Gレポ：『ひまわりのチャペルできみと』

さぁ、前回のゲーム終わってないんですが、
諸事情でこのゲームが割り込んで参りました。

一体どんなことがあったんでしょうか、御覧ください。


テーマは学生結婚だそうです。（←？

今回のソフトは『ひまわりのチャペルできみと』です。

かなり前に『秋桜の空に』ってゲームをやったんですが、
そのゲームはシステムが結構お粗末で、キャラデザインもちょっと微妙でした。
しかし、シナリオが笑えるほど面白く、結構お気に入りのゲームになりました。
中でもキャラクター独特の口癖「～カナ？～カナ？（二回言うなと突っ込まれる）」「～風味」が
他のゲームでもパロられるほど隠れた名作･･･だったと思います。

その同じシナリオライターが書いた後継作品がこのゲームなんです。




このライターの人が『らき☆すた』のライトノベルを書いたんですが、
その中でこの作品を出してきたり。
かなり笑える内容と自信満々に自分の作品を表現した作家が他にいたであろうか。



これもちょっとキャラデザインが微妙なんですが･･･。
さらに、DVD-ROMを使ってる割に音声が一切ないという仕様。
これはその分シナリオに力入ってるんでしょうね！

というわけで、買ってから積んで幾年月。
今回、思い切ってインストール＆プレイ！



･･････。



･････････。




つまらないぞこれ。


特に世界の設定がよくわからない。
というのもこれ学園モノにもかかわらず、現実世界とは全く違う設定が
この世界ではこれが普通なんだよとばかりに説明もなく出てきて戸惑います。

一応このゲームのテーマである"学生結婚"
現実世界ではあまりいい印象が持たれませんが、この世界ではそれが推奨されており、
二人くっついた際は学園中が総力を上げて祝福します。

それはまだいいんですが、
話はごくごく普通で平和な学園ものなのに
この世界では数年前に（どっから出てきたかわからないが）魔王討伐の戦争があり、
主人公はその戦いで徴兵歴があるという何言ってんだこいつ？的な設定が組まれています。


まぁ、そんな訳でシステム周りも悪く、
ラノベ風と歌ってるだけあって無駄なシナリオが多くなっており、
この状態で６人ものキャラクターをクリアしなければならないということで、
プレイにはかなりの苦行を強いられる自体に。


しかしながら、ヒロイン自体はなかなか良かったですよ。
特に通称・姫と呼ばれてる子は、元々思いっきりツンツンしてるのに、
落としたらめちゃくちゃデレデレしてまして、
あー、本当のツンデレを久々に見たなって感じがしました。

また、姉キャラを扱っってるのも珍しかったですね。
キャラ的にはビジュアル的にイマイチでしたけど（ぉぃ



ま、それが救いだったのと



このルーン先生が素晴らしい。
見た目通り子供シスターです。
天才的頭脳を持っていて、子供ながら教師をやってます。


だけど攻略出来ません。


減点。

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さぁ、そんな訳で色々文句が飛び出した『ひまわりのチャペルできみと』
あまりのつまらなさにこの４連休使って終わらせましたが、かなり大変でした。
なんでしょう、終わらせたのにまったく達成感がありません。不思議ですね。

さぁ、次回は中断してるあの作品を再会しますよ。
こちらの方もかなりの苦行を強いられています。
ここまでしてやる必要があるのでしょうか。

ではまた次回。


(C)Marron 2005