日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

サンパウロで買ったもの

2010年08月06日 09時52分54秒 | ブラジル事情
 
 今回のサンパウロ旅行の目的の1つは買い出しであった。

 僕がまず買ったのは日本の食材である。日本と比べればはるかに高いのだが、ポルトアレグレで日本の食材を買うと、その高いサンパウロの日本食の値段の2倍から3倍はする。だから、たくさん買えば買うほどお得になる。

 僕が買ったのはカレー粉。日本では300円前後する大きい箱入りのものが、サンパウロでは8レアルから10レアル(400円から500円ほど)であった。そして、驚くことに、ポルトアレグレでは20レアルから25レアル(1000円から1250円)はする。
 
 僕はバーモントカレーを筆頭に色々な種類のカレー粉を3,4個とシチュー粉も3,4個購入した。これで半年はカレーやシチューを食べることができる!!

 

 そのほかに買った食材はインスタントの札幌ラーメン。1袋5個入りのインスタントを2袋購入した。1袋は約10レアル(500円)した。日本の値段を調べたら、1袋400円弱であった。これはかなり良心的な値段設定ではないだろうか。

 ブラジルでも日清のインスタントラーメンは約1レアル(50円程度)で売っている。だが、その味は完全にブラジル人向けで、お世辞にも美味しいとは言えない。ただ、これしかないから我慢して食べているのである。

 そして、この日清のラーメンを使って、「ラーメン」を作っているわけだが、ポルトアレグレにはラーメンどんぶりがない。スープを入れるような大きいお椀みたいのはあるが、ラーメンを入れるのに適当なものがない。

 そこで、今回リベルダージでラーメンどんぶりを探した。出来ればあの中国風のデザインの陶器でできたどんぶりが欲しかったが、時間もなくて見つからなかった。それで仕方なく、セラミック製のどんぶりを購入した。まあ、デザインはいまいちだけど、落としても割れないし、大きさはちょうどいいからよしとした。

 そして、コンピューターの机の前で作業しながら食べられるように、日本風のセラミック製のお盆と日本の箸を購入した。これで食事を部屋まで持っていくのが楽になるし、机の上におつゆをこぼすこともない。

 このどんぶりとお盆を利用して作った札幌ラーメンが冒頭の写真である。まあ、見栄えは良くないが、やはり汁がいつもと違って全然美味しかった。

 その他には、以前両親が買ってきてくれたが、なくなっていたニンジンやジャガイモの皮むき器。安いけど、皮がスーとむけて、とても便利な優れモノである。また、冷蔵庫の横にタオルをかけるための、粘着テープ付きのタオルかけを購入した。さらに、洗濯物を干すいくつもの洗濯ばさみが24個ついたやつを買った。これは本当に便利なのに、ここポルトアレグレにはない。

 日本は国土が狭いから、日本人は頭を使って、本当に便利な製品を次々と生み出す。やはり日本人はすごいなあと改めて思う。

 今回のサンパウロ旅行で、ポルトアレグレにおける「衣食住」が少しだけレベルアップしたような気がする。そういう意味でも、行ってよかったなあと思っている。



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