日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

日本語の勉強

2013年12月20日 06時04分13秒 | 日本語教育

 クリスマス直前になっても、毎日日本語の授業がある。例年では考えられない事である。

 有り難いことではある。

 最近もう1度日本語教育について、その内容を見直すべき時期かなと感じている。

 1年を通じて毎日授業に追われていると、日本語を真剣に勉強する時間もなく、生徒からの質問にその場で対応して終わらせてしまう事も多い。

 でも、日本語教師として自分自身をさらに高みに持って行くためには、もっと真剣に日本語というものに向き合わないと教師としてのレベルは上がらないと思う。

 率直に言って、初級に当たる日本語能力試験N4までの内容は、16年も日本語を教えているので、もうほぼ完全に頭の中に入ってしまっている。

 それでも、いくつか抜けている部分は確実にあるし、日本語を勉強する生徒の立場から考えたら、まだまだ改善できる部分はあるだろう。

 基本をおさらいし、抜けている部分を埋める作業が必要だと思う。

 そして、初級の教育内容をほぼ100%に仕上げた上で、中級・上級の内容も分かりやすく説明できるようにすべきだ。

 面倒くさい作業だけど、今後授業が減っていく時間を利用して、基礎的な力をつけ直す必要があるなあと思う。それが来年1年を通じて仕事をする上での力になっていくのだろうから。

 プロ野球選手のオフシーズン中の自主トレと同じ。


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