YSK-BLOG

ゲーム日記とイラストを公開するブログ

ギャルゲーレポート:『タイムリープ』

2012-05-13 | ギャルゲーレポート
今回のゲームソフトは『タイムリープ』です。

これ、なんかエロメインじゃない普通の物語なのに、
全キャラクターが3Dモデリングで動きまくるという、ちょっと珍しいエロゲーですね。
そんなわけで、PCスペック的にも高いものが要求されるので、ひょっとしたらPCがかなりの熱を帯び、
気温が上昇する夏場は出来ないだろうということで、
やるなら今の季節(注:収録時期3月)がいいということで開始します。

ゲーム内の季節は夏なんですけど。




『タイムリープ』
瀬戸内海に浮かぶ島のとある神社。
ここには、幼い頃に両親と別れた子供たちが集い、みんな家族・兄弟同然のように暮らしていた。
学園に通う2年生・黒田誠司もその一人。
しかし、ちょっと乱暴なところもある歩姉をはじめ、
同い年だが妹みたいな悠や、みんなの姉役となっている遥に囲まれながら平凡な日々を送る。

そんな夏休みのある日、神社の境内に一人の女の子が倒れていた。
その子はなんと、歩姉の幼い頃にそっくりで・・・。
ちょっと不思議な夏休みの数日間がはじまる。

テキスト形式のアドベンチャーゲーム。
場面は3Dモデリングされたキャラクターたちが動きまわり、
PCの要求スペックは高めだが、視覚的に演出が凝られている作品である。




こういう全編3Dモデリングでキャラクターが動くギャルゲーってこれまでもちらほら見ていたんですけど、
あまり流行らなく消えて行きましたね。
やっぱり開発費がかかる割にそんなに売れないからなんでしょうかね。
それに、ギャルゲーってのはメーカーもユーザーもキャラが動くより、一枚絵の品質に拘る傾向にあると思うんですよ。
そりゃ顔が良くなきゃ萌えるものも萌えられないし。
まったく、なんという面食い(違うと思う)


さて、内容なんですが、とりあえず・・・このゲームは隠す必要ないのかな?
過去の世界からヒロインの一人・歩がやってくるところから話が始まります。
過去の出来事のはずなのに、当の現在の歩はそのことまったく覚えてなく、むしろ過去の自分と喧嘩する始末。
うーん、性格にもよるのか同一人物に出会ったら喧嘩するもんなんですかね?


両親と別れ、身寄りのない子供たちが集まる神社ということですが、
過去から歩がやってきた例もあり、主人公を含めこの子たちも
なにかしらタイムリープに関係しているんじゃないかと、気になって物語を読み進めてました。
しかし、結果はその辺のことはまったく語られませんでした。
え、ただ単に主人公とこの子たちは両親と別れただけ・・・?

なんだろ、この不足感。
3Dモデリングプログラムで容量使い果たした?


さて、そんな一風変わった映像表現で表されてる今作。
そんな作品も、やっぱりエロゲということで気になるのがHシーン。
そりゃもちろん3Dデザリングをふんだんに使ったイベントとなるだろう、
私だけではなく、このゲームをやった誰でもそう思っていたに違いない。

その結果は・・・

・・・うん、Hシーンは3Dは3Dグラフィックなんだが、
なんとアニメーションムービーでごまかされるという始末。

なんだこれ。

おまけに、主人公の顔が時々アップで出てきて萎え下がるというとんでもない出来。

しかもこのムービーシーン、一部例外はあるが、
すっぱり抜くとなんと全年齢対象ゲームに早変わりするんですね。
通りでフロントウイング作品なのにXbox360やらPS3に移植されまくるはずだ・・・。
話も微妙なのに(ぇ




・・・・。




まぁ、そんなわけで
不満ありまくりの作品なんですが・・・


サブキャラにこんな可愛い子がいるんですよ。

同じ境遇で、一緒に神社に住んでるさくらちゃん。
ちょっといたずら好きだけど、心優しい無邪気な女の子です。

しかも、会話の内容から小学生みたいですよw


まったく、小学生は最高だぜ!!


・・・・。


そんなわけで、『タイムリープ』いかがだったでしょうか。
期待外れも甚だしかったですが、さくらちゃんの笑顔に救われたそんな作品だったと思います(内容関係ないし;)

細かいことはいいんだよ。
以上プレイレポートでした。おしまい!


All Rights Reserved, Copyright(C)Frontwing