたら余計の物を見つけてしまいました 笑
edの5150とほぼ同じ?
弦を押さえるブロックが現行モデルと違うナットです
フロイドローズといってもフェルナンデスの初期モデル
言ってしまえばニセモノですが私はこれでいいです(妥協!)
これでまた半歩実機に近づく!



ヘッドに付けるテンションバーはedの物より薄めなのでこれは却下です
いつもばっちーお手々を一緒に写してゴメンちゃいwww


やり出したら楽しくてバリバリやりたいが如何せん体に負担が掛かる作業ばかりで疲れが溜まって風邪弾きそうです

年末も控えて忘年会やらバンド練習も控えているので少し手を休ませようと思います
こういうことに焦りは禁物すからね

5150ネックその2

2017-11-22 17:18:41 | ギター
ネックの話しは久しぶりですがぼっちらぼっちら進んでいます

あまり一生懸命やっちゃうとギター弾かなくなっちゃうからwww

とりあえずネックが無いわけじゃないからのんびり慎重にやるんです

つーか、ホントじっくり慎重にやらないと失敗しそうだしw

そもそもネックを作った事無い奴がいきなりワンピースネックっていうのはハードルが高いのです

さて続きですが



とりあえず作業台を作りました

え~と、何だっけ? SPF材だっけ? ホムセンにある安~いのw

長さを揃えていないのは色んな作業でクランプしやすいように(たぶんきっと使いやすいはず!)



テンプレートを切り出しました

こちらはMDF・・・だっけ?

2枚あるのは22フレットでツバ出しだから長さの違うのをね



アイチ木材さんから取り寄せた材

ネックはもちろんハードメイプルで、デカいヘッドまで一枚もんで作れるように幅150mmで頂きました

ランクは2Aで頂いたんですが、ま~、、、今一w

茶色いのはスカンクライン用とブラウンエッグ用のウォルナットです

ギターのこと知らない人には何のこっちゃわからんですよねw



真っ二つに切り分けました

予定外に2本取れそうなので失敗した時の予備とします

でも2本取ろうと思うとキチキチのギリギリですw

今後未知の世界へ突入です

ではまた続きを

5150ネック

2017-10-23 18:09:38 | ギター
MotoGP日本GP、スゴかったですねー!!
ヤマハの活躍があまり無かったのが残念ではありますが、、、w

さてその話しはまた後日

涼しくなってくると工作の虫がうずうずしてくるのです

てことで、私のメインギター5150のネックを作っちゃいましょー!

前から気になってたんです

7フレットの音詰まり、ロッドの空回り、折れたヘッドを無理栗成形・・

夏の間はワンピースネックの勉強をしてましたw

だんだん頭の中で出来る気がしてきたので夏バテの回復を待っていざ!開始するのです!!


図面(雑っ!!)



テンプレート下書き(ほぼほぼ正確!なはずwww)




ネックなんて作るの初めてなのにワンピースってのはちとハードルが高いがガンバります!!