日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

香水生活 IN BRAZIL

2009年09月19日 05時50分29秒 | ブラジル事情
 今日、香水を購入した。前回香水を購入した際に書いたブログは2008年8月28日付けであるから、あれから1年余りが経過した訳だ。前回の購入が人生2回目だったから、今回が人生3回目の香水購入ということになる。

 去年8月に購入した直後は、毎日つけるように努力したが、途中で使わない時期が少しあった。しかし、香水は朝起きた時につけると、臭覚が刺激されて、朝の憂鬱な気分を少し晴らす効果があることに気づいてから、毎日つける習慣がついた。

 でも、100ミリリットルしかないのに、なかなか減らない。9年前に人生で初めて購入した時は、結局4分の1も使わずに、捨ててしまったと思う。そこで、途中から1回シュッとかけるだけでなく、手首に1回、首回りに2回くらいかけることにした。さらに、1日1回じゃなくて、朝会社へ出勤する時、夜大学に授業をしに行く時と使う回数を増やした。

 そして、ようやく1年とちょっとかけて、香水を使い切った。これってもしかしてすごいことなんじゃないだろうか?消しゴムって最後まで使い切ったことないけど、結構香水もそういう類のものなんじゃないかなと思う。

 前回と同じく、ブラジル国産の一流の香水会社であるBOTICARIOの店に行った。店員さんはみんな若い女性で、なぜか香水店の店員さんはすごい可愛いので、必要以上に緊張する。彼女たちがきれいに着飾っているのもあるが、恐らく面接の際に見た目も大きな審査材料になっていると思われる。それってある意味差別だと思うが。

 こういうお店で働く店員さんは、みんな高卒だ。そして、給料が安い。恐らく、彼女たちの給料体系は最低の固定給プラス歩合制だろう。みんな可愛いけど稼ぎは少ない。にも関わらず、見た目にはお金をかけるから、衣服代に給料のほとんどが費やされる。結果、いつまで経っても、経済状況は良くならないパターンに陥る。でも、ほとんどの女の子は給料の低さに耐えられず、やめていくようだ。

 そういった裏事情はともかく、何も知らない僕は店員さんの言われるまま、4つ5つと新発売の香水を中心にその匂いを嗅がされた。それぞれ違いがあるようだが、いくつも嗅いでいると何だか訳が分からなくなる。面倒くさいので、前回買ったのと同じ香水を買ってもいいのだが、また同じ香水を買っても芸がないなと思い、違う香水を買うことにした。

 どれが男性っぽいとか、どういった香水が女性に受けるかとかは分からないが、まあ男の身だしなみの1つとして、香水もつけてますよというスタンスなので、自分が気に入ればそれでいいのだ。取り敢えず、何となく甘ったるい感じのやつのを選んだ。

 69.90へアイス。(日本円で約3500円)。前回買ったのよりは高い。でも、今後1年間これを使っていくことを考えれば、高いとは言えない。また、憂鬱な朝の気分まで治す薬代とも考えられる。日本だと一体どのくらいするんだろう?イタリア製とかだと値段もにおいもすごいのかなあ?この香水を使い切ったら、今度はイタリア製の一流品を試すのもいいかもしれない。何でも一流を知ると、その業界の全体像が見えてくるし、今使っているものとその世界的一流製品との差も理解できるようになるから。

 日本では最近加齢臭とか言うのが話題みたいだけど、僕も中年になって、確実に加齢臭が強くなってきているんだろうなと想像する。その意味でも、香水をつける習慣を身につけつつあるのはある意味タイムリーだったかもしれない。

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